ネクロムンダのヴァンサールギャングを作っている
ネクロムンダのヴァンサールギャングを1000ポイント編成で組み立て終えた。編成を考える手順は、ルールブックからコストを、goonhammerから評価をGoogleのスプレッドシートに転記して、考えるという流れ。これによって大まかにどの武器がコストの割に強いのか、コストをかけてまで使う必要があるのか一覧性を持った状態で見ることができる。あと、強くないけど使いたい武器を本当に使うかどうかを検討する判断材料になる。私の場合は結局、かっこいい見た目の武器が使いたいという気持ちが勝るわけだが。
とりあえず10人を揃えられる基本箱には全ての装備が入っているわけではない。なので「基本箱だけだとこれは使えないのかー」と思うこともあるが、制限があるのが楽しいと思う部分もある。基本箱の中には5人のギャングが作れるランナーが2枚、同じものが入っている。1000ポイントの編成をするときは箱の中のパーツをルールブックと見比べることになる。本の中にはどのパーツがどんな武器なのか載っているからだ。プラモ的な観点でいうと、ヴァンサールギャングの面白いところは銃身を付け替えることで別の武器を装備できるところ。これによって射撃に長けた彼らが多彩な武器を取り扱えるという魅力を十分に表現している。
同じランナーが2枚入っているので、同じポーズの人間が2人ずつ5種類、合計10人できあがる計算だ。ただ、ヴァンサールの場合は首から上を工夫することで使いまわしている感じは消える。もちろん編成によって持たせる武器も変わるので多種多様な見た目になる。説明書には書いていないが、腕や首から上は基本的に互換が利くので、同じ武器でも見た目が違うとムードも出る。そのおかげで頭をひねる時間が結構あるので、説明書とは異なるメンバーを生み出すこともできる。
足りないというか、工夫が必要なのは左手のパーツが少ないところ。編成にもよるがユニークさや射撃の強さを引き出そうとすると足りなくなる。今回は不足していた左手はシールドを装備するものを使うことにした。基本箱と勝手に呼んでいる10人のギャングが作れるセットだけではなく武器セットを買うとこの辺のバランスがいいんだろうな。あとは、ヴァンサールの場合はべらぼうに強いラスキャノンを持ったレジン製のチャンピオンを買ったりとか。
どこまでも手をかけることができるのはミニチュアゲームに限らず、どのゲームも一緒だなぁといつも思う。実際に凝りに凝りたいと思っているのはコーダーギャングなので、ヴァンサールもオーロックもエッシャーも箱の中の1000pt編成で作って要領をつかんでいる。
ネクロムンダはギャング全体のポイントと相談しながら一体一体をキャラメイクするのが楽しい。大抵は使いたい武器の割りを食う形で下っ端の装備が防具がなくなったりといろいろ貧弱になる。一応8人で組んだが、下っ端一人を取り除いてリーダーに強い装備をつけてもいいだろう。ヴァンサールは見た目に関して言えばマスクと素顔の大きく異なる2種類の方向性があるので、編成の中で何人をマスクにするのか、素顔にするのかを考えるのも楽しい。
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