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巨漢おばさんの姓は、ほんとによく見かけるやつ

こんばんは!4Lかあさんです。

私は一応子ども2人のかあさんで、一応既婚状態です。
遥か昔、婚姻届を書くとき、夫は「こっち(夫の姓)でいいよね」みたいに言われました。それまでもこれからも姓についての話は一切していません。

夫婦別姓派の方々が発狂するかもしれない発言ですが、私はあっさりOKしました。夫と同じ姓になりたかったわけではなく、夫の付属物になりたかったわけでもなく、結婚したら女が姓をかえるべきだと思っていたわけでもなく、何も考えてないわけでもなく、今までの姓が嫌いだっただけですね。残念ながら学歴以外特に実績があるわけでもなし、特に珍しい姓でもないし、「夫の姓になる」ことは「今までの家族との間に溝・隔たりがある」「過去の自分を捨てたい」私には、今までの姓をかえるというのは、ちょうどいい過去からの離脱方法だったわけです。リセットというやつです。

実際、独身時代からつながりのある方は現在ほとんどいません。当時の仕事は旧姓で業務委託契約をしていて、諸般の事情で婚姻届を出して1か月と少しで契約を終了したため、旧姓のまま最後まで仕事をしました。なので、当時の仕事関係の方で私の今の姓を知っている方はいません。
つながりのある方も「〇〇ちゃん」と私の旧姓をもじったあだ名で呼んでくれています。

夫の姓に合わせるか、妻の姓に合わせるか、どっちかが折れないといけないような感じになっているから、嫌なのかな。新しく戸籍を作るなら、どっちかの姓ではなく、2人で新しい姓を決めたら、と言ってた人がいたけど、どうなのかな。

旧姓を使うかたというのは、旧姓での仕事上の実績がある以外にも「今の家族が好きなんだな、生きやすそうだな」とも思えるのです。

私が未婚だったころ、仕事をしていた会社にいた既婚女性は、
・旧姓を通称として使用(主に社員さん)
・旧姓を屋号として使用(主に業務委託・派遣・フリーランスさん)
の方がほとんどで、社員さんは普段およびしている姓と首からさげている社員カードの姓が違う=既婚という目印でした。社員さん以外の場合は、たまたま保険証など他の姓が書かれているものを見かけて始めて気づきました。たまに夫の姓で仕事されている方もいましたが、たまたまかもしれませんが、仕事ができない(と周囲からささやかれているけど、本人は仕事ができると思っているタイプの)方・時短勤務の方・管理部門の方でしたね。女性が結婚を報告される場合は、「結婚しても旧姓のまま仕事します」が定番の挨拶でした。そういえば、「夫が姓をかえたので私はそのままです」という方にはまだお会いしたことがないです。

企業に派遣されて主に社内システムの管理・保守するのが当時の仕事でしたが、大手で男女区別なく総合職の企業ほど、女性の通称使用率が高い(というかそういう大手以外ではあまり通称が認められてない)ような気がしています。

若いころ、学生時代の先輩同士が結婚されたのですが、出身地も違うし、親戚関係ではないのに、なんと男女とも同じ姓(漢字も同じ)。なので、女性は「結婚しても〇〇のままです」とあいさつされて、笑いを誘っていました。

まあ、いろんな人がいるので、誰の考え方も否定しないし、自分の考え方を否定するような考えも否定しない、くらいがいいですね。多様性ってやつはどんな生き方考え方も尊重するってことであって、否定することでない。
夫婦同姓にしている人に攻撃するあの人に、私はそっと言いたい。

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