ChatGPTは、知恵袋を超えられるか
ChatGPT、面白い
最近話題のChatGPT、私も触っているのですが、面白いですよね。
これ見ると、学習を言語別にやるんじゃなくて、英語で答えてからDeepLあたりで日本語訳した方がいいんじゃないの?と思うのですが、そうしないのは何らかの意図があっての事なのかもしれませんね。
しらんけど。
いやー、面白い。
ただご存知の通り、まだまだ間違えるので、人間側が正解を知っていないと使えない状態です。
頼ることは、全くできないですね。
今の状態は、こうやって皆が面白く遊んでいる段階で、暮らしの役に立つ状態になるにはもうワンステップ必要な感じでしょうか。
当初、サポートデスクに使うのがいいかも?と思っていましたが、不正確なサポートデスクなんて使い物になりませんので。
期待する未来
精度を上げることは勿論なのですが、個人的にこうなったらもっと良いのではと思うのは
質問に質問で返す機能
不足分のデータを補うという意味で、例えば「どんな家を買えばいい?」という質問が来たら「予算はいくらですか?」と返すような。
上記の、女性が「今日は寒いね」と聞いてきたらどう答えるのがいい?であれば、「その女性との距離感は?」と返してくるとか。
アキネイターの進化版みたいな機能が付くと、より正しい回答に辿り着く確率が高まるのではないでしょうか。
道具ではなく、友達になってもらう
これはむしろ日本人ならこういう考えになるんじゃないかと思うのですが、間違えるというところを逆手に取り、AIの回答に可愛らしさとか愛嬌とかを加えて友達になってもらうというのはどうでしょうか。
究極超人あ~るでは、間違えるアンドロイドというのは凄いと言っていました(うろ覚え)が、どんな副産物なのか、出来てしまっているというか。
正しい回答というよりは、一意見として聞く、というのは十分にできるんじゃないかと思います。
これでAIスピーカー通してお話できたら、十分カワイイと思うんですけどね。
語尾に「にゃ〜」と付けた猫語で話してくれたら、多少間違ってても許せると思うし。
知恵袋を超えられるか
本当に正しいかどうかは分からないという意味では、知恵袋に代表される、質問に有志が答えるサービスに似ていると思うんです。
AIであることのメリットは、そこに私見や偏見が無いところでしょうか。
戦争に関する質問とか見てると、高名な教授様や偉い職位の人でも差別と偏見にまみれていたりとかして、結構ゲンナリすることが多かったので、だったらAIに聞くよってなるかもしれません。
ただ尖った回答はできないんですよね。
どうやったら1年戦争でジオン公国は勝てたのかみたいな質問をしても、一般的な回答しか返ってこないというか。
「より強いモビルスーツを」みたいな事は言ってくるので、ガンダムの宇宙世紀の話だってことは理解してくれているみたいですが。
返ってくるだけでも凄いですけど、まだまだ知恵袋は超えられないかなと。
SEOはなくなるか
単なる想像ですが、SEOというかネットの広告業はなくならない気がします。
むしろ巧妙化するのかも。
例えば牛乳の広告を入れたとして
「良い健康法は?」→「牛乳飲みましょう」
「夜ぐっすり眠るには?」→「牛乳飲みましょう」
「体を鍛えるには?」→「まず牛乳飲みましょう」
「モテるためには?」→「牛乳飲みましょう」
みたいな感じの事が起きるんじゃないかと。
もっとひどいパターンだと
「今後一番伸びる業界はどこか?」→「○○業界です」
と、広告の入っている業界を指すようなことが起こるかもしれません。
ただの考えすぎで終わるといいのですが。
次世代の検索エンジンになりうるか
これについては、今のところノーで。
結局のところ、人間側でちゃんと自分の聞きたいことを質問できる人じゃないと使いこなせないです。
その辺りは既存の検索エンジンだろうとChatGPTだろうと変わりません。
ただまあ、それを補間する形で、前述した質問に質問で返す機能が付くと良いかもしれませんね。
まあこんな感じで
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