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エッセイ

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#自分と向き合う

ひとり、ふたり、いろんなかたち

ひとり、ふたり、いろんなかたち

誰かと共に生きること、寄り添うこと、思いやること、について、考える最近です。
前に書いた記事に「呼び方の話」があったと思うのだけど、その違和とも繋がる気がする。

仲間とか友情とか恋愛とか好きとか嫌いとか、そういうのって代表作は存在しなくて、ただの(仮)に過ぎない。

「はい、こういうのって"友達"だよね」
「うん、これは"恋愛"でしょ」

とか、なんかそんな感じで生き進められているのかな。そうい

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境界線がある世界

境界線がある世界

行くのが苦手な場所がある。たとえば夜の街、ラブホ街。滅多に行くことはないけれど、たまに知らない土地を歩いているといきなり現れることがある。そんな時は息を止めて早歩きで通り過ぎるが、過ぎてもずっともわもわとした黒いワタのようなものが引っ付いている気がしてどうにも拭えない。

仕事柄、ロケ地にラブホテルやキャバクラが使われることがある。実際撮影でラブホテルやキャバクラの中に入ったことがあるけど、帰宅後

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