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並アマゴルファーの「スイング研究」
(1)身体の向き、グリップ、インパクト
「夏休み研究」はスイング総論の位置づけでしたが、「スイング研究」ではスイング各論と「夏休み研究」に盛り込めなかった記事を記述します
スイング研究、第一回は
① 身体の向き
② グリップ様式
③ インパクト・・・です
■身体の向き
並アマ標準スイングでは、身体作業を上半身作業と下半身作業に分けました
「身体の向き」も上半身と下半身に分けて分析します
本質的な上半身の向きは左右の肩甲骨棘三角が作る直線です
直線を決める2点が明確でない「いわゆる肩の向き」とか「胸の向き」は不適当です
本質的な下半身の向きは片側股関節位置固定型骨盤回転運動での左右股関節の固定点が作る直線です
足首関節、膝関節、スタンス向きは左右股関節の適正位置、骨盤回転面をレベルに保つシステム要素であり、したがって、踵線、膝線、スタンス向きなどは本質的な下半身の向きの指標にはならないことがポイントです
「スイング構築はグリップに始まりアドレスで終わる」なのですが、身体の向きはアドレスと深く関連します
ヒトの作業は「作業の枠組み」と「動作」で構成されていて、両者が適合していることが重要です スイング構築で言えば、目標線に打球するには身体の向きを基準にして「作業の枠組み」と「動作」を適合させる必要があり
身体の向きを決める基準の第一選択は「左右の股関節」、第2選択は「左右の肩甲骨・棘三角」であり、「スタンス向き→アドレス→スイング動作調整」の経路はイマイチです
■グリップと右手指の機能です
基礎事項: ① 拇指と他指との対向性に基づくモノを掴む能力
② 右手指の役割分担
③ 右手4指2関節の解剖・生理的意味
対向性から見たグリップ様式とクラブ把持様式です
右手指の役割分担
右手指の役割分担は「派生事項」です 具体的には中指でテイクバックし、人差し指でダウンスイングを始め、薬指でインパクトのクラブ姿勢を維持します
薬指・2重神経支配 薬指は正中神経と尺骨神経の2重支配なので細かい作業分担が可能です
インパクトの反射領域と右手4指2関節は密接に関連しています
■反射領域の立体構造
{0・1・2・(~)・3}の単純なリズムに収束します
もちろん、「インパクト解集合」の中の一つにすぎません
■フォローが大きくなりました
終わりです(*^_^*)