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【#脳内接続点】意識という脳内インターフェイスと「バグ」について

【1】パソコンと脳の役割比較

 生活様式が激変する昨今、あなたの意識はどんなことに接続されていますか?また、それはどれくらいの種類、どれくらいの数があるでしょうか。

 実際のところ、個人の好奇心によって当然のように人によって違いがある事だろうと思います。インターフェイス(=接続点)とは、例えるとプラグの差込口、USB挿入口、コンセント、または端末とインターネットを繋げる回線やWi-Fiなんかも接続点と呼ぶことができるかもしれません。

 よくパソコンの仕組みやスマホの仕組みと人の脳とを掛け合わせて考えることがあります。以下のようにカテゴライズするとわかりやすいかもしれません。

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 簡単に列挙するとこんな感じです。HDDはメインメモリ、SSDは補助メモリです。CPUとはOS(Windows、Android、iOSなどのオペレーティングシステム)を作動させるための命令装置です。

 すごく基本的な話をしていますので、付いてきてくださいね?(・∀・)

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 パソコンやスマートフォンとは、所謂、人の脳の縮図なのです。機械的プログラミングによって、BIOS(キーボードやマウスなどのハードウェアを作動させるための制御システム)によって文字の入力や音声入力を可能にし、パソコンのOSが作動することによってあらゆるソフトウェアを動かすことができます。

 皆さんは、普段の生活で、どうやって手足を動かし、どうして眠気に襲われ、どうして一定時間寝ると目が覚めるのか、どうしてお腹が空くのかを、自身の意思によって設定していますか?していませんよね。

 こうした人体のメカニズムをパソコンの仕組みで置き換えると、オペレーティングシステムが人の身体にも組み込まれていると考えられますね。自分の意思とは別のところで勝手に身体が動き、音を感知し、視覚情報を捉えるなどといったことは元々オートメーション化された状態なんですよね。

 簡単ではありますが、以上がパソコンと脳の役割の比較です。では次にいきます。

【2】パソコンと人のインターフェイスとは

 冒頭でも述べたとおり、パソコンには電源コードの差込口、USBやSDカード、有線イヤホンコードの差込口、高画質入出力用HDMI端子挿入口、ありますね。これらは全て、パソコン本体の接続点(インターフェイス)です。

 そして、インターネットを使用する際に、今は自宅へ光回線を引いて使う最でも、ホームWi-Fiルーターを置いて、複数端末をインターネットに無線LAN接続ができるのが主流でしょう。これもまたパソコンやスマホなどの端末のインターフェイスです。

 さらに、そうした端末と無線イヤホンとをリンクさせて音や映像を送受信し合えるBluetoothもインターフェイスです。

 これら全ての仕組みをコンパクトにしたのが、皆さんが持っているスマートフォンやiPhoneなのです。皆さんもご存じの通り、あの薄い板にいろんなアプリケーションソフトをダウンロードして日頃の生活を便利に、楽しくしていることだろうと思います。

 インターネットは、仮想空間にあらゆる世界の創出を可能にし、誰もが当たり前のように使う生活の一部となりました。ではここで改めて、あなたの意識は普段どんなこととリンクしているか、考えてみてください。

 インターネットでネットサーフィンする時、オンラインショップで買い物をする時、ゲームで遊ぶ時、動画を観る時、音楽を聴く時、具体的にどのアプリケーションソフトに接続するでしょうか。

 ボク自身で言うと、auのAndroidユーザーのため、生活する上ではGoogle系のアプリを使うことが多く、複数のアプリが同期されている状態です。端末が自身の生活履歴を何年も記憶し続けている状態ですね。仮に、他のキャリアへ乗り換えたとしても、Googleのサービス自体は同じアカウントを引き続き利用することができるため、生涯データが蓄積されていきます。

 ただ、アプリケーションソフトで言うと、多くのユーザーはOSに関係なく利用できるLINEやTwitter、YouTubeやNETFLIXを利用しているかと思います。

 閲覧履歴、キャッシュといったものが自身のネット利用履歴やアプリ利用状況を随時データとして蓄積しています。こうした情報は暗号化されているものとそうでないものとがあり、それらを一つのナンバーで追跡可能にしているのがIPアドレスというわけです。

