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ここに至るまでの寝台列車
鉄道オタクでも何でもないが寝台列車ってどこか魅力がある。人生で一度は乗ってみたい乗り物とされている寝台列車。「高級感がある」「一晩で移動できるしくつろげる」。そんな魅力がある。
というわけで寝台列車に乗った話。
一昔前はいくつも存在していた寝台列車。それが次々廃止に追い込まれ昨今では絶滅危惧種とされており現在運行しているはサンライズ瀬戸・出雲のみ。
特に理由とかはないが寝台列車に乗ってみたい願望はあった。子供の頃だったので誰もがそんな願望はあったのだろう。それが大人になるうちに現実を知っていき「乗れたらいいなぁ」の感覚に変わっていた。
その「乗れたらいいなぁ」のタイミングが突然降って湧いてきた。それが今回。
ある用事で東京に約二週間滞在することになったのだがまた別の用事で大阪に戻ることがあった。で、大阪での用事が夜までかかるので東京に戻る際に寝台列車を使うことになったのだ。ていうかそれしかなかった。
それが確定した後、大阪に戻る前の、東京の飯田橋駅の窓口に立ち寄り予約。乗車することができました。
予約したのは「サンライズ出雲」の「B寝台個室 ソロ」。
乗り場は午前0時33分発の大阪駅。到着は午前7時8分の東京駅。
約七時間弱の長旅です。
初めての寝台列車なのである程度のマナーとかどのような感じなのかはyoutubeで確認済みです。
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前日の午後23時15分に自宅を出発。この数時間前に難波に立ち寄ろうかなと思いました(完全に意味不明)がそのまま大阪駅へ。
さすが23時を過ぎると電車の本数が少なくなっているのがわかった。これまでに夜遅くに電車に乗ることは何度もあったが改めて終電に向かっているのがわかる。
午後23時56分に大阪駅に到着。乗り換えで駅内を移動。思ったより早く到着したのでここから30分以上は駅内をウロウロ。
![](https://assets.st-note.com/img/1714550585994-ZEinCM7f8K.jpg?width=1200)
コンビニも閉まっている上に待合室は混雑しているので乗り場で待機。
寝台列車は軽食が出ないと聞いているので持参済み(ただ自販機はあるので飲み物は買える)。納豆巻きしかなかったのでおにぎり買えば良かった(残りは全てお菓子とジュース)。
寒い中写真撮ったり動画撮ったりしてスマホをいじって外で待機してました。ちなみに同じように撮影している人も何人もいました。趣味なのか?YouTuberなのかな?って思った。
大阪を出発する数分前に寝台列車到着。
チケット見ながらこの日過ごす個室を探す。
見つけた個室は上段。お〜天井吹き抜け(?)
個室に入るとさっきまでいた駅のホームが見えましたが誰もいませんでした。
でも感動してる暇もなかったので通路に放置していたデカいキャリーバッグを個室に引き入れる。上段なので一苦労。扉を閉めて何とか収納できました。
大阪出発は0時33分でしたがしばらく動きませんでした。遅れが出ているとの連絡もありませんでした。
今までの移動は「ヤベェ、急がなきゃ!」な感じでしたが何だか余裕に落ち着いていました。もう乗ったからなのかもしれません。
午前1時前に出発。大阪を離れました。
さらば、大阪。しばしの別れだ。
夜中なので景色は夜景。梅田はヨドバシカメラの明かりが強いので夜中でも明るかったです。そこから茨木、高槻、京都と通過してから都会から田舎に変わっていくのがわかりました。そこからどこなのかわからない町を通っていく。
シャワーカードを購入しようと販売機に立ち寄ったら売り切れていた。シングルデラックス以外は限定だったからもうとっくに売り切れてたってことか。家出る前に風呂入っといて良かった。洗面台で手を洗って個室に戻る。
電気を消してしばらく窓の外を眺めていたらコンコンとノック。チケット確認だ。
「ありがとうございました。おやすみなさいませ」
そう言って車掌さんは扉を閉める。
少し離れたところにコンセントがあったので残り充電が半分になっていたスマホを充電する。
他にも充電したい機器はあったけどスマホはこの後も使うから最優先で充電させた。
布団の上でご飯を食べるのは嫌だったので狭い入り口で納豆巻きを食べる。自分が泊まる個室のすぐ横はラウンジだったので「ラウンジで食べれば?」と思った人もいるかもしれませんがすでに先着がいました。あと、個室には暗証番号が設置されていたのですがその暗証番号がわからなかったのもありました。
軽食が終わり、布団に戻ると再び窓の外を眺める。時々スマホも見て充電が今どれくらいかも確認する。前より少しだけ増えていた。充電完了するのは時間かかるなと思い布団に包まる。そのまま寝てしまった。
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事前に仕掛けていた目覚まし時計で起きた。午前5時20分。今どこまで進んでいるのかわからない。静岡は通り過ぎているのだろうか。それまでのアナウンスはなかった。あっても睡眠を配慮して声は小さめだったのかもしれない。窓も開けたままで外は夜明け前だったのもあって暗かった。
5時20分は早すぎた。
そう思い6時50分に設定した。中身はそれほど出してない自負があったので起きてすぐ出られるように強気の設定にしていた。
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無意識にスマホを手に取っていた。画面を見ると充電完了のマークが見えた。良かった。
起き上がって時間を見る。午前6時50分。東京までもう少し。
東京着いたら、何しようかな。
寝台列車を降りても乗り換えがあってそこから時間かけて目的地に着く。会場には8時半くらいに着けばいいし。
「まもなく東京。東京…」
アナウンスが聞こえた。「東京」の後に何言ってたのかは忘れたけどもうすぐ東京に着くことはわかっていた。いや、窓の外を見るともう明るくなっていて駅のホームが見える。そこには人がたくさん立っていた。「何駅なんだ?」と目を凝らして確認するが早すぎてわからなかった。でも、通過間際に「東京上野ライン」の文字だけが見えた。そうか、関東なんだ。今東京ではない、東京上野ラインが通っている付近までいるんだ。じゃあ、大船駅かな?そんなこと思いながらコンセントから充電器を引っこ抜く。
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午前7時8分。東京駅到着。身支度を整えてキャリーバッグを通路に出す(邪魔だし迷惑だけど一時的なので)。プシューと扉が開く音がして人が出ていく。でも動きが遅かった。自分も含め持っている荷物が大きいし通路も狭いから移動が遅くなるのがわかる。それをわかっているのか扉は開けっぱなしだった。これは非常にありがたい(実際は清掃と部屋に残っている人がいるかどうかの確認だった)。
惜しみつつも東京駅に降りた後もその場に止まっていた(これはリュックサックを背負い直すため)。
![](https://assets.st-note.com/img/1706836607370-bceMKMZOiP.jpg?width=1200)
まだ時間あったので駅内のどこかで朝食でも済ませようかとウロウロするがすでにたくさんいたので断念。そのまま乗り換えの電車に乗って少し早めに目的地に着いた。
楽しかった。また乗りたいな。
着いたら着いたで眠気がきた。時間が来るまでテーブルに顔を伏せた。