【05/05の日記】大アンチ
・SNSアンチ
自分はとにかく新しい物が嫌いで、自分のやっているものは良いもの、やっていないものは悪いものだと短絡的に考えるきらいが数年あった。
当然のようにTiktokやInstagramは嫌い、流行りのアニメは見ない、JPOPなんて日本人にとっての王道を聞かずに洋楽(EDMなど)を聞く……。
世間では若者の言うことを聞かずに自分の成功者バイアスだけを信じて声高に主張するひとを『老害』だなんてレッテル張りをするけれど、僕は若くして害を所有している『害』なんだなと思っていた。
https://omocoro.jp/comic/217630/
害が老いて害老……。
なんだか自分の中でストンと落ちるところがあって(この作風の人にこういう影響をされる人は珍しいが)気に入っている。
さて、僕は未来の世代にはTikTokなんてやらせねえ!(主張がデカい)と心の中でデモ隊を編成するほどの捻くれ者だったが、最近はその考えも変わってきた。
僕が変わったというより若者を取り囲むSNS環境が変わったのだろう。
『ウォーリーを探さないで』や、ムスカ大佐が人を殺すアニメーション(うごメモ)を見てゲラゲラ笑っていた僕ら世代を親世代はゲンナリした目で見つめていたが、今の世代は子どもまで広告ビジネスの対象に含まれてしまっている。当然僕ら世代は見たいものは見れたし、見たくないものはよっぽどのことがない限りは(自分で怪しげなサイトにアクセスしない限りは)閲覧しない自由があった。
今の子どもは広告や釣り動画、再生回数のためにモラルをうっちゃった個人などの動画や投稿に囲まれてしまっている。
ラインひとつ送るのだって、広告を一つも視界に収めずに送ることは難しい。(そしてそれは、メールの頃は可能だった)
今ではTwitterも広告に汚染され、アダルトな画像な投稿もその気になればいくらでも調べられるようになってしまった。
今の子達は若いうちから美容に触れ、人の生活を覗き見る中で様々な格差(家族の資金や休日の過ごし方、己のスペックなど)に触れている。
ありのままを映そうよがモットーのSNS、Berealが流行しているのもさもありなんというところだ。
SNSがビジネスで成り立っている以上、倫理観のない広告や望まない投稿を強制的に見させられることから逃れることはできない。
自分の子どもにどんなSNS教育をすれば良いのか。
いずれ向き合わなくてはならないだろう。
願わくばその時までに、もう少し取り締まられて欲しい側面はある。
もっとdiscordが覇権を握ってくれ!!!
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