 サーバーが完全に破壊されない限り、ずっと端末利用者のデータが残り続けるということで、自分が死んだ時に全てのデータを削除してもらうようにとある企業に依頼する、といった山田孝之さん主演のドラマがありました。「dele」というタイトルです。Delete、削除という意味ですね。

 人それぞれ個人のアイデンティティの重要性・有用性は、インターネット社会が始まる前まではかなり重視されてきたことだろうと思いますが、端末の普及が大方完了したところで情報化社会が加速的に進行したことにより、データの重要性・有用性が飛躍的に高まってきたと言えます。

 インターネットがあらゆる端末と人とを結び付けた結果、人の人生がインターネットを経由して枝分かれするようになり、あらゆる種類の人々を生み出すこととなりました。

 自分の身体に、パソコンで言うところのUSBジャック、インターネット接続端子、Bluetooth、電源コード差込口、SDカード挿入口などがあることをイメージしてみてください。人がサイボーグ化したとなれば、人が端末となる日もそう遠くはないのかもしれません。

 まずそれをIoTで家電製品が端末化し、今度はAI(人工知能)を搭載したロボットまたは自動車がそれを体現することになるのだろうなとボクは予測しています。その次は、いよいよ人の端末化です。

 ボクらの世代は、その過渡期と言ってもいいかもしれません。今はまだスマホやパソコンなどの1次端末からネット上に接続をするバーチャルイメージの中で生活していますが、いずれ人は端末と融合することになるんだろうなと思っています。

 それで言うとSNS依存者やネトゲ廃人は、時代の先を走り、常に仮想現実・オンラインに時間やお金を投じる割合が高まることで、現実の世界における接続点が減っていくような現象も起こりつつありますね。

 同時に、リアルでの人との繋がりが激減する傾向にあるのは、このご時世の影響もあってか、今後もさらに孤立化していくのではないかという懸念は否めません。

 その上で、これから自分の意識がどんなことと接続されていくのか、というこの表現は適切でしょうか。自分の意識の接続点、これって常に自分の意思で接続しているとは限らないと思いませんか?なんかこう世間的な風潮に流されて気が付いたら接続していたみたいなことも結構あると思うんですよね。

 このベクトルの向きって結構重要で、自分の意思がしっかりと働いているのであれば、不本意な物事との間違った接続はしなくて済むのでしょうけれども、不可抗力的に世間がどうの人気がだからどうので世間ベースで行動を選択させられている人たちは、この1年間でも急増した特別給付金詐欺やら特殊詐欺みたいな事件に加担してしまうことになる気がします。

 結局、インターネット上に、人の弱みに付け込んだような広告が存在することは否定したところで変えようがないところまで蔓延しているため、自分の脳の命令、つまり、パソコンで言うところのCPU(演算&制御装置)がちゃんと機能しない限りは、ポチッとしてしまうことになるんですよね。

 タップしたことがどんなジャンルのことなのかは、クラウドデータに集積されていますから、皆さんが一斉にYahoo!のサイトを開くと、表示される広告はそれぞれに違いが見られるはずです。過去1年間のオンラインショップ購入履歴によってオススメの広告が表示されるため、検索履歴、閲覧履歴というのはその人の意識がこれまでどんなことに向かっているかを表します。

【3】あなたの入力装置

 受容という言葉の意味はご存じでしょう。「受け容れる」ということです。批判一辺倒、非難一辺倒の表現物は見ていてあまり気分の良いモノではありません。受け容れることが困難な物事に対して主観でしか批判・非難できない人の表現というのは、視野の狭さを克明に表します。

 手元にあるスマホやパソコンで、どのWeb媒体(アプリケーションソフト)を使って、どんなことと意識を接続して発信しているか、これはこれからの時代も延々と重視すべき万人に共通する課題ではないかとボクは思います。

 誰もが似たような端末を扱ってはいるものの、人の脳内装置であるCPUが出す命令は人によって様々です。また、それによって不特定多数の人々へ与える影響も均一ではありません。

