頑張れ



毎日何事もなく1日が過ぎて
眠気すら無くご飯は惰性で食べている

私の中でいう何事もないっていうのは
本当に何もないってこと。

起きてその先の展開も覚えている
何十回と見たアニメを繰り返し見て
携帯ゲームで永遠にカサゴを釣って
家の食べ物を漁りカサゴを釣って終わる。

装飾なしでろくに人と話さないまま終わる
唯一話す人間も片手で収まるなんてもんじゃない程に僅か。

そのせいで人との接し方を忘れた
唯一関わる人間ですらどうやって接して良いのか
わからない。

どん底に落ちるわけでもなく
孤独を感じても深くまで考えずに
同じサイクルを繰り返す。
本心は死ぬほどに苦痛で
自分で選んで孤独になっているのに
自分勝手なバカだな
とかそんなことも思う。

誰とも関わらないように過ごしたのは
他人の行動で一喜一憂して、疲労するのが
心底苦痛でめんどくさいから、
自分の体の魂なのに、
他人に振り回されて疲れるなんて、
愚の骨頂、自分が無いだけだって
そんなバカになりたくないから。

そんな私でも、自分の手の届く範囲内の人間には
どれだけ傷ついて精神すり切らしても
出来る事はしたいと
思う。

どれだけ私の心に土足で踏み込み荒らして
もう嫌だと思っても、心のどこかで
どうせすぐ殺す命、どう倒れても
私は幸せを噛み締めることができないなら
苦痛で燃え尽きても
ろくに動けない身体一つ、
せめて燃え尽きる前に出来た事が
その人の為になるなら
それでいいじゃんって。

なのに人間はどこかで見返りを求めてしまうんだね
何もいらないし、どうもしないでいい
でも傷つけないでとかさ。
結局嫌だって思ってしまう。

そういう場面に直面した時
一日中思考を張り巡らす時も、数時間考える時も
あるけど、考えれば考えるほどに
何がなんだかわけがわからなくなってしまう
どこにいても私は空気で
あれ、なんで生きてるんだろう
そんなところで、もういいやってなって
振り出しに戻る。

きっと最後の最後で私の命を繋ぎ止めてたものは
なかったんだって思うような気がした。

何に生かされて、何のために生きてるのか
もはや今になって全くわからず
全然受け止められないから

ただ生きていればみんなの日常は壊されないから。

本当の空気になって、
空気(私)が消えても変わらずみんなが日常を
生きていける、あと少し
今私がまだ生きてる理由

孤独を感じて辛くても
需要さえ私にとって苦痛なのが
何も見えなくするんだよなぁ

私が未来に希望を見出せないのは
そんなの全部取っ払っても
五体満足で生まれたのに 何もできない
自分がいつまでもいるから。

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