20200111 レイトストーリー
トランプの「武力行使したくない、けど殺しちゃってゴメン」的な行動の結果、戦争リスクは後退しているように見えるイランとアメリカの関係について整理しましょう。
リンク先のここの部分(3ページ目)が、最近の概要になるのかなと。
<イランがイラク政府を牛耳り、それを取り仕切ったのがソレイマニ。→ 腐敗していったイラク政府に対して、民衆がデモを起こす。→ ソレイマニ配下の民兵がデモ隊弾圧と共に米軍基地を爆撃。→ 対抗して米軍が民兵組織(コッズ部隊)の拠点を爆撃。→ アメリカ大使館襲撃。復讐の過激化・・・という中でのアメリカ側のソレイマニ暗殺であると推測される。>
また、1980年代に起こったイラン・イラク戦争(8年間もの長期間!)についても理解しておくと、これまでの背景がもう少し理解しやすいと思う。サダム・フセイン、世界恐慌、湾岸戦争などなど(私は先日のライブの打ち上げでひろきさんから教えてもらってほぉ~となった。なんて知識人なのだ。)
ソレイマニはコッズ部隊という組織を率いていて、イラクやシリアでの工作活動に関与していたようで、イラクで合法的に活動していた組織のリーダーをアメリカが殺害、という形になっている。日本にいると肌感覚はわからないけど、イラクではヒーローみたいな人だったようで、3キロくらいの追悼集会の列ができていたらしい。よっぽどの人が殺された場合の国民感情と国の対応は・・・と考えるとこれで終わらないシナリオが濃厚な気がする。
いや、何もないのが一番だけれども・・・まだまだ経過観察が必要な案件だと考えている。
遅くなったけどちょっとまとめてみました。ほいでわー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?