料理をした、寝れなくて朝だから朝ごはん、
寝るけど。
醤油を探してたら、紅茶のリキュールの瓶があった。
空になってる。

母親に聞いた、常にお金がない君は
ブラックニッカしか飲まないのに、
あの日は家にあるだけのお酒全部飲んだんだって、
かといって、あの時貧しい時期だったから
お酒なんか全然なくて、誰も飲まない
紅茶のリキュール、カルーア、とか甘ったるい
よくわからないやつが本当に少しだけ残ってて。
対して酔っ払いもしなかったろうね。
それから外に出て一生帰らなかった。
2月だよ、寒いよ。私だからわかるよ
何時間もきっとたくさん考えたよね

そうやって私の目に入るもの全てが
全部トリガーで頭が真っ白になって
呼吸ができなくなって、全身に寒気が走る、
せっかく作ったご飯も、
号泣しながら食す始末。

全てが怖い、好きな音楽も映画も、怖くなる。
これを幸せにしたら、私は、

回りくどく書くことはしない、
素直に、自分の中のモヤモヤが少しでも晴れる様に、

なんで私が幸せでなくちゃいけない?
生きる為に前を向かなければならない?
私じゃなくて、
私の愛してる弟が感じて見て聞いて
そうじゃなくちゃいけなくて、
綺麗で心動かされるもの沢山あるんだって
いままでずっとそうしてきた様に
教えたくて。

いなくなるまでずっと素直になれなくて、
どうしたら君が、少しでもマシに上を見れる様になるかなって、たくさん考えた。
死にたいって家族に言っていた時
私は、
もういいんじゃない?と言った。

そしたら、かれんちゃんが1番わかってると言われて
本当にムカついた。

確かにわかるよ、でもわからないよ、わかるわけがないよ、私はわかってもらいたくないし、お前のことも分かりたくない、本当に死にたいのは事実で、構ってもらいたいわけじゃない、きっと多分そう、だから、苦痛から解放されたいのなら、死んでも誰も咎めないよ。そういう意味で言った、ほんの少しだけ、脳の片隅で、かまってちゃんであって欲しいって思ったり。でも私は見抜けなかった。自分のことも。
私のエゴで、無理矢理にでも生かしてやりたかった。


結局、未だに現実を直視してる様で、避けている、
全て、ずっとずっと避けていてごめんなさい
でも私はずっと避け続ける、
幸せを享受できないと言い残した君のことを
1番知っているのは、母親でも無く父親でも無く
妹でもなくこの私で。

知ってた、生きてる時も
辛い思いさせてるなって、
母親でもないのに、
それは弟だけでなく、妹も、
家に一人でいる時、誰もいない家を見渡して
いつも思っていた。

ここに産まれ落ちて、この環境で
この子たちは幸せに何も考えずに
私みたいに死にたいとか思ってないだろうかって
想像力が豊かな私は一人でいつも泣いていた。

私は辛くてもいいから
この子たちは綺麗なものだけ見ていてと
ずっと願っていた。

今も願っている、
妹をこれ以上、辛い環境で取り巻かない様に
でもお姉ちゃんもうすごくキツイの
辛い。

逃げ道をずっと探してる。

毎日毎日毎日毎日毎日毎日
明日、誕生日プレゼントで
私が行きたい場所に連れてってもらう。
ずっと行きたかった江ノ島水族館、
チームラボ、住んでみたい横浜。
品川心療内科。

楽しみな反面、やっぱり過ぎる。
私が幸せでいいのか 
私なんかがしたかったことを成す
贅沢な事ばかり考えて、
東京に行ったって、
一緒に行ったことを思い出す、
本当はもっと楽しめるんだよ。とか
せめて体験してから、苦しみから解放されて。

綺麗事を言いたいわけじゃなくて、
かれんが一月のあの日に未遂で終わらず
確実に死んでたらとか。

君が死ななきゃいけなかった事なのか
死ななきゃわからなかったのか
私の中で確実に切れてた糸たちが
君がいなくなった事で全て繋がれて
でもそれって君がいなくなることより大事なわけがない
消えるべきは私だったのに

なんで私が生きてる

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