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いげつあーファイナルにいった良゛

『DOMICO ONEMAN TOUR 2024 ”異”(下)』より、ツアーファイナル、6月21日(金)東京・Spotify O-EAST公演の非-オフィシャルなライブレポートが私より到着


ドミコのライブにはあらゆる種類の高揚がある。
心にぎゅんと来る解放感、純度の高い美しさを目撃していることの高ぶり、あんまり格好いいんで出力がバグって笑うことしかできない瞬間や、「いまここにいる」ことから帰納して今までの歩みをすべて肯定できるような、錯覚だとしてもひどく幸福なそれ、
そうした全部のうえに、多彩でありながら一貫した「ドミコの音」が鳴っている。

@hikarururururu

人間の生が本来奇跡的なものであることを、この世のからくりは覗き見を許す瞬間がある
そういう種類の輝かしさを、2人は、
ほんのなんでもないように、でも、大事なものであることは確かに知っている顔をして、どういえばいいんだろう?
めちゃくちゃ楽しいのに泣きそうになる、あんな気持ちを表す言葉はまだないんじゃなかったろうか?

あそこまで即興性が高いのに、不安定の上に成り立つギリギリの儚さゆえのうつくしさではないんだ。なんというかもっとどっしりしていて、頼りがいがある。

あの人数が舞台上のたったふたりに懸けていて、万感の信頼を込めて全感覚を預けていてさ
見たこともない道に連れてこられて、果てがないように辿るけれども、必ずそれは空がすこんと抜ける、いい場所に繋がる、自分でも知らないうちにみたかった景色だと知っているのだ、理屈ではない、だから安心して音に酔っぱらっている。

曲中ですげえ長さのセッションをしてそれが歌やサビと同じ熱量で待たれて喜ばれるバンド、って明らかに日本の音楽シーンに貢献しすぎていると思う

少なくとも私が誰のライブでも、ジャム・セッションが始まるときに、やったぜー!とわくわくできるようになったのは彼らのおかげなんだ

あらためてどの曲が来ても沸くの、やっっばいことですよ。
あらゆるライブは多少のイントロドン要素を持つものだけれど、大文字のアレンジャーたるドミコのそれはたのしすぎる!!!

たのしすぎる!!!!

「わかるって、おもしろい。」というこれはどっかのキャッチコピーですが、こういった文脈において、もっともわかりやすく真であると思ったね
静的な形態で知っていることが眼前でうなりをたてる奔流のような現実にびしばしと接続する、それがひたすらに快で、喜びであること

観音とたぶんポセイドン。海の大神にのっかった今回のツアーだったけれど アルバムのカバージャケットとツアービジュアル、全く異なる筆致をもつ2種類のアートワークがおなじモチーフを共有して、それぞれ上・下で連動しているのとてもワクワクしちまっただよ あとステージ背景に掛けられたおっきい布のやつ(向かって右側に下、左側に上のビジュアルだった記憶!)が照明によって色味を変えてみえるのも痺れた!

これが上で
これが下、Xより

なんかさ、この世がもしも誰かの夢だったら、とか、プログラムされたゲームの中だったら、とかあるじゃん オイオイと思うけども完全にはどうにも否定しがたいやつ

もし現実を模倣した誰かのコピーだったとしたら、でも、ドミコは作れないだろうなーと思った。
これは想像ではつくれない。のであるよ。
何を言っているのだとおもってくれて構わない はやく見に行けばよい 

つまり記号じゃなさすぎるのだ。説明するのに、正確に彼ら自身と同じだけの体積と重量を必要とする
素数みたいなものだ、といおうか、約数は1とそれ自身しか持たない。でもその1で、人々を熱狂させるには十分すぎるほどなんだ。

てかしょうみさ、ドミコいるならこの世が・明日には覚める誰かの夢だろうがなんだっていーすよ。上手に作ってくれて、感謝!

さかしたさんがオデコをだしていたので表情がよく見えてとても良かった。夏、サイコー!

せんきゅー!の言い方、渋みを増していませんでした?とんでもなかったんだ㌔

ギターが、ドラムが、歌があれだけ上手くて、あれだけ音が磨き込まれていると、技術の展覧会のようなおもむきを生んでしまうものじゃないかと思うんだ みるほうは、かしこまってヒーすげえですね となるほかないような
しかしさあ すべての技術は、音楽にだけ奉仕している、音楽の一部としてのみ機能しているんだよね!!それが、堪らなく格好よかった、じっさい稀有なことだと思う

長谷川さん「ダブルアンコールありがとうございます。」←こちらこそすぎ✨ほんmoney

いくつかの曲の終盤、ドラム激しいあまりに立ち上がって叩くとこまでいくのめちゃくちゃ上がっちまった コンガ?とシェイカー入ってるのもあんまり知らない打楽器ラバーとしての私を大喜びさせました

今回の公演、実に2時間近くに渡りましたが
ずっとクオリティさがらずに、どころかどんどんボルテージが上がっていくの
ほんっっとうにすごすぎません???単純に、人間の身体として

思い出して、みるか、、、

てん対称移動
旅行ごっこ
ペーパーロールスター
鯨の巣

まどろまない?
深海旅行にて

服をかして

!!セトリきた!

!!
全然違う!!!

そういうもんでげす。ここにおいて私はライブレポーターとして失格する。

だけど、この写真から、いつからかタッセルローファーがすきなことの根源をおそらく見い出して、上機嫌✨

↑ kind of "thank you for focusing on his ashimoto" video

時代の制約により、生で観ることがどうにも叶わない音楽というのは沢山ある
同世代を生きる幸運に恵まれても、距離や時間と相談して諦めざるを得ないライブも
それに知るきっかけすら逸し続けている才能も、きっと想像つかないほどにこの世界にはたくさん存在する。

そのうえで、自分のリーチの半径で(多少身を乗り出したとしても)
絶対にみのがすべきではない夜を、正しく掴めたことを誇りに思う
思わせてくれる、そんなステージだった。

@hikarururururu

ドミコのふたり、照明班、音響班、すべての関係者に、最大級の賛辞を

あーー楽しかった!!🫂💖

オマケ
私はマスキングテープをかいました。

soo coo? のほう、かわいいい゛

しかし物販良すぎたよねーー
モォ全部欲しくって頭の中がいいかい学生さん、ドミコのグッズをねになった👨🏻💬

現地行ったらアナウンスされてるのより減ってることはあっても増えてるの珍しくて心の中で指ハートした。どこまでもワクワクさせてくれるよナ🫰🏻


『”異”(下)』ツアーを完走したドミコは10月より全国8会場を回るワンマンツアーを行うことを新たに発表しており、私をうわ大阪、味園!?!どうすっかなまじで、いやさすがに、グウウとさせている。チケットは多分ぴあで先行販売中、今回も中高生限定招待を行うそうでございます。いやまじでどうすっかな

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