【4/20の日記】人生初めてパーマを体験してみたら
・先月に人生で初めてパーマを当てた
当方産まれてから今までずっと少人数の内輪のコミュニティを作り、そこの中で弁慶よろしく振る舞う悪質なタイプのオタクであった。
そんな僕は自己肯定感というものが極端に低く、それでいて傲慢であり、『外見は内面の1番外側、本質を見ないでその人となりを理解したつもりになる群衆が異端』という信条を当然のように掲げていた。
そんな偏屈極まりない僕が突然パーマを当てようとする心の変化は一旦さておき。
美容院に電話をして緩めのパーマを当ててもらった。
パーマを事前に調べた時は上海のかき氷みたいなシルエットにされる可能性があるのかとヒヤヒヤしていたが、どうやらそういう『盛り』の髪型は別オプションのようだった。
美容に全く知識がないので、美容師の「ここどうしますか?」の質問に「いい感じに!」としか返事ができない。僕に質問するな。今の僕なら上手いことやればなんでも契約してしまうぞ。
破産の危機を感じながらパーマを(僕が門外漢ということを察してか、とても丁寧に処置してくれた)当ててもらった。
今のところはかなり生活が楽になっている。
特に何もなければパーマ生活を継続するつもりだ。
・パーマを当てた結果
先述のオタク仕草の通り、僕はあまり美容というものに気を使っていない。
髪も短髪故、適当に拭いて終わりにしていた。
しかしパーマは湿り気に弱いらしい。
それは困る。なんたってパーマは高いのだ。
こうなってしまうと信条なんてどこへやら、目の前のパーマを失うことばかりを恐れてしまう。
そんな貧乏根性で今は毎晩ドライヤーを当てている。
当然人間としてはドライヤーを使う人間の方が正しいので、正しくあれる肯定感を得ることになった。
・町の犯罪係数が下がった
これは大きく自覚している通り、基本的に身だしなみに意識をしていない人間は不審者とルックスが≒なモノになる。
そんな人間が町を闊歩しなくなるということは、町の子どもの安心に繋がった。
パーマを当てることで僕は町の不審者を1人減らすことに成功したのだ。
・なお
まだ筆者はユニクロラバーである。
これを書いている目の前をオシャレな若者が練り歩いている。
何やら必死に人間のフリをする化け物みたいだなと思いながら……。
・話は変わるけど
・最近本をまた読むように意識するように
僕は特に文学に明るいわけでもなく、性癖が尖っているだけの一般人のつもりだった。それでもやはり他の人の書いた作品とかを見ると自分の語彙の懐の浅さに愕然とすることが多い。
教養としても、そういった知識を蓄えることって大事であろう。世間一般の人って古典に現代の本にだいぶ読み過ぎじゃない?
意外とそんな事もないのか?
まぁ目的は他人にマウントを取るためではなく己の心を育てるためなので、そこを履き違えないように生きていかねば。
読んだ本をいちいちTwitterに投稿していた自分に喝を入れろ!
・最近の曲
ジャンルで言えばglichhopになるのだろうか?
シックで繊細でいながら空白の少ないメロディに、火がついた石炭のようにサビで静かに盛り上がるのがとても好き
https://youtu.be/_3cdEDjTNJA?si=dpWw9YDxkKGRk84L
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