改めて横浜ハブってどんなコミュニティ?~WHO is in GSC-Y? vol.2~
『WHO is in GSC-Y?』は、毎回さまざまな横浜ハブメンバーを紹介する連載シリーズです。近所のお兄さん・お姉さんのように、いつもよりカジュアルにお届けします。“GSC-Y(ジーエスシーワイ)”は「Global Shapers Yokohama Hub」の略称です。
こんにちは。グローバルシェイパーズ横浜ハブの藤井優花(以下ゆうか)です。
横浜ハブに寄せられる「どんな人がいるの?」「どんな活動をしているの?」という声。それを元に生まれたのが今回のメンバー紹介シリーズ『WHO is in GSC-Y?』です。
『WHO is in GSC-Y?』は、私、ゆうかが運営するポッドキャスト番組『Dialogue Radio』と横浜ハブのコラボ企画です。毎回、インタビュートークの内容は、note記事で公開されているだけでなく、ブログでは取り上げきれなかった部分をDialogue Radioでも配信しています。HPの他、Apple PodcastやSpotifyでも視聴できるのでぜひチェックしてみてください〜
今回は、横浜ハブの小島久枝(以下ひさえ)さんと、Dialogue Radioメンバーの小林裕貴(以下あごひろ)さんと共にお話していきます。トークの内容はひさえさんがグラフィックレコーディングでイラスト化してくださいました。記事の後半で紹介しているのでお楽しみに!
第二回目は、改めて横浜ハブってどんなコミュニティかお届けします。
Global Shapers Community Yokohama(GSC-Y)は世界経済フォーラム(通称ダボス会議)により組織される、若者の力で横浜に変化をもたらしていくコミュニティです。多様な分野のプロフェッショナルが集い、横浜を拠点とするプロジェクトを多数推進しています。
今回は、横浜ハブのバイスキュレーター(副代表のようなもの)を担当されているひさえさんを中心に、前半ではグローバルシェイパーズコミュニティや横浜ハブでやっている活動について、後半では横浜ハブの魅力を珍エピソードを交えてお話していきました。
グローバルシェイパーズだからこそ、できること
あごひろ:今回は、改めてじっくりグローバルシェイパーズってどんなコミュニティなの?どんな活動をしているの?といった超基礎知識から、横浜ハブの魅力まで幅広く話していけたらと思います。
早速ですが、グローバルシェイパーズって何なんですか?
世界中にシェイパーと呼ばれるコミュニティメンバーがいるそうですね!
ひさえ:グローバルシェイパーズ・コミュニティは、SDGsに関連した活動をしています。例えば、横浜ハブだと教育やジェンダーに関するイベントを開催しています。
グローバルシェイパーズ・コミュニティ自体は、世界に147ヶ所のハブがあって、1万人以上のメンバーがいます。日本にも6つハブがありますよ〜。
ゆうか:グローバルシェイパーズ・コミュニティは、プロジェクト活動だけじゃなく、ユースとして様々な国際会議に参加できるのも特徴かなと思います!
ひさえ:たしかに!グローバルシェイパーズはダボス会議に参加するために立候補できて、過去には横浜ハブからダボス会議に出席したメンバーもいて、日本でその報告会を行いました。誰でも出席するための選考にチャレンジできるチャンスがあります。
(写真:横浜ハブメンバーがダボス会議に参加した際の様子)
あごひろ:ダボス会議って、そもそもどんなことしているんですか?
ひさえ:ダボス会議はスイスのダボスって場所で行われている会議で、2019年には安倍元首相が開会式で話しています。経済人はもちろん、各国の代表が集まって社会問題に対して意見を発したり、気候変動や各地域の課題に対してどういう風に活動できるかって情報交換をしたりする場になっています。
(写真:横浜ハブメンバーがダボス会議に参加した際の様子)
ちなみに、ダボス会議で話された内容はレポートにまとめられて、それをグローバルシェイパーズはネットで確認できるようになっています。
あごひろ:へ〜。ダボス会議とグローバルシェイパーズは密接に関わっているんですね。
ひさえ:そうですね。毎月イベントやセッションのお知らせが専用アプリから送られてきます。英語で情報を取りに行く感じです。
あごひろ:グローバルシェイパーズの皆さんは、自分が取り組みたい課題にフォーカスするだけじゃなく、コミュニティ内の活動を通じて色々な情報に触れることができるんですね。
自分の視座や知見を広げるコミュニティは聞いていて面白いなって思いました。
ミーティングの公用語は英語!?多国籍な横浜ハブ
あごひろ:先ほど、日本で6支部あるって聞いたんですけど、支部ごとに個性とかあるんですか?
ひさえ:横浜ハブは、横浜を拠点に地域に根ざした活動をしたい人が集まっています。あとは、多様なメンバーを受け入れて、チームで一緒にプロジェクトをしようという意識がありますね。
それから、横浜ハブだと、インド、日本、フィリピン、アメリカなど5国籍のメンバーがいます。ミーティングの英語は公用語で、英語と日本語を織り交ぜながらやっています。
あごひろ:横浜ハブでやっているプロジェクトってどんなことがありますか?
ひさえ:今は4つのプロジェクトがあります。
中高生向けの教育プロジェクト、福島のスタディツアーの開催、ジェンダーに対する偏見を取り除くイベントの開催、ベンチャー企業やブロックチェーンについてのイベント開催を行っています。
あごひろ:メンバーになると、興味があるプロジェクトに希望を出して所属していくんですか?
