あんぱんの合格体験記②【論文編】
こちらのノートは論文編になります。
自己紹介やノートの概要については「あんぱんの合格体験記①」の冒頭に記載してるのでそちらを参照してください。
【短答合格(22年5月末)から論文1回目(8月中旬)】
作戦
論文科目ほとんどやってないのでとりあえず速習講義見てボーダーぐらいまで引き上げる。
企業監査もなにもしてないので急いでダイジェスト講義を視聴してできるだけ答練を解く。
会計学は理論を論文対策集で覚える。
計算はメンテナンスする暇がないので答練だけ解く。
会計学の上級答練のみ短答前にオンタイムで受けてました。
その他全ての答練は短答後からです。
勉強時間
2022年6月〜2022年8月中旬(論文1回目)❌
この期間で結果的に800h勉強しました。
累計で4200hでした。
今年で受かればネットに書いてる通りぐらいの勉強時間やなとかおもてました。
答練と本番の成績
なんか会計学で跳ねさせればいけそうな感じがしますよね。
以下が論文本試験の結果になります。
当時の合格ボーダーは総合偏差値51.8でした。
会計学得意じゃなかったっけ??
3ヶ月間本気で頑張っても1科目もボーダーすら超えなかったです。
ゴッパチで不合格だったとしても、1科目でもボーダー超えてる方は自信持っていいと思います。
全然惜しくもないしニートが確定したのでめっちゃ泣きました!!!!!!!!!
ゴッパチのメンタル・モチベの維持方法
ゴッパチは途中で心が折れる方が多いですが、自分は折れずに3ヶ月間やりきれたので、工夫したことを念の為書いておきます。
大前提として落ちたらニート確定なので頑張るに越したことはなかったのはありますが。
・サボったら自分に罰ゲームを課す
勉強を継続して行うために自分に罰ゲームを課していました。自分で完結する罰ゲームだとそれすら行われない可能性があるので友達を勝手に巻き込んでました。
その名も「スタバ大作戦」です。
インスタグラムのストーリーで友達に勉強時間を報告していると短答期に始めたと言ったと思いますがそれの強化バージョンです。
自分であれば8:30までに家を出ると決めて、家を出た時間を証拠として自宅前の写真と共にストーリーに載せます。
それを達成できなければストーリーを見てくれてる友達1人にスタバカード500円あげるというものです。
バイトもしていない自分からしたらそういった無駄な出費は避けたいので意地でも頑張ります。
友達もスタバカードがもらえる可能性があるため、お互いメリットがあります。
実際に4回ぐらいスタバカードをあげた記憶がありますが、勉強時間を強引に作り出す方法としてすごい良かったです。
・Twitterや情熱タイマーの利用
短答期は一方的にTwitterを見てるだけで対してアカウント運用をしていませんでした。
論文生になって運用を始めましたが、ゴッパチ勢で色々作戦を共有したり仲間意識が凄くてお互い高め合えた記憶があります。
同じ境遇の人がいるとしんどいのは自分だけじゃないんだなと実感できたのがよかったです。
情熱タイマーでは周りの受験生の勉強時間が目に見えるので刺激になります。
多くの人が憧れるような成績の高い人でもストイックだったのでより頑張らないといけないな〜って思えました。
反省点・気づいたこと
1番大事なのは形式に慣れることだと思いました。
時間配分とかわからなくて詰むので、、、
答練と本試験の違いと反省点
そもそもゴッパチで時間がなかったので過去の本試験の傾向を確認しなかったのが悪いですが、答練と微妙に違いました。
各科目感じた違いと反省点を主観で以下に書きます。
・管理会計論
答練では分量が多かったのに本試験ではめっちゃ少なかったです。
逆に答練の分量で慣れておけば本試験で時間の余裕が生まれるなぁとは思いました。
計算と理論も見たことあるもの多くが出題されたので、答練とのギャップに苦しむことはなかったです。
第1問の偏差値が異常に低いのは理論をしっかり暗記できていなかったことが原因です。
暗記してるつもりではいたものの、論文生の暗記の精度が思いの外高かったです。
第2問が跳ねているのは計算で推定問題が合っていたからです。
本番解いてて埋没って感じは全くしなかったのですが、管理計算のレベルはそこまで高くないと感じました。
・財務会計論
本試験と答練の1番の大きな違いは理論です。
答練ではテキストに載ってる典型問題しか出なくて、それさえ覚えておけばそこそこ良い判定が取れます。
自分はそれで答練は大体A判定とか取れてました。
しかし、本試験では典型問題は出るもののその場で考えないといけない問題が毎年一定数出題されます。
「答練でそういう問題やったことない〜」って思いながら本試験を解いてました。
それを踏まえても第4問の偏差値が40もないので低すぎるんですよね。
原因を考えてたらキーワードをあまり答案で意識できてなかったことに気づきました。
