見出し画像

【キャロットクラブ1.5次募集】売れ残った馬は走るのか分析してみた

キャロット民の皆さん、2023年の1次募集お疲れ様でした。

1次募集の最優先申込が外れた人は、9月19日(火)正午~20日(水)正午で開催される1.5次募集で、満口にならなかった下記13頭に出資申込することができます。

キャロットクラブ2023年1.5次募集対象馬13頭

前回あげたコラムでは、様々なデータ属性でクロス集計をした分析結果をまとめました。

この中で、1次募集時の人気別で走る傾向を分析した結果がこちら(↓)。

募集時別人気別成績

改めて、データの前提条件を整理しておきます。

  • 2018年募集(2017年生まれの現6歳世代)から2021年募集(2020年生まれの現3歳世代)までの計326頭をターゲットにして分析

  • 毎年数頭募集される地方所属馬は分析対象外とします。

  • 募集中もしくは募集後に取り下げになった馬も対象外です(仮に翌年に再募集されたとしても対象外)。

  • 翌年追加募集になった馬も対象外です。

  • 各馬の成績は2023年8月8日時点のものとなります。

人気が集中すればするほど走る傾向にありますが、一般申込で当選する馬(売れ残る馬)とバツ1以上持ってないと最優先申込しても当選できない人気馬との間で、勝ち上がり率は10.4%しか差がないのは注目すべきポイントだと思います。

売れ残った馬(一般当選の馬)から過去4年間で重賞勝ち馬は出ていませんが、勝ち上がり率は全体平均の51.2%と比較して、5.6ポイント低い45.6%で、そこまで悪い数字とは言えません。

この57頭を対象にしてエクセルのピボットテーブルを使って分析していると、勝ち上がり率が跳ね上がる(約3分の2が勝ち上がる)データの切り口を発見しました。1.5次募集、2次募集で申し込みをしようと考えている方は参考にしてください。

ここから先は

1,043字 / 1画像

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?