 表現の自由を訴えかける前に、自制したり、視野を広げるための観察なり調べものなり学習なりをして偏った内容の発信になっていないか校正したり推敲したりすることが大切な気がしますが、その辺は非常に疎かにされがちです。

 もし、人類が悪への理解、犯罪者の心情や心理への理解を放棄したとしたら、罪を犯した人はすべからく罰せられ、社会の外側へ追放すればいいみたいな大雑把で残酷な処理をするようになるかもしれません。

 「どうしてだろう」「なぜだろう」という疑念、疑問を持たなくなると、人は自分が信じる以外のことを拒絶するようになります。そして、「嫌いだ」と露骨にアピールしてそれ以上考えないように放棄するようになります。

 考えるスタミナがない人は、脳内のCPUがバグっているか、ハードディスクドライブのメモリ容量が元々小さいか残量が極めて少ないか、制御装置がバグっていて情報を適正に処理できなくなっているか、どこかに必ず障害が起きていると考えられます。

 パソコンやスマホの動作が鈍い場合、必ず何かしらの問題が生じています。人が自分の脳内CPUのどこにどんなバグが発生しているかといった原因を特定できない以上、その後の人生はずっと偏った考え方で生きるしかできなくなります。洗脳されやすい人がまさにそれです。

 自分のOSである脳を正常に動作させるために、CPUのバージョンをアップデートする必要は誰にでも定期的に訪れるはずです。古い慣習に囚われているじいさんばあさんの言うことは、CPUのバージョンアップをいつからか放棄した結果ではないかと思います。それを巷では「老害」と呼んだりします。

 CPUが完全にバグってしまうと、非人道的な行為に及んだり、モラルハザードに該当するような行為に及んだりして「DQN」に分類されて動画に残り続けることになるのかもしれません。

 Q系陰謀論者の発言は、すでにCPUがバグっている状態もしくはウィルス感染してOSまで再起動できなくなっている状態です。こうなるともはや本来買い替えが必要な状況ですが、脳は替えが効かないのであきらめるしかなさそうです。ディープステートは存在せず、虚像に対して彼らは批判しているに過ぎませんので、茶番劇と同様に見ておくに限ります。存在は否定しませんけどね?(笑)

 人間は、人生に飽きるとどんなことにでも意識を接続してしまう可能性があります。例外な人はいないでしょう。人生順風満帆だと思われていた人がまさかの薬物使用で逮捕なんてことはよくある事です。いや、よくある事だと思わせるほどに常態化していると言ったほうがいいかもしれません。

 人間の脳内CPUを一瞬で破壊するのが危険薬物です。ゼッタイにダメ!!なのです。そうでなくても、精神疾患を患いやすいのが今の時代ですからね。どんな状況に立たされている人でも、否定しないことが大事ですね。事実を認めてあげるだけで良いのです。

 批判しかできないCPUはクソです。否定しかできないCPUはクソです。完全にOSはバグっています。ただ、トラブルシューティングの方法さえあれば、OSは直りますし、CPUのデータ処理速度も復活します。

 CPU的な思考の捉え方、ボクは好きです。「脳は正常に作動しています。」という表示が常にされていれば問題ないのです。「脳はエラーのため作動しません。エラーコード:PF00015236684 カスタマーサポートへお問い合わせください。」とかいう表示が出た時、人は誰に相談すればいいんでしょうね?精神科医ですか?精神科医も正解は知らないはずですよね。解明されていない脳内のことだから。

 やたらと病院に行って薬漬けにされるような習慣は避けたほうがいいと思います。精神安定剤も効かなくなったらだんだん強い薬に変えられていくでしょう?睡眠導入剤もカフェイン剤も痛み止めも何もかも、常習的に服用すれば効かなくなるんですよね。

 病院的洗脳は本当に厄介ですね。素人にはわからないことをさも科学的根拠があるようなことを言いますから。そんなことよりも、人間の持つ自然治癒力を増強するような習慣や食生活をきっちりと伝授してくれる人たちのほうがよほど信頼できるとボクは思っています。

 今回はここまでにしておきます。軽く5000文字を超えてしまう、そんなテーマでした。

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