ひさえ:そうですね。新しくプロジェクトを立ち上げることもできて、既存のフォーマットにプロジェクト名ややりたいことを書いて申請することができます。
あごひろ:それって例えば他のハブと共同してプロジェクトを立ち上げることもできるんですか?
ひさえ:基本的には、自分の所属するハブでプロジェクトを立ち上げる感じになりますが、プロジェクトの広報をはじめお互いにサポートすることはあります。
あごひろ:素人目線で話だけ聞くと、みんな真面目で意識高くて敷居が高いかなってイメージを持ってしまったんですけど、実際どうですか?笑
ひさえ:何でも話していいよってカルチャーなので、実はミーティングのチャットでポケモンとか全然違う話題を話すことがあったり、休憩中に雑談したりしますよ〜
ゆうか:ちょっと一個面白いエピソードがあって。この前、電車が止まるくらいの地震があった時に、連絡用のメッセージグループで安否確認をしたんですよ。
その時にあるメンバーが「うちのワンコも地震怖がってます」みたいなことを写真付きでシェアしてて笑
(写真:連絡グループで送られた犬の写真)
そういうなんでもない会話もするコミュニティですよ!
あごひろ:ははは!ダボス会議って聞くとかたいイメージがありますが、なんだかフランクなコミュニティでほっこりしますね。
ポッドキャストでは、ここでは書ききれなかった伝説のプライパン珍事件など横浜ハブのオモシロエピソードが語られているので、ぜひ聴いてみてください〜
横浜ハブで印象に残っていること、学んだこと
あごひろ:ちなみに、これまでのハブ活動印象に残っていることってありますか?
ひさえ:チームビルディングの活動を去年からしていて、ハブメンバーが仲良くなってより良い協働ができるサポートをするために、ハブ内のイベントを企画しているのですが、、、
印象に残っているのは、全員分の自己紹介をミーティングで毎回30分くらい時間をとって、半年かけてやったことですね。
みんな自己紹介をすると、けっこう持ち時間の3分を超えちゃったりするんですけど、時間超えちゃうところも含めて場が温まって笑笑
ミーティングを進めるにあたって、よりメンバーの意見が積極的に出しやすくなったり、Zoomのチャットが活発になったりして、みんながコミュニケーション取りやすいようにできたのが達成感とやりがいを感じた瞬間でしたね。
ゆうかちゃんはどうですか?
ゆうか:ありがとうございます。私は入ってから半年経ってないんですけど、自分のプロジェクトを立ち上げていいよ〜ってのが嬉しくて。
「横浜ハブのメンバーをいつもと違う角度で紹介するのやりたいです!」って言ったら、いいねって言ってくださって応援してくれたことが印象に残ってます。
あとは、学んだことでいうと、英語と日本語の両方を使うミーティングがなかなか無かったので、いい練習の場です。ミーティングって授業やディスカッションと違って、英語でうまく伝えられないこともあるんですけど、新鮮で楽しいなって思います。
あごひろ:今までできない経験を日本にいながらできるっていいね。
ゆうか:そうですね〜。あとは、横浜ハブのメンバーの皆さんって私より先輩が多いので経験豊富で、デザイナー、起業家、大学で博士号とっている方、化粧品会社で研究員をされている方がいて、多様だなって思います。
あごひろ:ここでちょっとグラレコを見せてもらえますか?
今回、なんとひさえさんは話しながらグラレコに入ってくださって、ゆうかも初挑戦で頑張ってくれました。
ひさえ:ゆうかちゃんが、私が話している間にめちゃくちゃ情報を追加してくれて!色もたくさん使っています。
あごひろ:今回のおすすめポイントやこだわりポイントがあったらぜひ教えてください!
ひさえ:今回、初めて同時にオンタイムで書き込めるソフトを使って一緒に書いていたので、私は主にイラストの追加をしてました〜。
あごひろ:ゆうかはアシスタントでグラレコ入ってもらいましたが、どうでしたか?
ゆうか:いや〜。もうほんとにひさえ姉さんって感じです笑笑
その場でグラレコしていたので、文字をメモするのに必死で絵を描く余裕がなかったです。ひさえさんが描いてくださった国旗やコーヒーの絵が可愛いのでぜひ注目してください!
また、おすすめはSpotifyでポッドキャストを聴きながら、スマホの検索画面でnoteを開いてもらうと同時に楽しめるのでやってみてください!
noteと同時に公開されているポッドキャストの後半では、年一回行われているリクルーティングについてもお話しています。横浜ハブに入って活動したいなと考えている方、ぜひチェックしてみてください!
今後も『WHO is in GSC-Y?』シリーズでは、横浜ハブや素敵なハブメンバーをカジュアルにご紹介していきます。次回もお楽しみに!
ダボス会議が開催されるスイスにちなんで、ダンケ シェーン(ドイツ語のありがとう)👋
《筆者備忘録 》今回は改めて横浜ハブの魅力を聞けて楽しかったです。グローバルシェイパーだからこそのチャンスもあると思うので、これを見てくださった方がいつか横浜ハブに来てくれて、一緒に活動できたらなと夢が膨らみます!笑笑
もっと知りたい、何かコラボレーションを検討したいと感じてくださった方は、お気軽に下記からご連絡ください。