【活動報告】第2回伊豆稲取企画 2022.3.19-21
こんにちは!
4th Placeの若者チーム"青春パレット"の太田垣(ガッキー)です。
今回、青春パレット主催で行う子ども合宿イベント『伊豆稲取企画』を行ったので、その活動報告を投稿させていただきます。
目次の中の、1日目~3日目とタイトルにある箇所は、ほぼ日記のように書いているので、お時間ない方は最後の『まとめ』のところだけでも
是非見ていただけたらと思います!!
[引率メンバー]
・太田垣龍平(ガッキー)
・米田恵美(めぐちゃん)
・中村遊太郎(ゆうたろう)
・安居院桃子(ももちゃん)
・岡島恵(めぐめぐ)
・和田夏海(なっちゃん)
・藤田翔(ふじぼ)※伊豆稲取の現地ガイド
■伊豆稲取企画とは?
伊豆稲取企画とは、4th Placeの若者チームである青春パレットが子ども達と一緒に、山もあり海もあり、自然に囲まれた"伊豆稲取"という場所に行き、1泊~2泊の合宿を行う企画です。
4th Place運営チームのふじーさんが仕事の関係で伊豆稲取に訪れた際に、
その自然豊かな環境、伊豆稲取の住人の方々の人柄に魅力を感じたことをきっかけに4th Placeと伊豆稲取の出会いが始まりました。
そんな伊豆稲取で行う子ども合宿を、
2022年3月19~21日に行ったので、
早速、時系列に沿って、どんなことをしたのか振り返っていきたいと思います!
■1日目
品川駅出発
伊豆稲取企画1日目は品川駅からのスタートでした。
ワクワクした気持ちで親御さんと一緒に品川までたどり着いた子ども達は、品川駅の時点でテンションMAX!
出発は"今か今か”とワクワクしているのを感じました。
コロナウイルス感染予防対策のため、子ども達と青春パレットは、品川駅で順番に抗原検査を行い、いざ出発です。
親元を離れ、みんなで特急踊り子に乗りこみ伊豆稲取へ出発。
踊り子の中では、
友達や青春パレットと会話をしたり、
お昼ご飯を食べて過ごしました。
(中には勉強をしている子も!えらい!)
伊豆稲取到着~公園遊び
約2時間半の電車移動経て、いよいよ伊豆稲取に到着!
現地ガイドの"ふじぼ"こと藤田翔さんと合流しました。
伊豆稲取に着いてからはまず、稲取展望テラスのある公園にバスで向かいます。
2時間半の電車移動の次は10分間のバス移動・・・。
しかも山道を駆け上がっていくので、子ども達にはハードだっただろうなと思います。
しかし、公園についてからは、子ども達のワクワクが爆発していました!
「みんなで鬼ごっこしよー!」
「なんか小屋があるー!」
「丘の上まで登ってみよー!」
などなど、色々な声が聞こえてきました。
丘の上からは伊豆稲取の町、海、空が一望でき、最高の空間でした。
夕食『カレー』
1日目の公園での遊びを終え、宿に帰ってからはみんなで夕食作りです。
メニューは『カレー』
お米は各ご家庭から持ち寄り、
具材は有志メンバーで買出しに行き、
みんなで具材を切って、
みんなでカレーを煮込んで、
みんなで「いただきます!」
お米もカレーのルーも結構な量があったのですが、あっという間になくなりました。
カレーを食べ終わった後は、
2日目の作戦会議を行いました。
ココで話し合ったことは、
『次の日にやるアクティビティについて』です。
実は、準備不足もあり、青春パレット側で2日目に何をやるのか決め切れていませんでした。
そこで、「子ども達に決めてもらおう!」ということで、この作戦会議が行われました。
アクティビティの候補は、
1.みかん狩り
2.釣り
3.山の散策&山菜取り
4.温泉
「全部やりたい!」
「みかん狩りは絶対やりたい!」
「釣り!釣り!!」
それぞれの意見があり、どう収集をつけるのか見守っていたのですが、最年長の4年生の男の子を中心に話がまとまっていきました。
わからないことがあったら、
「移動にどれくらいかかる~」
「何時に帰る~?」
などと青春パレットとふじぼに質問することで、あっという間に次の日の予定が決まりました!
そして、
1日の最後にその日あったことを各々の絵日記に書いて就寝・・・。
あっという間に1日目が終わりました・・・。
■2日目
日の出を見に公園へ
2日目は、5時半に起きてみんなで日の出を見に行くところからスタート!
朝の弱い青春パレットのゆうたろう、ももちゃんを叩き起こし、1日目に遊んだ稲取展望テラスに向かってみんなで歩きました。
展望テラスに到着したのがちょうど太陽が昇ってくる頃で、みんなで日の出を見ることに成功しました!
