ONline VOICE ONly -TNX- 1 運営レポート
基本的に何かやった時、また同じことをやる未来の私が「これ何でこうなんだっけ」と思い出せない事がないよう、レポートという形でまとめるようにしている。
どうせなら、これを読んだ人(どんな人が読むんだ……)が
「え、何だこんな事でやれるの?」
「は?? もっと良いやり方あるだろうが、俺にやらせろ!!いいか見てろここはこうだ!!」
という具合にインスピレーションをゲットしてマーベラスなイベントを開いてくれれば、あなたも私もハッピ~~!!と思って公開する事にした。
ぜひやってほしい。遊びに行きますので。
※このレポートは2019年前半に書かれています。つまりFLASHがまだ生きていて、どどんとふの後継ツールがまだ少なかった頃です。
特にトランプが使えるのはどどんとふとユドナリウムだけでした。
※長いので自分のペースで読んでね。
■イベント開催の目的
オンラインセッションをメインに遊ぶ人と(私が)繋がり、今まで手の届かなかったオンセのトレンドを調べやすい体制を整える。
コンベンションの雰囲気をオンラインでどこまで再現できるか試してみる。多分割とやれる。ついでに、オンラインでしか出来なそうな表現にも挑戦する。
「たまには新しい環境も開拓してみるか」「知らない環境に飛び込んでみたい」という人の為に、別環境開拓のきっかけを用意する。
その為に、まずは「開催する」実績解除。
■経緯
近年、オンラインセッション文化が隆盛を迎えているが、オフセッションに傾いているとそちらの文化に疎くなる。
かと言って、動画風リプレイの楽しみ方、FLASH終了に伴う次代のTRPGツール論争などのオンセ文化を手放すと、先細るのは目に見えている。実際に遊んでいる人々から情報が流れてくる体制を整える方が早いし手軽だと思った。
ではその体制を整えるにはどうすれば良いか?
まず実際に遊んでいる人々と繋がる、つまりその人たちとのコネを増やす事にした。コネを増やすにはコンベンションが一番。
■懸念事項
【オンセ勢にコンベンションの需要はあるのか?】
● 「#TRPG好きと繋がりたい」で遊ぶ相手を探す文化が定着しているオンセ勢に、コンベンションというオフの文化は受け入れられるのか?
Twitterで「オンラインコンベンション」を検索すると、片道勇者TRPG公式、ネクロニカ等で実績があるが、どれもその後の進展はない。
ステラナイツでレイドバトルという形で近いものが続けられている。
新しい遊び相手・新しい環境を探す手段として「コンベンションも安全に楽しく遊べる」という選択肢が「タグで野良卓を遊ぶ」と並ぶまで認識が浸透することで、需要は生まれるかも。
【参加費の徴収方法をどうするか?】
● Amazonギフト券で良いかと思っていたが、クレジットカードの使えない学生の応募を見越すと、最低限でもコンビニ支払いが使えないと先がない(Amazonギフト券はクレカのみ)。
● サーバー費として徴収するなら、ギフト券のような「主催個人の財布行き」でなく、運営の運営費用として金銭を徴収できる手段でないとリスクになる。
● 金銭を扱うため、フリマアプリや通販サイトは規約違反になる。個人でも使える専用のサービスを探す必要がある。
■準備
1. イベント主催経験者に相談(2月)
● イベントのコンセプト、スケジュール、準備すべき事などを確認。
2.企画書を作成(2月)
3. VR司会班に相談(3月末)
● 何かウェブ独自のインパクトある開会式がしたかった。
当初は主催が変声機を使い、架空の人物に主催させる事を考えた。責任の所在が曖昧になるので没。
● マスコットキャラクターを設定して演じる、という案を掘り下げる中で「バーチャル受肉司会は?」という意見が出たので、VR機器を持つ人にコンタクト。「可能かどうか」→「技術的には可能」との返答だったので、そのまま依頼。媒体はYou Tubeに。
台本以外を完全に委託。イベント中の時間は拘束しない。
依頼したのは3月末、モデルのデザインが決まったのは5月上旬、配信チャンネルの準備を含めた配信テストが出来たのは6月。
4. 抽選方法の策定(3月) → Googleスプレッドシート+GoogleAppScript(以下GAS)で自作
