![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48961857/rectangle_large_type_2_b081f4bc5a993a65e1de443fddf718b7.png?width=1200)
並アマゴルファーの「夏休み研究」(6)上半身作業
「夏休み研究」の目標は
ゴルフの才能が普通レベルの「アマチア・ゴルファーのスイング構築」です
「並アマ標準スイング」の特徴
身体状態は下部胸椎の可動性が維持された「巧緻作業モード」 2軸制御運動系を利用 左右対称性の維持
今回は、下半身作業に続いての上半身作業です※https://youtu.be/UaUy4FgNK5s
下半身作業の補足
■球関節モデル、ドーナツ・ステックモデル
左は球関節モデル、屋根の軸が傾いても、支持棒・支持軸の姿勢が安定なら水平回転が可能です
右は骨盤回転のドーナツ・ステックモデル、ドーナツを丸盆に置き換えると「水平回転のイメージ」が安定します
また、丸盆を傾けても、穴をあけても、飾り棒をつけても、支持棒・支持軸が安定なら水平回転が可能です
■ 骨盤運動モデル
Cはセンター、Rはライト、Lはレフトポジション
左右股関節の固定位置が決まり、固定された股関節を中心に骨盤が水平回転します 骨盤回転面を水平に保つと、股関節と地面の距離が変化しますが、膝関節と足首関節で、距離変化に対応します
左右の「股関節・固定点」が直線を作りますが、この直線が下半身姿勢の「本質的な向き」であり、「目標線方向」になります
上半身作業
■2軸構造(2軸制御運動)
肩甲骨系
肩甲骨の上辺には「棘突起」とよぶ、横長の骨隆起があります
周囲に棘上下筋、肩甲挙筋、菱形筋が分布しており、棘三角という隆起の内側端に、筋肉の起始部が集中しています・・・肩甲骨制御の重要点です
棘三角と下部胸椎に「2軸構造」を適用し、上半身姿勢を制御します
通常、早期に安定し「操作意識」が消えます
前腕系2軸構造
中央図:前腕の操作軸を内肘(上腕骨内顆)と茎状突起(尺骨の遠位端)間に想定します センターポジションで高さを揃えた両肘を丸盆にのせ、軸操作で前腕動作は、車のワイパー様の安定した動きになります
R,C,Lでセンター、ライト、レフトポジションを表現します センターから右へ移動開始・直後はCに➡、移動終了・直前なら➡にR,と表現します。C,R,Lの変数と➡の装飾記号で全ての前腕状態の表現が可能です
■内肘・内踝系の2軸構造
ホームポジションで肘の高さを揃えて丸盆に乗せます
内踝を起点にしたピアノ線を内肘に貫通させます。
「ピアノ線の貫通」が「核心概念」です 内踝でピアノ線方向が自由に変わり、内肘は貫通したピアノ線上を滑り移動し、起点からの距離調節が可能なイメージです
姿勢分布図
ホームポジションで肘の高さを揃え「丸盆」に乗せます
図ではピアノ線を省略しています
両肘をピアノ線に沿って、上へ滑らせたアッパーポジション、下へ滑らせたローポジション
両肘とピアノ線を右回転したライトポジション、左回転したレフトポジション
操作軸回転と、肘の滑り移動の組み合わせで、4隅の姿勢も確定し、内肘・内踝系の姿勢マップが完成します
上肢・前腕、軸構造
上肢・前腕が関連する軸構造は 「肘・内踝系の2軸構造」と「前腕・肘系の2軸構造」に分かれますが、両者を合わせると「前腕・内踝の4軸構造」となります
クラブ重心・支持様式
クラブ重心支持の表現形式: クラブ重心を支えるシャフトが水平面と作る角度(θ)で表現可能
θ=90が最大効率のクラブ支持状態、数値の増加に応じて負荷が増す形式に数値変換して利用
■フェーズに対応した姿勢表現法
4行1列の行列で表現可能
集合形式に変換すると{前腕/内肘/骨盤/θ}、ホームポジションは{C/CM/C/α}となります
■トップの切り返し
スイングは{AD~TB~Top~Ds~Imp//}の複合運動なので、{TB、Top、Ds}も連続する複合運動です。
「いわゆるトップ姿勢」と「TBの目的姿勢」、「DSの起点姿勢」、の相互関係が問題になります
いわゆるトップ姿勢
通常みられる一般的トップ姿勢:{R/CR➡/➡C/90}ですが、 θ=90で、最も効率の悪い「重心保持様式」です
TBの本来の目的姿勢(TB-e)
スポーツ万能のゴルフ初心者のトップ姿勢:
クラブが立った、仕事効率の良い、重心保持姿勢です。トップ姿勢を始めとして・ゴルフ知識に乏しいため、本能的にとった姿勢と考えられます
{R,RU,R,≒0}の「静止安定姿勢」、TBの本来の目的姿勢です
DSの起点姿勢(DS-s)
この姿勢でシャフトに(シナリ動態起点の)右凸シナリを作ります
右肘・前腕で、シャフトの立ったクラブ重心を支える安定姿勢
{R/CM/C➡/≒0}、DSの起点姿勢です
■姿勢間移行の難易度
肘関節の「遊び」が減少し、前腕動作が制限される「赤ライン周辺」の難易度が高く、ホームポジションに近い「青ラインの内側」の難易度は小さいことを示しています
TB-eは赤旗、、DS-sは青旗、Topは黄旗の番地になります
■トップの切り返しのポイント
①姿勢間移行の難易度の高いTB終点姿勢の確定を回避
②TB終点姿勢の確定前に、下半身のDS動作を開始し、DS起点姿勢に移行
③いわゆるトップ姿勢は「動的平衡状態」であり、静止安定姿勢ではない
■スイング構築のポイント
★1:身体の柔軟性
★2:深部感覚訓練
★3:2軸制御回転運動
★4:シナリ・ネジレ動態
★5:スイング解は群・集合
★6:分析力・想像力・構成力・表現力
★7:努力・根性・気合・・・&信念
~~~ ★1~★7を揃えると・・・may be 神龍、降臨!