皮膚科にもお世話になっている病気のデパートなデブスの話
こんばんは。4Lかあさんです。
私は中学生の頃から尋常性乾癬でした。中1のある日、私は膝を怪我してしまい、しばらくギプス生活でした。当時の実家は和式トイレしかなく、近所の洋式トイレのお宅まで借りに行っていました。お風呂にも入れず、シャワーがなかったので軽く髪や体を流すことすらできませんでした。
怪我の痛みが落ち着いてきて、耳の後ろとうなじを触ってみると、かさぶたができていました。自分でかきむしらなくても、肩にはらはらとかさぶたが落ちてきて、フケ扱い、不潔扱いされてバカにされました。当時は「フケ、いやいや~」というCMが流行っていたので、余計に。紺色のブレザーだったので白いかさぶたは余計に目立ってしまって。でもかさぶたがはがれても、またかさぶたができてしまう。中学の制服は変えられない。制服のない高校に行きたかったけど、諸事情で行けず、高校の制服は黒よりの濃紺だったのでさらにさらに目立つ。髪を洗っても頭皮をしっかり洗っても一緒。絶望でした。当時は耳の後ろとおでこの生え際とうなじにありました。
大学時代に口唇ヘルペスになったときに、ようやくバイト代で皮膚科に行き、ついでに頭皮のかさぶたのことを聞いてみて、ようやく乾癬のことを知りました。当時は唇にあって目立つヘルペスはすぐに治したいと思いましたが、頭皮にしかなかった乾癬は後回しにしていました。なるべく濃い色のトップスを選ばず、就活のスーツも白いかさぶたが目立たないグレーにしていました。
社会人になっても、口唇ヘルペスのときは病院に行っていましたが、乾癬はそのまま。
次の転機は出産。産後すぐにうつになり、風呂に入れない、シャワーすらできない時期がありました。うつが少し落ち着いてきたころ、二の腕にも乾癬が広がっていました。範囲は年々広がり、今は五分袖より短い袖のトップスは着ることができません。
さらに昨年コロナに感染したとき、2週間ほどほとんど風呂に入れなかったのですが、そのあと、おでこや足など他の部位にも乾癬が広がっていました。おでこはさすがに目立ってしまうので、高校時代からずっとワンレンだった私ですが、前髪を作り、おでこに薬を塗るようになりました。
お風呂に入れず何日も不潔にしているときに、免疫が落ちていたのか、どうも広がってしまうようです。入れるようになってももう広がってしまい、かさぶたが繰り返しできるようになって、薬以外にはどうにもならなくなったのです。
薬をあちこちの部位に塗るのは正直おっくうです。おでこは仕方なく塗っていますが、好きだった温泉とかも薬を何日も塗ってかさぶたを目立たない状態にしないと行くことができず、足にもあるので、ワンピースのときは足首までのスパッツ(トレンカ)を履いています。
乾癬は感染はしないんですが、名前がややこしいですね。
薬を塗らなくてもいい方法があればいいんですけど、他の薬飲んでるので難しいかと。外出がしんどくなったのも乾癬で服を選べず、人の目が気になっておっくうになってしまったという理由があります。
いっそのこと消えて楽になりたいと思います。