● 元々主催がGASマクロを組める環境にあった。抽選→卓分けではなく、先に卓分けを行うフローで抽選を行う方が効率的だと考え、自作に踏み切る。
【課題】
今回はシステム習熟度のみで優先度を分け、コンベンション習熟度は後で目視で確認したが、他の習熟度も抽選基準に含む手法を模索したい。
5. 参加費の支払い方法・受付フローの策定(4月上旬~中旬)→ PassMarket
● 実はサーバーの無料期間だけで開催する予定だったが、色々あって有料進行になった。
ただ仮に初回無料でも、2回目からは確実にサーバー代がかかるので、それに備える意味でも初回から有料でやって良かったと思う。
● 手法を模索する中、チケット委託販売サービスを知る。4サービスを比較し、利用料無料、審査なし、手数料最低、コンビニ支払いの範囲が広い、受付アプリの良好さからPassMarketを選択。
当選者と落選者それぞれへのメッセージを設定日時に自動送信するなど、「欲しい」と思った機能は大体揃っており、スムーズな運営に貢献。
手法の他候補は、
・BOOTHでチケットを販売する(利用規約で明確に違反行為と指定されていた)
・銀行振込(手数料の割合が高すぎる)
・クラウドファンディング(審査が必要)
など。お金を扱うのでさすがにどこも慎重。
委託サービスの他の候補は
・e+(利用料+イベント一つにつき5000円)
・チケットペイ(初期登録に時間がかかる)
・チケットぴあ(情報が少ない)
一般人の不特定多数に網をかけるなら、e+(ライブ等に使う若い人向け)とチケットぴあ(電話・FAX受付あり)が強い。
なおローチケは中小企業すら相手にしないとのことで早々に除外。
6. PassMarketの機能に合わせ、受付フローと収集するアンケート項目を決め、申し込みページを作成
● PassMarketの機能に沿って受付フローを決定。
それに合わせ、大まかに決めていたスケジュールを見直し。長めに予定を取っていたが、結果的に丁度良いスケジュールになった。
細かいスケジュールと受付フローは先人(ライドオフ)を参考に。
見直しで新たに発生したのは「送金」期間(ライドオフは当日会場で徴収するので発生し得ない項目)。一週間の余裕を持って全体スケジュールを確保していた為、この一週間を宛てて解決。
卓希望収集には申し込みアンケートを利用。アンケート項目は以下。
・ 卓希望(必須)
・ システム、ツール、セッション形態の習熟度(必須)
・ Twitterアカウント(必須)
・ その他のアンケート(性別、居住地方など。任意)
必須項目は卓分け抽選で必要。任意アンケートはイベントの分析に活用。
【課題】
アンケート項目の習熟度や年齢など、改善の余地あり → 次イベントで改善
7. Discordの整備(4月)
● ボイスチャットの使い勝手からDiscordを利用する事は当初から確定。
TNXサーバーが既にDiscord上にあった事と、イベントに最適化する為、サーバーはイベント後に削除するのも当初から決めていた。
● シナリオ提出~アンダーワーク~当日のセッション会場までイベント全体を通して利用するので、運営、RL、全員、各卓の参加者に分け、チャンネルやカテゴリにそれぞれ「見えない場所・見えるだけの場所・入れる場所」の三段階で設定した。
【運営は入れる、全員からは見えるだけの場所】
概要、お知らせ等。余計な書き込みを防ぐ。
【RLとスタッフが入れる、他の参加者からは見えない場所】
運営・RL専用雑談。RL召集時当初から利用。
RLのみへの連絡、RLから運営への質問・相談にも利用。
【各卓の参加者が入れる、全員からは見えるだけの場所】
各卓のアンダーワーク。余計な書き込みを防ぐが、何をしているかは見える。PLがサーバーに参加する都度、参加卓に合わせて設定し、この設定の完了を受付完了と見做した。
【全員が入れる場所】
宣伝用チャンネル。誰もが自由に書き込める。
【運営は入れる、他全員は誰も入れない場所】
準備中のチャンネル置き場。あらかじめ作っておき、利用する段に開放したり移動して権限を設定・同期する。
【その他】
今回はキーハンドアウト相談用チャンネル。
