Nサロン未来会議に参加して思い出したこと
Nサロン未来会議に参加して、デザインを始める前の頃の「初心」を思い出した話。
参加してすぐに、「この感じは前にも体験したことがある」と気づきました。
なんだっけなこの感じ、と思って考えたら、多摩美上野毛1年のときに受けた西村佳哲さんの授業「プレデザイン」でした。他の授業がほとんど終わった2月頃。ちょうど今頃の寒い時期。
内容はたしか、デザインする前にいろいろ考えておいたほうがいいんではないか?そもそもデザインとはなにか?なんのためのデザインか?あなたはどう関わりたいのか?といろんな角度から「デザイン」と「私」と「社会」を考えるワークショップ(だった気がする)。
そこでいろいろ掘り下げていったら、1年で美大をやめるという結論に。
自分でもビックリしたし、その時の自分が抱えていた、もやもやはすぐには晴れなかった。けれど、素直に考えて行動してみたら、すぐに友人のつてでデザイン業界に潜り込めて、その半年後には働いてみたいと思っていたデザイン事務所へ転職ができました(運が良かっただけだと思うけれど)。
ということで、そう感じた今が次のフェーズに移るタイミングなのかな、と思います。
トップの写真の本は、そのとき何度も読んでいた「自分の仕事をつくる」。今、読み返しているけれど、読み込んでいた当時の気持ちが少し蘇ってきた。すごくいい本。
西村佳哲さんについて
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