112. 浄化の煙
満月の翌日、朝からハンパないダルさがあり、
目を閉じてしまうとウトウトしているような
状態で、ちょぃちょぃ家事を挟んで動き回っ
ても氣づけば軽くオチているものだから、
氣がすすまなかったけど久しぶりに軽く昼寝
をすることにした。
氣がすすまないのは、この昼寝の際に観る夢
こそ奇妙な夢が多く、目覚めもあまり氣持ち
良くないからだ。
そして、夢を観た。
十年ほど蜜に過ごした<姉妹>の中のひとり
であるミユキさん(仮称)と、とあるコミュニ
ティから外れて以来、数年ぶりに再会する夢で、
会わない間に体験した苦悩や葛藤について
話してくれて、自分がそうであったように、
一定の角度から得たスケールを用いることに
よって生じた矛盾に苦悩し葛藤してきたこと
を知り、こちらも顔を合わせることがなく
なった時から今までの自分の体験、また、その
過程でミユキさんや他の<姉妹>に抱いた
疑念や不安について告白して詫びた。
夢の中での再会は、互いのそんな葛藤など
まるでなかったかのように当時と変わらない、
疑念など入り込む余地もないほど安心の中で
告白し合うことができたことに心の底から
感謝していると、ミユキさんが
「よかったら吸ってみない?」と、葉巻の
数倍もある太さの手巻き煙草のようなものを
差し出したので、「ゎ☆ 手巻き煙草が最近、
氣になっててスターターキットだけ買った所
なんだよ~。これ、ホワイトセージ?」
「そうそう。」
実際に手に取ってみると、ワンドタイプと
見紛う太さのそれに火をつけて吸ってみた。
咳込むかとおもいきや抵抗なく吸えたものの、
カラダが極端に喜ぶわけでもなく何か感想を
と思っても振り絞って出たのが
何か感想を‥wと思った所で目が覚めて時計
を確認したら17時半! 時計を三度見ほどして
飛び起きて夕飯の支度に取りかかり、事なきを
得たけど、妙な体調の際に観た妙にリアリティ
のある夢に意味があるのか否かは不明だけど、
此処より高い領域でミユキさんが浄化の
ヒーリングをしてくれたのかもしれないなんて
ファンタジーなオチにしておこうと思った。
そう考えると、此処では各々の計画に基づい
て互いが演じる役割を全うしているけれど、
高い領域では、全て了承済みでのドラマとい
うことになりそうねぇ‥なんて思った更に
数日後、再び夢を観た。
何かしらの招集がかかり、どこかのロータリーの
ような場所でパートナーと飛行場に向かうための
車を待っていると、某親子が
「ヤツイちゃん、乗って乗って!」と声を
掛けてきて
そもそも、そんな約束もしてなかったよね?
と戸惑うも、乗れるのが一人だけだったので、
お礼を言って向こうで合流しようということ
になった。
ACIMでイエスの兄やんが言っているとおり、
此処で我々が観ているのは、我々好みの幻影、
ホログラムであり、「あなた方は天国を出た
ことなど一度もない。」と言っている、その
天国において、此処でのキャスティングなど
全く関係ないのかもしれない‥
限りなく確信に近いモンを感じたことにより、
古くて長すぎた胸糞ドラマの終わりを確信
せずにはいられなかった。
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