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第35回。四間飛車のポイント

鳥刺し+棒銀の力戦

今回は私の実戦から。
ノーマル四間飛車を指していると
様々な作戦に出会います。

鳥刺し+棒銀。強そうですね。

初めて指されました。

鳥刺し相手に指してはいけない▲65歩

まずvs鳥刺しに対して
角道を開ける▲65歩は100%悪手になります。

なぜか

それは
「角道を開けたところで角は使えない」からです。
その理由は居飛車が△34歩と突いていないから。

△33の歩がいて角が使えません

↓図の局面。手順は省きますが

むしろ▲65歩を咎められてしまっています

6筋を逆襲されてしまう

四間飛車失敗です。

正しい構想は

「こちらも角を引いて使う」のが正解です

目には目を。
引き角には引き角

角の使い方はこのように転換していきます。

次に▲65歩を狙う

棒銀相手に指してはいけない▲75歩

もう一つ大事な事。それは
棒銀相手に
「84の銀を使わせない事」です

なので間違っても
「▲75歩とは取らないようにしましょう」
確実に△75同銀と使われます。

↓図は四間飛車の成功例。
△76歩のように取ってもらい
逆に銀が出ていく事が大切です

△84銀を遊ばせる指し方に繋がる

以上です。

大事な事は

定跡の手順を覚えるより
「ポイントを押さえる手」です
それが四間飛車、そして
力戦に対する時の重要なポイントです。

ありがとうございました。

こういう難解な箇所、局面はzoomを使った
ねこまどの一対一のオンラインレッスンの講師として
詳しく説明しているので、ぜひとも活用してほしい

ねこまど将棋教室
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