『おばあちゃんち』
いいスタートが切れた2日目、
日の出を見た後は、
『おばあちゃんち』という食堂に朝食を食べに向かいました。
移動手段は、歩き!
移動時間は、1時間!
山の方から港に向かって歩いたのですが、朝からかなり過酷だったと思います。
そんな過酷な道のりも、みんなでじゃんけんしたり、1日目の夜に決めた今日やることを話したりしながら歩き、なんとか『おばあちゃんち』に到着!
おばあちゃんちで用意していただいた
カレーとスープ、
伊豆稲取で採れた野菜を使ったお料理
をお腹いっぱいいただきました!
みかん狩り(あまなつ事件)
おばあちゃんちの次に向かうのは、
前日にみんなで決めたアクティビティの1つ目『みかん狩り』
お迎えのバスに乗り、みかん農園に向かいました。
到着後はみかん農園の方から、今日収穫できるみかんの種類や収穫方法の説明を受けて、いざ!みかん狩りスタート!
今回収穫できるみかんは、3種類!
あまなつ :大きくてやや酸っぱい
清見オレンジ:大きさ中くらいで甘い
福原オレンジ:小さくて甘い
みんな勢いよく、
取っては食べ、取っては食べ、
とても楽しそうな姿に微笑ましく思っていたのですが、ここで、「あれ?」と思うことが。
テーブルの上に皮も剥いていない"あまなつ"が大量に・・・。
恐らく、
みんな最初は一番大きいあまなつを取ってきたのだと思うのですが、味はやや酸っぱいので、ちょっと食べて満足だったのでしょう・・・。
しばらくしてから、みんなが食べるのは、清見オレンジか福原オレンジのどちらかのみ。
あまなつが全然減りません!!
青春パレット中心にあまなつを食べ進めたのですが、一向に減らず、「食べ終わったー!」と思えば、もうひとつ見つかるといった状況に。
そこで子ども達から上がった声は
「あまなつ取るの禁止ーーー!!!!」
最終的にみんなで協力して、何とか食べきったのですが、後にこれを
『あまなつ事件』と名付けました。笑
そんなこんなありながらも、終始楽しい時間を過ごせました!
釣り
みかん狩りを思う存分に楽しんだ後は、
前日に決めたアクティビティの2つ目『釣り』
釣りのできる堤防にみんなで歩いて向かいました。
釣り竿は5本しかなかったので、全体を5チームに分けて役割を交代しながら釣りを行いました!
伊豆稲取に行く前から「釣りをしたい!」と言ってくれている子が多く、大人気イベントだったのですが、なかなか釣れない状態が続き、飽きてしまったのか、気付けば岩登りが始まっていました。笑
そんな中でも諦めなかったのが、
遊びの天才「ゆうたろう」
子ども達が諦めて釣りから離れている間も、根気強く待った結果・・・、
見事に魚を釣ることに成功!
そんなゆうたろうに向かって子ども達が一気に集まっていました!
温泉~夕食『お好み焼き』
釣りを終えた後は、3つ目のアクティビティ『温泉』に向かいました。
『稲取東海ホテル湯苑』で最高の温泉に入らせて頂き、丸一日たくさん歩いて、たくさん遊んでかいた汗を流し、バスで宿へ戻りました。
宿に戻ってからは、2日目の夕食作りです。
2日目の夕食は『お好み焼き』
釣りを行ったチームごとに分かれてお好み焼きを作りました!
このお好み焼き作りでは、
ある子ども達が、作ったお好み焼きを一旦置いて人狼ゲームに行っている間に青春パレットがそのお好み焼きを食べてしまうという
プチ事件(お好み焼き事件)もありましたが、
最終的にみんな楽しく夕食を終えることができました!
(この時の食の恨みはまだ続いているみたいですが・・・。)
夕食後は、
トランプをする子
人狼ゲームをする子
女子会で恋バナをする子
体力が尽きて先に就寝する子
など、それぞれの時間を過ごし、2日目が終了しました・・・。
■3日目
BBQ
3日目の朝、早起きをした子ども達のひそひそ声で目が覚めるという最高の朝を迎えました!
そんな最終日のスタート、子ども達が行う最初のミッションは、2日目の朝と同様、ゆうたろうとももちゃんを起こすこと!
飛び乗ったり、名前を読んだり、様々な方法でたたき起こしました。
朝のミッションを達成した後は、
みんなで『BBQ』
火起こしから後片付けまでをみんなで行いました!
初めは、チームに分けて複数のかまどを作ろうと思っていたのですが、子ども達が、「最後はみんなで一つのかまどを作りたい!」と言ってくれたので、みんなで協力して大きなかまどを作りました!
