
隠れ最強デッキ訪問記『はいぱーつよつよフィニッシャー編』
ご挨拶
みなさんこんにちは。
秋葉原/新宿エリアでエボルヴを楽しんでいるねど太郎と申します。
この度、あろま(@Aroma_SV)氏が主催するエボルヴアドカレ2024にエントリーさせていただきました。非常に面白い企画の主催ありがとうございます。
今回は、隠れ最強デッキ訪問記と言うことで筆を執らせていただこうと思います。
と、言いますのも私、『自分の好きなカードをデッキに入れよう』というコンセプトで非公認でEP杯なるイベントを主催しております。
概要としては、好きなカードをデッキに入れて、優勝した人はそのカードをプロのイラストレーター様に描き下ろしていただき、EPとしてお渡しするという企画です。
環境デッキで遊ぶのも楽しいけど、デッキビルドをもっとみんなで楽しんでいこうぜ!という事でやらせて頂いています。
このEP杯、ありがたいことに先日11/30に第3回目を無事に終えました。

その他参加者にはリテュエルを2種採用した、ガチリテュエルビショップを持ち込んだ方もいらっしゃれば、熱心な偶像崇拝者の方もいらっしゃいました。
毎回、面白いデッキを持ち込んでくださる方が多く、非常に嬉しく思います。
今回は、カジュアルに遊ぼうぜ!ということで、ちょっと面白い構築を思いついたのでご紹介しようと思います。
まずは、いつものお約束。
当サイトに使用しているカード画像は、Shadowverse EVOLVE公式サイト(https://shadowverse-evolve.com/)より、ガイドラインに従って転載しております。該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。© Cygames, Inc. ©bushiroad All Rights Reserved.
今回の主役
まずは、今回のデッキの軸となるカードをご紹介します。
粛清の英雄・メイシア


シャドウバース本編でも色んな意味で大活躍する『粛清の英雄・メイシア』を軸に、各クラスごとにデッキレシピをご紹介しようと思います。
『粛清の英雄・メイシア』とは
『粛清の英雄・メイシア(以降、メイシア)』がどんなカードなのかをまずはご紹介します。
一般的にメイシアは、『粛清の一刀』とのシナジーを活かした【フィニッシャー】として使用されることが多いです。
具体的には後攻8T目、ないしは先攻9T目以降にメイシア進化+追加5PPの疾走付与を行い、墓場から『粛清の一刀』をプレイして墓場のフォロワーの枚数だけメイシアをバフして大ダメージを与えるという運用です。
粛清の一刀

なので、自然系のデッキなんかとは相性がいい傾向があります。
ただ、実はこのメイシアはもう1つ裏の使い方があります。
交錯する力

後ろ寄せのかげろうでの採用実績があるカードですね。
ざっくり説明すると、事前準備は必要ですが、盤面に4点、リーダー4点回復、墓場のフォロワー回収を一気にできてしまう、ハイスぺカードです。
早い話、【最強】です。
実は、この『交錯する力』はメイシアと非常に相性が良いです。
というのも、メイシアのテキストは正確には、
②:これは進化する。
【攻撃時】自分の墓場の元のコスト3以下のニュートラルのスペル1枚を選ぶ。それのコストを0にしてプレイする。
です。
つまり、『交錯する力』を使いまわせてしまうんですよね。
しかも、何なら既にメイシアが墓場に落ちているなら、無限ループが出来てしまいます。
ただし、墓場のスペルを打てるのは攻撃時の効果なので、基本的にはエボルヴして疑似的な突進を付与しないといけませんでした。
しかし、そんなメイシア界隈に激震が走りました。
起動二輪車

ブースターパック第11弾「宿命の弾丸」で実装された『機動二輪車』のおかげで、進化しなくても出してそのまま攻撃させることが出来るようになりました。
これによって、メイシアを活用した超耐久型構築が現実的になりました。
ということで、さっそく構築を紹介していこうと思います。
<エルフ>メイシア

デッキコード:31GNK
エルフ×メイシアの場合、自然型が一般的だと思いますが、今回はアクアフォース型にしてみました。
アクアフォース型にした理由としては、相手からしたらマジでどんなデッキか分からずに気づいたら負け!w的な感じになったらおもしろそうだな。って考えたからです。
ただ、少し試した感じ、『エンシェントエルフ』がかなり使い勝手が良かったです。
また、アクアフォースのドライブ持ちが相手の盤面に打点を飛ばせるカードが2種あって使いやすかったです。
おまけ

デッキコード:455ZV
もちろん、自然型も組んでいます。自然型のメリットとしては、『回帰する抱擁・ラティカ』1回+メイシア1回でだいたい勝ち切れるところですね。
また、構築的にロングゲームにしやすいのもいいですね。
個人的には『森の隠者』を『エルフクイーン』にしても良かったかもな~。と思ってます。
<ロイヤル>メイシア