財理って自分で理解したニュアンスをそれっぽく答案に書けば良いっていうものと思ってましたがそうじゃなかったです。
自分で理解したことをキーワードを踏まえて書かないといけないのです。
CPAの論対を受けたことがある人はわかると思いますが、論証の再現性が大事とよく言いますよね。
自分で考えを吐き出しつつ、論証で覚えた表現を使わないと点数があまり来ないのでは?と思いました。
計算は答練と差があまりないので信用していい気がします。
・監査論
答練は全て目を通しましたが、見たことある問題は本試験でほとんどなかったような。
論ダイで勉強を進めてたので網羅的な知識がなく全く戦えなかった印象でした。
試験後の講評で激ムズ回だったことが判明したのであまり参考にならないです。
・企業法
模試やヤマアテで見たことあるものばかり試験に出てきたので企業法は模試が大事だなと思いました。
あとは論点まとめに書いてる論証をほとんど覚えたのですが、全くでませんでした。
論点まとめ要らんやん。
・租税法
理論は答練を丸暗記すれば偏差値52取れるって言われたものの案外そうでもないような。
自分の知識は答練に書いてるもののみ暗記していましたが、本試験でほんの少ししか出題されなかったです。
適当に条文探して書きました。
計算は答練と難易度は変わらなかった印象はあります。(当時の自分は答練解いてませんが)
法人税は結構完璧にしたつもりだったんですが、周りのレベルが想像以上に高くてそこで偏差値を大幅に下げてしまいました。
所得消費はボーダーは取れてたのに計算の偏差値が44ぐらいだったので本当にレベル高いと思いました。
・経営学
経営管理は速習レジュメで進めてました。
完璧に覚えたって感じではなかったですが偏差値51.5ぐらいだったのでレベルは高くないと感じました。
しっかり時間をかければ来年はボーダーは余裕で超えれそうな。
財務管理は記号問題が数問適当に書いて当たったのにも関わらず偏差値が47弱でした。
かなりレベルが高いと感じたので来年勉強しても得点源にはならなさそう。
全体的にどの科目も模試と本試験で形式は同じなものの出題傾向は違うので判定あんまり意味ないやんって感じでした。
答練は本試験予想ではなく、網羅的に出題されるものです。
模試の母集団は本試験と変わらないイメージがあるので、そういう意味では判定に信憑性がありそうです。
そのため、継続して答練で良い判定を取ることを目標にしていこうと思いました。
「テキストに書いてることなんて覚えてて当たり前、現場思考問題でいかに点数を拾えるか」というところにこだわりを持つようになりました。
【論文1回目(22年11月下旬)〜2回目(23年8月中旬)】
作戦
2月ぐらいまではバイトで勉強時間が確保できなさそうだったので、講義・復習・答練だけはオンタイムでしっかりやることだけをノルマとしていました。
復習も以前まではしたことなかったですが、忘却曲線を意識して1講義に対して3回復習をすることにしてみました。
当初の目標は全科目偏差値56を取ることにしました。
理由としては1科目ミスって足切りで不合格になっても4科目免除で次の年が楽そうだからです。
ギリギリだとメンタルがやられそうだったのもあります。
最終的には監査論だけボーダーすら取れるか怪しかったので偏差値50を目指す作戦に変更しました。
各科目の作戦でも記載はしているところもありますが、全体的に計算は1ヶ月に1周→2ヶ月に1周とどんどんスパンを空けていって長期記憶になるように意識していました。
逆にできなかったものに対しては一時的にスパンを短くするなど工夫することにしました。
以下は各科目の作戦になります。
・財務計算
教材はコントレで、個別はリースや退職給付など典型と言われるところだけ、構造論点は基本的に全部やることにしました。
短答期にそれなりにやりこんでいたので1ヶ月でそれぞれ1周、完璧に覚えているところは2ヶ月に1周と決めました。
個別の典型以外は答練で出たところだけやることにしました。
在外CFとかどうせ出ない割に重たいやつは直前期余裕があればやることにしました。
(最終的には切りました)
・財務理論
論文で1番重要な科目なので1番時間をかけるべきだと思っていました。
そのため論文対策講義でしっかり理解を深めることにしました。
最初は全部覚えようと思っていたのですが、キャパ的に厳しかったのでABだけ覚えることにしました。
それでも論対集のABよりはカバーしている範囲が広かったので。
最終的にABだけですら全て覚えられなかったので、伝統論とか四半期で出題実績ほとんどないやつは切りました。
・管理会計論
昨年の論ダイと内容はほとんど同じだったので理論だけ講義を視聴することにしました。
計算は原価計算の範囲は1ヶ月に1周、管理会計論は基本的な論点のみ1ヶ月に1周で連続で正解していれば2ヶ月に1回と期間を空けて演習していました。
