![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157785827/rectangle_large_type_2_e8d5315a7bbf6974f653b3a4605820d0.png?width=1200)
唯一好きだった歌が歌えなくなってしまい、生きる意味が見いだせない
こんにちは。4Lかあさんです。
今日はNコン(合唱コンクール)みてます。
自分が子どものときは、学校での合唱は楽しくなかったですが、子どもたちの合唱をきくのは好きです。若い声っていいですね~おばはんにはもう出せない声です。
昨日は所属する団の練習に行ってきました。同じ先生に教わっているけど、普段は別の練習場・曜日で練習しているチームを集めての合同練習です。ゴスペルの場合は、私はテナーを歌っているのですが、地声が低い=テナーを選ぶお姉さま方がそれなりにいるため、合同練習で集まると、私がテナーを歌う必要がないと思えるくらい人数が多くて、しかも私だけ新曲の練習が遅れていて、隣の方に「アルト歌ってました?」と聞かれるほど、散々な出来でした。歌っていくうちにカンを取り戻してきましたけど、歌っている間全く楽しくなかった。
私にとって歌は、デブスで地味で仕事もいまいちな私が、唯一褒められることだったので、声も音感も記憶力も衰えてきて、誰からも褒められないどころか遅れをとっている状況が許せないし、それを立て直すほどの実力も余裕もないのが悔しいのです。
中学高校の部活で合唱を真面目にコンクールを目指してやってきた方や音楽を専門的に勉強してきた方のような経験がない独特の合唱歴で、若いころにしっかり練習しておけばよかったと後悔しても後の祭り。
そんな風に気落ちしている私と子どもたちで、テレビで歌っている上手な子たちに負けないように「手のひらを太陽に」を歌いました。子どもの声のほうが上手に聞こえて、余計に落ち込みました。
「勝ち負けを気にしすぎ、楽しくやれば」みたいなことを夫は言いますが、それは結局「お前は勝てないんだから」と言われている、つまりは屈辱的なことなのです。それに楽しいこと=歌うことではなく、楽しいこと=歌うことで人に褒められること、すごいと言われることなんだなと改めて思いました。年を取って、若いころに頑張らなかったから、褒められるような能力が何もないんだという絶望感で打ちひしがれているのです。
ちなみに、現役小学生の自分の子どもに「合唱興味ある?(進学予定の中学校に合唱部あり)」ときいたら、ない、とのこと。でも放課後の時間に中学校を通りかかると合唱の声は聞こえるよ~、と言ってました。カラオケは好きだけど、みんなの前で歌うのは恥ずかしいそうです。