各PLと個人メッセージ等で相談してもらう案もあったが、運営が確認できる方が運営方針上良いこと、また卓が終わった後、同じ卓の参加者にだけ相談内容が見えたら面白いと思い、サーバー内に設置。このチャンネルにのみ、担当RLに権限を操作する権限を付与して、運営コストを下げる。
8. 公式サイトの作成(4月中旬)
● Googleサイトを利用。
理由はモバイル対応のしやすさ。Googleサイトは閲覧するデバイスと画面サイズでレイアウトが可変し、PCでもモバイルでもある程度の可読性を確保できる。参加まではスマホの方が多いと踏んだ。
JavaScriptウィジェットが機能しないなど、リッチにカスタマイズしようとすると難はあるが、情報を提示するだけの用途なら十分。
当初から公開した情報は以下。
・イベント概要
・タイムスケジュール
・注意事項
・利用規約
・プライバシーポリシー
・PL募集(非公開(メニューに表示されない)、募集開始と同時に公開)
・シナリオ情報(非公開、募集開始と同時に公開)
アナリティクスも設置。モバイル(スマホ、ガラケ)からの閲覧が6割、PC4割、タブレットが数%。ここは予想通り。
● 利用規約とプライバシーポリシーは当初コンパクトに設置するつもりだったが、出会い系サイト規制法の存在を知って本腰を入れて作った。
TRPGイベントで男女間のトラブルはありがちなので、自衛手段として。
出会い系サイトの定義「①運営は異性交流を求める男女の求めに応じ」で弾く為、利用規約や注意事項に「出会いを求めるな」と明記。
9. 原稿・イラストの準備(4月中旬~6月上旬)
● VR司会のモデルは司会班に依頼。
● イラストと開会式・閉会式の原稿は主催が作成。
【主催作成】
・ コンベンションの経験がない層に向けた「イベントの参加方法」
・ 開会式・閉会式の台本
・ Discordのリアクション用スタンプ
・ 司会のTwitterアイコン
ボツになったやつも大量にある。これはTRPGシステムの表紙アイコン(32*32ドット絵)勢。ひたすらにポチってたけど使い所を失った。
タイミングがあれば再利用したい。したいが何に使うんだ……?
10. Twitterアカウント作成(4月上旬〜)
● 「この日にイベントするぞ!」というのを早めに周知する為、稼働時期は早期に。
● Twitterで発信する情報をリストアップ。個々の内容も予め書いておく。
● 色々なアカウントを参考に、アカウントの運営ルールを策定。
【Twitterアカウント運営ルール】
・ 呟きと呟きの間は10分空ける(RL紹介は5分)
・ 呟きは基本的に21時〜22時、翌朝と夜にセルフRTする。
・ 説明が必要なものはなるべく画像を用意する。
・ 頑張らない。
● ハッシュタグはイベント当日に発表する。お祭り感のある呟きをタグでミュートされない為。
11. 公募~抽選~PL受付(5月上旬~中旬)
● 公開日、公式サイトにシナリオ情報を公開、同時にPL募集を開始。注意事項ページ中にPassMarketの申し込みページへのリンクを記載してPLを募集した。
・ 卓希望の提出タイミングは抽選申し込みと同時。
・ PL募集期間は二週間。募集開始ツイートを毎日RT+引用RTで告知、〆切当日は数時間ごとにRT+「残り●時間です」とツイート。〆切当夜21時の告知後に最も駆け込みが多かった。
● 【余談】参加者の男女比
某コンベンション(名古屋市内開催、定期開催)参加者の男女比と近似。今回の参加者にそのコンベンション常連やスタッフが多いわけではなかったはず。
可能性 1:参加者にオフとボイス間の意識ギャップが無い
可能性1-1:つまり、(オフの)イベントに行き慣れた人しか来ていない
可能性 2:オフとオンまとめたTNXクラスタ全体の男女比
● 支払い期間。これが終わるまでRLにも卓分けは発表しない。支払〆切とアンダーワークの間にRLに向けて発表。PL向けにはDiscord招待と同時に発表でも良いか。
【課題】
支払い期間前に公式サイトで卓分け発表してしまってもいいかもしれない。参加者のモチベーションが上がる。ただ、期間内に支払わない人がいた場合のことを考えると……
● Discord招待とアンダーワーク開始。
12. サーバー契約~どどんとふ設置(6月上旬)
● レンタルサーバーをJETBOY(現在どどんとふ利用不可)とX serverの計2サーバーを用意。一サーバー2卓体制、計4卓分。
