146. 虎部隊
音樂動画を漁っていたらおすすめとして
ひょっこり上がってきた彼の存在を昨年
知り、パワー系に振り切れない甘さと深さ
のある声にロックオンされた。
得意であろうdeath metal調でアレンジした
アニメソングとか、むっちゃカッコ良かった
りするもんで、お氣に入りの曲はiPhoneに
入っていたりする。
そんな彼、Jonathan Young氏のcoverソング
の中でも最も氣に入っているのがこちら。
シーシャンティなる船乗り労働者の作業
歌として生まれたイングランド民謡らしい
のだけれど、多くの人々がカバーしてる
中でもダントツ好きかもしれない。
天与の才を発揮しまくっているJonathan
Young氏は、coverソングのみならずオリ
ジナルも描いたりするんだけど、今年に
入ってやけに氣になってチャンネルを
小まめにチェックしてたら本日、オリジ
ナル曲の新着があり観てみた。
アニメ好きな彼らしいPVながらハチの
ムサシの如く太陽に向かっていくトラ
たちが燃え尽きてしまうあたりは胸が
キュッとなりつつ、作品の意図を考え
ようとした時、でっかい虎が太陽に
向かって行くではないか❗️
そして、スカした太陽が駆逐されるという
流れに…
太陽を唯一の神とする悪魔崇拝者に立ち向かう
の図って、まるで、トランp………
あああああーーーッ❗️
そうか!彼は知ってるのね!
ここ日本でトラさんと呼ばれている事を。
そうじゃないと辻褄が合わないPVだ。
観るたびに涙を禁じ得ないコータロー氏の
Derk To Lightに類する曲なんだなと思った
次第。
余談だけど、1:41あたりから出てくる荒野を
見下ろしてる老人と虎の姿、ありがちな構図
だけど、かつて瞑想してると度々出てきた
光景そのものだった。
わたしが観ていたのは、もっぱら夜で岩肌を
駆け上ってくる風の勢いや耳元をかすめる音、
隣にいるオオカミ犬(今生で再会したテン)の
存在は、懐かしく物悲しい記憶。