デッキコード:6SU67
古き良き、『迫る熱に押されて』を採用した奇襲型ロイヤルです。
このデッキの利点は、『ファントムデュオ・バニー&バロン』の進化後効果で出すことが出来る『魔導四輪車・V』によってドローが安定しやすい所と、デッキで出せる打点が多いため、メイシアの打点要求が低く済む点ですね。
基本的にメイシア(2コスト)+『迫る熱に押されて』(2コスト)+『粛清の一刀』(3コスト)の7コストで完結するので相手の慮外からリーサルを叩きつけやすいです。
また、エボルヴ枠に空きがあったので『自由なる冒険者』のエボルヴも採用しました。
自分もですが、「ロイヤルならどうせ入ってないやろ!w」って思いこんで除去を後回しにしがちなカードなので、まさかの奇襲を仕掛けることが出来るかもしれません。
<ウィッチ>メイシア

個人的には大本命だと思っています。
私のことを知っている人なら、「あっ・・・(察し)」となるかもしれませんが、メイシアは『《愚者》・リンクル』との相性が非常に良いです。
『マーリン』のおかげで容易に『交錯する力』を使いまわせるのがGoodですね。また、メイシアの弱点の守護に対しても、『ジャッジメント・ワード』で抹消することが出来るのでリーサル力が高いのが魅力的ですね。
唯一難点があるとしたら、ペイルムーンは消滅領域にカードを送ってしまうので、メイシアとの相性補完が良くないところでしょうか。
とは言え、『《愚者》・リンクル』のおかげで墓場も溜めやすい上に、不足しそうな打点も補えるので十分にリーサルまで持っていけます。
同志諸君、リンクルはいいぞ!
おまけ

デッキコード:6TFVM
先ほどの構築に『破壊の絶傑・リーシェナ』を採用した構築です。
『破壊の愉悦』のおかげで、メイシアの疾走ターンを1ターン縮めることが可能です。
また、1ターンリーサルを早くすることで打点が不足しやすくなる点も、『黒のアーティファクト』と、『剥落の暴圧』のおかげで解消できます。
<ドラゴン>メイシア

デッキコード:645JP
正直、めちゃくちゃ強いと思うんだ。だって、メイシアの弱点の『8~9T目リーサル』を早めることが出来る上に、超優秀なかげろうフォロワー積んでるんだもん・・・。
しかも、『竜炎の設計士』がファンファーレで『機動二輪車』を出せていたらマジでやばかったと思う。
<ナイトメア>メイシア

デッキコード:6YN2X
元祖墓場肥やしと言えば!なクラスです。基本的には所謂、『2コスナイトメア』ですね。デッキに入っている2コスト以外のカードが5枚しかないので、『異界を統べるもの』が絶対に全体1点は飛ばせます!w
ただ、私が2コスメアについて疎いので、これについてはもっといい構築があるかもしれませんね。
おまけ

デッキコード:1LFNX
noteを書いてる途中で突如思いついたまさかの構築。
机上論ですが、結構やれそうな気配が地味にありますね。個人的には、ワイルドリザードの枠を『死期を視るもの・グレモリー』にしても面白いかも?と思っています。
<ビショップ>メイシア

デッキコード:1L3CK
ビショップ×メイシアって、実は結構難しいよな~。って思っていたけど、1枚のパワカがすべてを解決してくれました。
砂浜の調べ・リテュエル

『シーサイド・メモリー』で収録された新規カードの中では『水辺のニンフ・シャロン』と並んで評価が低いカード。
しかし、『交錯する力』と組み合わせることで、一気に化けました。
構築としてはシンプルで、メイシア搭載型の2コストビショップって感じですね。基本的に先攻後攻問わずに9ターン目まで粘って、最後はメイシアでどっかーん!って感じです。
オラクルシンクタンクのカードが非常に優秀なのと、この手のデッキが一番苦手な『スパルタクス』を、『古き護り手』のおかげでイージーウィンにできるのもGood
総括
各クラスごとのメイシアを踏まえた評価や感想は以下かと思っています。
エルフ:正直、シナジー的には一番きつかったかも。大人しく自然型で『回帰する抱擁・ラティカ』のサブアタッカーとして使用するのがいいかも。
ロイヤル:『迫る熱に押されて』を経由した、理外の7ターン目リーサルは奇襲性があって◎。他方、荒野ロイヤルが完成されすぎているため、メイシア採用の必然性は薄いと感じた。もっといろいろ研究したい。
ウィッチ:めっちゃ楽しい!『マーリン』経由で8点回復、2枚回収、盤面4点×2回でひたすら耐久しながらメイシアでリーサル狙いに行くのは理にかなっていると思った。
ドラゴン:6クラスの中だと、一番強いのは多分ドラゴンだと思った。除去コンとしての完成度が高い上に、ランプでリーサルターンを早くできるのは素晴らしい。
ナイトメア:2メア軸よりもシャドパラ軸の方がメイシア採用の必然性は高いかも。墓場の枚数を増やしやすいのでかなり面白いと思う。
ビショップ:構築としては1番の自信作(強いかどうかは、また別)。今後の追加カード次第でまだまだ弄れるのでもっと色々試したい。『ブーストキッカー』や、『ナイトメア・イーター』、『オラクルガーディアン ワイズマン』の採用なんかも試したいね。
最後に
2025年2月1日(土)14:00~第4回EP杯の開催を予定しています。
2024年12月下旬に正式な告知を行いますのでお待ちいただけますと幸いです。