10人2卓が快適に遊べるスペック=容量20GB前後、転送量80GB/日以上、仮想CPU2コア。このスペックのサーバーは大体月700-1000円。
無料期間のみで利用するなら人数に合わせた転送量のあるサーバー1つでよい。ただし、無料期間中に解約しないと、本契約開始後は3カ月解約不可になる。
無料トライアル期間中でも、一つのアカウントで二つのサーバーを契約すると、二つ目は無料トライアル期間なしで初期費用も含めた支払いが発生する。
● 設置トラブルへの備え+イベント後一週間はデータDLなどに備えてそのままにしておく為、イベント一週間前に契約し、どどんとふ設置・カスタマイズ。
● カスタマイズしたのは「部屋数」「初期名」「ログインメッセージ」「ログ保存量」。また部屋のN◎VA最適化もこの時に全室済ませる。
どどんとふはだいたい設置トラブルが一度は起きる。私はスムーズに設置出来た事は一度しかない。
今回もサーバーのトラブルで当初予定していたサーバーに設置出来ず、自分の持っていたサーバーと、知り合いのサーバーを借りて解決。
● 設置が完了したら全参加者に通知する。どどんとふ勢は事前に準備したがるので早めに開放。
■当日・目的の達成状況
とりあえず「開催する」という実績は解除できた。
▼VR開会式(YouTube)&VR閉会式(YouTube)
● 好感触。目的の「インパクト」は達成。「ウェブでしか出来ない」については、実際のところリアルでも成立する(プロジェクター等を使えばいい)けど、ノリで押し切った。
参加者以外の視聴者も多く(4日で再生数100超え)、反応も良かった。
● 配信内容はかなりイメージ通りの映像。ここからクオリティを上げるには、編集含めたツールやテクニックの領域と思う。
カンペを見る為に目線がカメラから外れたり、中の人のロード時間が発生したのが惜しいので、カンペをVR空間に表示する何かが欲しい。
予告時刻の5-3分前から非公開で配信を開始し、時間で公開するのが吉。
▼メインアクト(Discord)
● 恙なく進行、完走。RL・PL全員に感謝。
● 常駐待機用にスマホで使えるヘッドセットを使用。家事などリアルとイベント常駐を両立する事で運営の負担を軽減。
【課題】
休憩中の卓の様子を見に行っても良かったかもしれない。休憩中に様子を見に行く事をRLに説明する、休憩が始まったらRLから合図を出してもらう、等
● 当日雑談テキストチャンネルを用意するか相当迷ったが、各雑談チャンネルが役目を果たしたので、無くてよかったように思う。
互いのチャンネルに絵文字(リアクション)をつけ合い、他卓の実況チャットに「あそこ何してんの?????」と首を傾げる、リアルのコンベンションのお祭り感を少しは再現できたか。目標達成!
【課題】
「(通知で)集中が削がれる」という意見もあったので、開会式が終わり次第サーバー側でメンション以外の通知を切る。
▼Twitter実況(#V_tnx1)
● Discordの雑談チャットをコピペ/スクショすれば良いので、実況はかなり楽。全卓まんべんなく実況するように……気をつけたかったが、なかなか難しい。
【課題】
実況しやすいコメントとしにくいコメントがあるので、後者の料理方法を研究する。
● 周りの反応も(観測範囲内では)開会から翌日まで概ね好意的。
ハッシュタグは(運営は)拡散の為ではなく「無関係な人がミュートしやすいように」使う事を意識。
参加者の実況には「いいね」をつけて、公式が見てるぞというメッセージを出す。
▼二次会
● 会場のボイスチャットに分かれて座談会という形で二次会を開催。
オンセをよく遊ぶらしき若い方々から、色々とオンセ文化の話も聞けた。目標達成!
● Discord、というよりボイスチャットの特性上、一人の発言を他多数が黙って聞きに回る場面が多く、また他のチャンネルに人が少ないと「こっちにいてもしょうがないし」と一人の話を聞きに回ってしまう場面が発生した。
ハレでなくケの空気でダラダラ喋ってる弊害か。
ただ無理して話してほしいわけではないし、積極的に発話してくれる人はいる方が良い。今回はその数が少なかったせいもある。
もっと多くの参加者がいれば解決するか?