かまどができたら、次は火起こし。
この火起こしが難しく、なかなか火が付かなかったのですが、ふじぼのアドバイスで、枯葉や細い枝を入れるといいと教えてもらい、みんなで周りに落ちている枯葉や枝を集めました。
みんなで協力した甲斐があり、何とか火をつけることに成功!
火が付いてからは、各々焼きたいものを焼いて食べました。
食材の中で子ども達に一番人気だったのが
「マシュマロ」
たくさん用意していたのですが、あっという間になくなっていました。
マシュマロ以外には、ジャガイモ、カボチャ、ピーマン、豚肉、バナナなど様々なものを焼いて、楽しい時間を過ごしました!
楽しい時間はあっという間で、
BBQの後片付けを行い、宿の掃除をして、
3日間過ごした宿を出発しました。
お土産選び
宿を出て向かうのは、
「こらっしぇ」というお土産屋さんです。
2日目の朝と同様、歩いて港の方まで向かいました。
2日目と違うのは、みんなが2日目よりも仲良くなっていることと、みんなの体からBBQの煙の匂いがしていたこと・・・。
手を繋いだり、お土産で何買うのか話したりしながら、最後の長距離移動をみんなで乗り越えました!
お土産を買う時間は10分間。
既に買うものを決めていた子もいれば、
到着してから一生懸命悩んで決める子も。
家族に対してのお土産を買う子もいれば、
自分の食べたい!と思うものを買う子も。
それぞれにお土産に対する思いがあり、
見ているだけで微笑ましい時間でした。
お土産を購入後は、「思ったよりも時間がない!!」となり、急いで伊豆稲取駅に向かいました。
3日間お世話になったふじぼとお別れをして、
帰りの踊り子に乗り込みました。
楽しかった3日間。
お子さんを預かっている緊張もあった3日間。
みんなが楽しめているか心配もあった3日間。
それでも最高だった3日間。
本当にあっという間でした。
■まとめ
最後に、今回の伊豆稲取企画で感じたことなどを書いていきます。
子ども達で決定する『余白』の重要性
今回の伊豆稲取企画で感じたのは、子ども達に決定権を持たせる『余白』の重要性です。
きっかけは青春パレット側の準備不足でした。
2日目に行うアクティビティが決まっていない状態だったので、2日目に何をするのか子ども達だけの作戦会議で決めてもらったのですが、そこでは、しっかりと自分たちで考え、意見をまとめて行動する姿がありました。
さらに自分たちで決めた計画だからこそ、
その遊びに全力で向き合い、
全力で楽しんでいるように見えました。
故意に用意したものではなかったですが、子ども達に決めてもらう『余白』を用意することは、子ども達の考える時間を生み、みんなで作り上げる体験を生むことができると思いました。
学校や塾などでは基本的に用意されたものを行うのが主な活動だと思いますが、自分たちで選択し、行動する体験をさせてあげられるのは、
"4th Placeならでは"のことで、
それが子ども達の成長に繋がるのではないかと感じています。
感謝『ありがとう』
最後に今回参加してくれた子ども達、優しく送り出してくださった親御さん、一緒に引率してくれた青春パレットメンバーとふじぼに感謝を伝えたいです。
正直、出発前は、
説明が不足していることはないか?
親御さんが不安に思っていることはないか?
子ども達は楽しみに当日を迎えられているか?
など心配が絶えずありました。
品川駅を出発してからも、
みんな楽しめているか?
怪我せずに無事に帰れるか?
全員に対してちゃんと向き合えているか?
など常にドキドキしながら過ごしていました。
そんなドキドキの毎日でしたが、
子ども達の笑顔を見て「よかった!」と思うことができたり、
親御さんからのLINEで送られてくる「ありがとう」のお言葉に安心したり、
青春パレットメンバー同士で支え合ったりすることで、
何とか無事に帰ってくることができ、企画を成功させることができ、本当に安心しました。
無事帰ってこれたことに安心して泣いてしまったのはここだけの話・・・。
この企画が成立したのは、
子ども達、親御さん、青春パレットメンバー
そして、ふじぼのお陰です。
本当にありがとうございました!
また、この長い文章を最後までお読みいただいた皆様、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
(書きたいことを思いのまま書いていたら5,000字を超えていました…。)
伊豆稲取企画は今後も継続していきたいと思っています!
今回は"子どもゆめ基金"という助成金を頂いて開催したのですが、今後はクラウドファンディングにも挑戦してみたいと考えています。
青春パレット一同で、今後どうすればこの活動を持続できるのかを考えながら進めていきますので、どうか応援の程よろしくお願い致します!
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