ベトナムで頬骨骨折の手術
ベトナム在住日本人の方に、私の様な「酷い思い」まではいかないにしても、なんかモヤモヤするみたいな思いをこれ以上してほしくないので、先日私が経験したベトナムでの外科手術にまつわるあるあるを是非紹介致したく、ついにnoteのアカウントを作りました。
3/3の日曜日、サッカーのカップ戦でヘディングの競り合いの際にイギリス人の対戦相手に頬に頭突きをされ、頬骨骨折をしました。チームメイト曰く「パキーン!」ていう音がしたそうです。
【以下あるある】
・病院に直行、受付の人に「今日は緊急病棟しか空いてないので料金が3倍になりますが宜しいですか?」と言われて余計顔が腫れる
・CTスキャンの結果”There’s a fracture on your zygomatic.”と言われ、はてなマークが400個浮かぶ
・翌日再診、Aカウンターの人「Bカウンターに行ってください」→Bカウンターの人「Cカウンターに行ってください」→Cカウンターの人「Dカウンターに行ってください」→全カウンタースタンプラリー制覇
・専門医に「すぐに手術が必要です、全身麻酔です、でも耳の横に小さい穴を開けるだけ、私の術歴からすればeasy-peasyなやつなので安心して下さい、日帰りですし」と言われ逆に心配になる
・既往症の問診が全て英語、thrombocytopeniaは血小板減少症という意味。日本語でも分からん
・手術前日に「デポジット10万円ください」と言われ保険会社で働いててよかったと痛感
・しかし、キャッシュレスの正式契約している病院だったにも関わらず支払保証を弊社に要求していた。病院全体の補償範囲の理解不足(正式契約後はいちいち保険会社に支払保証を求めず病院自身で支払可否を判断しなければならない)を認識
・手術は呼吸器吸い始めた刹那に終わった
・日帰りやと聞いていたのに気づいたら一泊させられていた
・痛み止めの点滴は袋が小さく、2時間に1回なくなって爆音でアラームが鳴るので寝れない、でもナース誰も来ない、テクノブレイクするときってこんな感じなんかなーっていうぐらいナースコール押しまくる
・退院前に主治医の部下っぽいおっさんが来て、「再来週の水曜日に来て下さい」の一言だけ残し終了。薬は?節制すべきことは?全治何週間?
・2週間後有給取って昼間に再診、診察室に入ると看護師に「すいません、先生は急用ができて来れなくなりました」
・5日後再診、抜糸。実は口の中も切って縫うてた、えっ耳の横だけちゃうかったん?
【以下教訓】
・ベトナムでは手術しない
・緊急時は日本人スタッフがいる病院に行き、必ず日本語で説明を求める、かつ気になってる事は絶対にそこで聞く、医療保険も入っておく
・なるべくヘディングはしない
以上
眉毛四男