亜電 面白かった!
凄いゲームでした!
『亜電』は新時代のベルトスクロールダンスバトル。ベルトスクロールと銘打ってはいますが個人的にはツインスティックシューターみを感じました。
こちらの攻撃手段は全てダンス。ダンスという名の突進とダンス!ダンス!ダンスしかなし!ボス戦のアクションパートはやや難易度高め。だけどダークソウルよろしくアクションで勝てなかったらプレイヤーキャラの強化ができるので、詰まったら戻って強化してみたいなのもアリ。
本作には「アウターアート」という必殺技をボスたちが繰り出してくるのですが、カットインがどいつもこいつもめちゃくちゃカッコいい。厨二心をくすぐるネーミングが最高。
がっつりSFなストーリーも魅力。とあかって何者?亜電って?濃い登場人物たちが織りなすドラマもとてもいい。終盤ガンダムとか仮面ライダーでありそうな感情のぶつけ合いがあってめちゃくちゃにテンション上がりました。「グランドリバースコントラディクション」みんな絶対好きだよね。それはそれとして高身長なとあかとちっちゃいこばこの凸凹っぽいコンビが好きです。
けっこうストーリーが難解なのにあえて説明されない部分があって、昔のフロム・ソフトウェアを思い出しました。なんというか、「なんでハードだと最後オッツダルヴァは敵対したの?」みたいなのが最後まで理由が明言されないときがあるというか……。この世界の真実はキミの目で確かめてみてくれ!
世界を救うためにダンスで戦う!ってだけ聞くとすごいギャグっぽいのにストーリーはめちゃくちゃ真面目で重厚で、良い意味でギャップがあります。めちゃくちゃグロい描写とかはないんですが流血などややハードな展開もあるのでひたすら可愛いゲームだと思って進めてるとびっくりするかも。
『亜電』、おすすめです。私の場合ノーマルでクリア時間は3時間ちょっとでした。音楽もとても良いのでプレイして気に入ったらサントラもどうぞ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは今回はこのあたりで。