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1人でホテル宿泊した話を書こうとしたら、長年の疑問というかモヤモヤを書いてしまった件

こんばんは、4Lおばさんです。

少し前の話ですが、ホテルで1人で一泊してきました。
ある場所に用事があったので、そこの近くのホテルを予約しました。
ホテルで一番快適だったのは、自分の好きな音(イヤホンで聞く音楽と好きなテレビ番組)に囲まれたことです。

祝日や休日に特に外出せずに、自宅でのんびりスマホやパソコン、読書しながら過ごしていても、どうにもこうにもしんどい。なぜなら、夫や子ども、つまり他の人がいるからです。自分の好きな音以外は無音がいい私にとって、自分以外の人の音声や存在がしんどいのです。

最近「音ハラ」という新しいハラスメント用語を知りました。「キータッチがうるさい人がうざい」みたいなことを書かれていて、私もキータッチがうるさい方で、若いころに会社の先輩とかに注意されたことがありました。私は音ハラされる側でもする側でもあるんだなあ、と思いました。鼻をすする音や咳なども音ハラにあたるそうですね。ハラスメントってされた側がどう思うかって話で、ネット社会になって、された側が言いやすくなったということでしょうかね。

・世の中には〇〇っていう人がいることわかってほしい
・〇〇だけじゃなくて△△もわかってほしい
・××っていうのもわかってほしい

私もこのnoteで、「世の中にはこんな変な奴(私)がいるんだよ~」とお知らせする気持ちもあります。でもフォロワーが大勢いるわけでもないし、優れた作品が居並ぶnoteで、場末のここが注目を集めるわけでもありません。
皆さまにわかっていただきたいのはやまやまですが、「はい〇〇ね」「△△もね」「××っていうのがあるのね」と、いろいろな方が配慮を必要としているんだなと思うにつれ、

「あれっ、いろんなことを配慮しているけど、私って誰からも配慮されてない」

って思う私がいてもおかしくないんですね。相手の立場にたって、とか言う人に限って、そこで言う「相手」はあくまでも自分やそのお仲間であって、私のことではない。自分たちの主張を通したいがために、「相手」と主語を大きくする傾向があるんですね。いつかは自分もそうなるかもよ、という人もいるけど、それはいつかは誰にもわからないし、ならないこともある。

例えば私、Aさん、Bさんがいて、Bさんに何かの配慮が必要な場合、Bさんに直接言われるのは全然構わないです。でもこれがAさんが「私さんはBさんに配慮しなさい、Bさんの状況や気持ちを慮って配慮しなさい」というのは違うと思うのです。だって、AさんはBさんには配慮してるけど、私には配慮していないし、私が「配慮しろ」と言われたときの私の気持ちを理解していないから。AさんにとってBさんは大事な人なんだろうけど、私のことを大事にしない人に言われる事項ではない。

そして、実際にBさんに配慮するかどうかはまた別問題です。こちらが配慮しないとと思えばできる限りは配慮しますが、そもそも配慮しようと思えないほど、Bさんと気が合わないかもしれないし、配慮したとしても配慮レベルがBさんが望むレベルでないこともあるでしょう。それをBさんが残念に思うのは仕方ないですが、こういうときに面倒なのはAさんの存在なのです。

ホテル宿泊の話を書いてみたかったのに、話がそれまくってしまいましたね。「相手の立場にたって」とか「逆にあなたがそんな状態だったら」とか言われたときのモヤモヤというか、「私はあなたではないからわからないし、その時どうするかは人によって違うでしょう?」と常々思っていたので、ここで少しでも言語化できたのはよかったです。

逆に、私は配慮してほしいことがあったとしても、「お前なんかに配慮したくない」とか「お前は常に配慮する側」という声がどこかから聞こえてくるので、こういったところでひっそり書いているわけです。音ハラに関しては、悔しいけれど、こちらが折れて耳栓するなり、他の音を聞くなりして対応するしかないようです。そういえば、私は昔から周囲の音が気になるほうで、若い頃、会社で特別にイヤホンをして音を聞きながら仕事をしていましたが、それをよく思わない方(職種の異なる先輩)に注意されたりしました。遊んでいるように見えたそうです。その方の気持ちに配慮するのか、自分に配慮するのか相反するときは、自分を優先しないといけませんね。当時は若くて難しかったですが。

ホテルの話はまたの機会にします。

最後に、私が共感(女の子のほうに)した記事を入れておきます。私が中学生の頃は「お姉ちゃんなんだから察しろ、女の子なんだから気遣いしろ」みたいなことを頭ごなしに言われただけですが。ほんとに、弟の障害で私の障害が気づかれにくかったのが悔しいです。ADHDに世話ケアは無理ゲーなんですよ…つくづく「女の子」と発達障害の相性悪いですね…


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