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「ネガティブ99%」に込めた思い
今は変えてしまったけど、私のnoteの旧アカウント名は「ネガティブ99%」だった。
これは、以前お付き合いしていた人に振られた時に、泣きながら衝動的につけた名前だった。
元々、私はものすごく暗くて、顔で笑って心で泣いているようなことが多かった。
暗さを出すのは良くないと、顔で笑って、心で泣いているありのままの私を出せなかったから振られた。
だから、暗い私を大切にしなければと思った。
そうすれば、今は目の前が真っ暗で何も考えられなくても、いつか自分の人生に光がさすはずだと自分に言い聞かせるかのように「ネガティブ99%」と名付けた。
光と闇は表裏一体。
ネガティブであることを、無駄にしたくないと思った。
自分のネガティブさにきちんと向き合えれば、必ずポジティブのエネルギーに転ずるはずだと思った。
その意味を込めて、自己紹介文には「たった1%のポジティブを大事にしたい」と書いていた。
これも消してしまったけど、今もそう思っていることには変わりない。
だから、最初はどんなにネガティブな内容の記事を書いても、最後は「〜したい」というような形で、希望を持てるように締めくくることが多い。
どんなにネガティブだって、やっぱり希望を失いたくないから。
これが悪く出ると自分に対する高い理想や過剰な期待になってしまって、それはそれで苦しいところもあるのだけど。
それでも私は、ポジティブという希望はネガティブという暗さによって引き立てられるものだと信じている。
夜空に光り輝く月のように、周りが暗ければ暗いほど、光が際立つ。
だから、ネガティブなのは良くないからと、自分の暗さを蔑ろにしたくない。
自分の暗さから逃げて、何者か分からないような人を演じて生きることもしたくない。
世間がどう言おうが、常識がどんなに私を縛ってこようが、私は暗いままでしかいられないのだから。
これがありのままの私なのだと、自分の暗さを抱きしめて生きていきたい。