【課題】
主催/司会チャンネルで余興的な企画を考える。
■課題(次回以降に向けて)
☑:解決済み・完了
早め:とりあえず次(早く改善すべき課題)
継続:次もその次も(腰を据えて取り組む課題)
保留:そのうち(道筋が見えない、今の時点ではどうしようもない)
1. 継続する為の体制の整備(早め・継続・保留)
● リザーバーとしてのスタッフ・予備人員を準備(継続)
● 卓分けマクロの改善(継続)
● マニュアル・テンプレート作成
☑ イベントスケジュール
・ 開催ごとのイベントレポート(継続)
☑ Twitterアカウント運営
☑ RLへの依頼・Discordへのお知らせメッセージのひな型
☑ 当日のオペレーション
・ 急なキャンセルなどで空席が出た場合の対応(早め)
☑ どどんとふ等ツールの利用ルール
・ イベントGM初心者に対する支援(アンダーワーク)(保留)
気を付ける点:アンダーワーク段階での情報の出し方
気を付ける点:アンダーワークでの振る舞い
意識するとやりやすい点:アンダーワークでの応答の仕方
・ イベントGM初心者に対する運営からの支援(当日)(保留)
気を付ける点:当日の振る舞い
☑ その他:RLへのPL発表を早める為、支払期間とアンダーワークの間を3日に延長
2. 開会式・閉会式の配信クオリティの向上(継続)
● 攻殻機動隊みたく、動画のコメントを背後に流すツール(ニコ生以外で)
● バーチャルカンペは作れないものか?
・ 難しそう。
3. ボイセ:Discordの使い方を改善(早め)
● 通知の設定
・ 無関係なアンダーワークの通知をミュートするよう推奨し、方法もお知らせで提示する(非表示は非推奨)
・ 開会式〜閉会式の間は、運営がサーバー設定でメンション以外の通知を切る。
● ボイスチャットのビットレート
・ 今回は32kbpsに設定したが、20人入るとかなり音声が切れた。(我が家の回線が弱いのもあったけど)7人超えると厳しいのかもしれない。
・ 特に二次会では、ボイチャのビットレートを16kbpsにしてみる。
4. ボイセ/テキセ可能なRLの育成(継続)
● オンセ勢にイベントRLに挑戦してもらう。
● 今回のイベントで初めて会った方々にも声をかける。
イベントRLを魅力的に見てもらう為にはどうすれば良いか?
5. 2020年中、ユドナリウム・Quoridornなどへ移行を進める(保留)
● この二つはサーバースペックが関係しないので、参加者が何人いても安いサーバー一つで十分。
どどんとふは人数に合わせてサーバーを増やすor上位プランを契約する必要あり → サーバーの契約料がかさむ
● オンセ勢でも広まっているわけではないので、RLにも以下の注意事項を周知する
・ 全員退出すると部屋が消える
・ 全員の回線状況とPCのスペックが影響するので、一人でも極端に遅い回線や低スペックPCの人がいると、卓全体にラグが発生する
● どどんとふに使用感が近いQuoridorn(2019年6月時点)
・ 長所:UIと機能(実装予定も含め)はどどんとふを踏襲しているため、移行しやすい
・ 長所:リピート再生するBGMとしないSEを分けて扱える
・ 長所:参加者ごとにコマを作り置き可(自分の作り置きは他人から見えない=ネタバレの危険なし)
・ 長所:立ち絵差分を細かく設定可能
・ 短所:どどんとふのUI は時代遅れ感が強い(デザイン性も……)
● どどんとふからかけ離れ、直感的なユドナリウム(2019年6月時点)
・ 長所:マップが3D、ぐりぐり動かせて視覚的に見やすくわかりやすい
・ 長所:全員のカーソル位置がリアルタイムに表示され、誰が何処を示しているかわかる
・ 短所:BGMはリピートのみ(SE的な使い方が不可)
・ テキセに不向き→立ち絵差分が設定不可(ボイセではほぼ使わない)
・ テキセに不向き→チャットパレットが無い(ボイセではあまり使わない)
・ テキセに不向き→チャットの発言色が黒のみ(ボイセはほぼ無関係)
● 基本はQuoridorn、ボイセではユドナリウムを使い分けるのもあり
6. その他、この先やりたい企画・シナリオ案(保留)
● 同人システムオンリー
・ 同人システム製作者に自分のシステムを回してもらう
・ 地方の人も同人システムを遊べる
● ゲストコン
・ 地方の人もオフィシャルの人々と遊べる機会
・ 交通費や宿泊費を考えずゲストを招待できる=参加費にもあまり影響出さずに済むかもしれない(地方オフコンベでゲストを呼ぶと……)
■謝辞
このイベントを準備するに当たり、多くの人にご助力頂き、また大いに勉強させて頂きました。ありがとうございました。