卒業論文が届きました
年末に「水木しげるロードについて卒業論文で取り上げるため」ご宿泊いただいた関西の大学生から、まとめ上げられた資料が届きました。
https://note.com/4spirits/n/n007cbb3d0129
(その時の様子を記した投稿です)
11月ごろに郵送でアンケートを取り、その回答を基に、実際に来られてインタビューされるなどで補足され、丁寧にまとめ、分析されられています。
水木しげるロードの「創世期からの変遷」をテーマにされていたので、自分も非常に関心を覚え、丁寧に回答したつもりです。その“縁”でご宿泊に繋がったとも言えますので、あらためて自分が所持している資料などを見ていただきました。
内容としては約25年の変遷についてなので、現在、住んでいる人や店の人だと「往時を知らない人」が多いのもあり、最近のほうが関心度が高めになるのは当然の結果です。
そんな中で一定数の反対者も、初期から今までほとんど変動なく存在するようです。これは「観光客向けに商売をしているか否か」が大きいようで、一概には言えませんが「住民」の中には「リニューアル前のほうが良かった」も結構あるようでした。
この点は観光客の目線でも、実は「10年以上前を知る『町や水木先生のファン』からは、否定的な声もある」のですが、やはり「商業的な目線」への考え方の相違かと感じています。
アンケートの回収率が「13%くらい」と話していたので、無関心層も多かったようで、サンプル不足は否めないのですが、それでも傾向は的確につかんでおり「濃い」内容でした。
宿として「学び」の意欲に応えていきたいですので、こういった利用が増えてくださることを願っています。
(ちなみに現在、札幌から“卒論組”にご宿泊いただいています!)
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