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【Image Creation LABO】問われる表現力と感性

【1】誰もが何かしらの表現者であるということ

 インターネットが普及し、スマホが普及し、アプリケーションソフトを複数持ち歩ける時代に、人と情報とお金が常にリンクしていて、いつでもどこでも欲しい情報を検索し、欲しいモノを購入することができる生活が当たり前になった。

 おそらく、こうした受け身一辺倒のライフスタイルに、社会全体が飽きを感じてきたのかもしれない。グリーやmixiが発信ツールの一つとして広がりを見せてから15年以上が経ち、今ではFacebook、Twitter、Instagram、WordPressなどといった様々な発信ツールが登場し、人々の生活と切って離すことのできないものへと変わってきた。

 電子文字発信だけではなく、動画発信ツールとしてNetflix、YouTube、hulu、ニコニコ動画、AmazonPrimeビデオ、Voicyが人々の視聴覚をテレビから引き離すこととなり、今となってはテレビ番組の視聴率が何の指標にもならなくなってきている。一先ず二桁確保できれば万々歳といったところだ。

 ボクも気が付いたら発信活動をすることが当たり前の習慣になっていて、そのこと自体に疑問にすら感じたことはなかった。人生時間をどんなことに投じたいのか、万人に共通したこのテーマは時代の流れと共に色を変え形を変え、古い常識や間違った概念をどんどんアップデートしていくためのツールとして影響力を発揮するまでになってきた。

 発信活動によって何を求めるのか、その目的は個人が自由に決めたらいい。ボクとしては、ただ単に金欲しさ目的でやりたいとは思っていなくて、初心「思考の言語化」をただひたすら継続することには必ず意味があると信じて続けている。

【2】良いものは良いという概念も変化する

 自身の興味の行方は今、どんなことに向かっているのだろうかと考えてみると、その大半は「未来」に関することであり、あまり「過去」には意識がなかなか向きにくいなと感じる。さらに言うと、「いま何が流行っているのか」ということには個人としては心底どうでもいいとさえ思っている。自分という人間と世間の流行りやブームを常にリンクさせて選択行動を行っている人たちがあまりに多いように見受けられるけれども、別にそれはそれでいいと思っているのだろうから一切否定はしない。

 しかし、流行りは流行り、一過性のものでしかない。すぐに古いという認識をされるようになっていく。ただ、その一方では、「復刻」させることでかつての人気を再燃させるという狙いも時には当たったりする。新しもの好きな人、古く懐かしいもの好きな人、新しかろうが古かろうがそんなことはどうでもいい人、ホント、いろんな人がいるよね。

 いろんな人がいる中、ボクはというとどれにも当てはまらない。敢えて言うとすれば「変化を好む人」に分類される。何がどう変わってきたのか、何がどう変わっていくのか、そういう変化がとても面白いと思える。結局のところ、未来に興味があるという時点で過去からの変化は追わないといけなくなるため、意識が向かいにくい過去からの変化は面白いということになるのかな。

 自分のライフスタイルに合う、もしくは必要だと思える物事はどんどん取り入れていきたいけれども、世間がどうであるかを判断材料にはしない。ボクもそのうちの一人の人間。こういう人に「新しいモノ」「世間の流行りモノ」を奨めるにあたって、どういう表現が響くのかは考えなければならない。

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【3】感性に訴えかける術

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