特に管理会計分野の計算は出題傾向的に毎年報われないことがほとんどなので基本的な知識の維持以外は時間を費やさないことを心がけていました。
その分、原価計算分野は報われることが多いので網羅的に演習することにしました。
理論は理解よりは暗記要素が強い気がしてたので直前期に頑張ることにして当分は放置することに。
・監査論
論文対策講義が有名なのでそれを受講することに。
基本的には答練をオンタイムで受けて、レジュメの暗記マークは量多すぎるので直前期に覚えることにしました。
ABですら暗記が間に合わなかったので最終的には四半期とか出題頻度が圧倒的に低いものを切りました。
・企業法
昨年の本試験で論点まとめの暗記があまり意味ないことが判明したので、自分と同じこと(論証は暗記しなくてもいい)を言ってた青木先生の論文対策講義を受講することに。
論証は自分で作るって言ってて自分の考えに合ってました。暗記の量も少なかったです。
答練はオンタイムでしっかり受けて、答案の添削は別の講師の方にお願いしてました。
企業法は正解が1つじゃないので色々な講師の意見を聞きたかったからです。
設立とか出なさそうなやつは薄めに対策して強弱をつけることにしました。
・租税法
過年度ということもあり、得意科目にしたかったのでコントレをすることにしました。
組織再編の計算など本試験の出題実績がなかったり、あっても1回で無駄に難しいやつは全部切ることに。
基本的には標準までしっかりやりました。
理論は冨田レジュメが良いと聞いたのでそちらの講義を受講することにしました。
・経営学
経営管理は昨年速習講義のみでボーダーを超えたのでレギュラー講義を受けて得意科目にすることにしました。
ただ、レギュラーテキストが覚えにくく、さほど速習レジュメと網羅性が変わらないことが判明したので最終的に速習レジュメで暗記していました。
財務管理はレギュラー講義で理解を深めてみることにしました。
個別問題集は簡単であまり回転させる意味がなさそうだったのでテキストの例題を回転することにしました。
勉強時間
2023年12月〜2023年8月中旬(論文2回目)💮
この期間で結果的に1950h勉強しました。
累計で6150hでした。
12月〜3月上旬まではバイトの卒業も近づいて来ていたため、バイトを月に80hぐらいのペースでしていました。なので勉強時間は少なめ。
4月からは週1回2hだけ別のところでバイトしてました。
答練と本試験の成績
直前答練(経営学以外)とCPA模試は全てライブで受けたものです。
他校模試の偏差値がCPA模試と比べて低過ぎてめっちゃ焦りました…
CPAの答練で点を取るための勉強になっているのではないかと疑問に思いました。
特に理論科目がCPAの答練では点が来るような記述に点数が来なかったのでその分下がってるイメージです。
CPA模試は手応え通りの点数だったものの、他校模試は手応えより点数が低かったです。
直前答練④では元々苦手意識のあった管理と監査でえぐい偏差値叩き出して病みました。
監査に関しては足切りですからね…
以下が論文本試験の結果になります。
まさかの苦手な管理と監査が跳ねました。
その一方、そこそこ得意だった企業法がボーダーに届きませんでした。
本試験は何が起こるかわからないな〜と思いました。
直前答練は本試験より母集団のレベルが高いので、そこで偏差値52以上を安定して取れていれば本試験は大丈夫な気がします。
合格要因・気づいたこと
・理想標準で大きな目標を立てる
自分は大きな目標として全科目偏差値56を目指して勉強していました。
昨年の論文は1科目すら偏差値52を超えないレベルだったので無謀にも思えるかもしれないですよね。
はじめに目標を低く設定してしまうと、途中で高い目標に設定するのは難しいので大きく設定してみました。
当初は絶対に手が届かない次元のものだと思ってましたが、案外手が届きました。
偏差値56ぐらいに設定しておいて52~53ぐらいで収まってくれれば全然いいですからね。
ちなみに短答や論文の落ちたときはボーダーをギリギリ超えることを目標にしていました…
・Twitterでライバルを作り、点数をTLに載せる
それなりには勉強してるのに上級答練の時期に良い判定1つも取ったことなかったんですよね。
そもそも短答期から判定は良くない方だったのでショックは受けなかったですが、これが続くと直前期になって病みそうな気がしました。
そこで、短答期に成績上位の方がTLに自己採点を載せているのを思い出しました。
「あの環境にいれば自分の中での基準が上がって点数が上がるのでは?」
と思って直前答練から自己採点と成績表をTLに載せ始めることにしました。
もちろん、判定が悪くても載せることで戒めにもなります。
悪い判定なんてTLに載せるの恥ずかしいのでいつもより必死に勉強するようになりました。
科目にもよりますが、上級期よりは判定が明らかに良くなってますよね。
ツイ校は本試験の母集団よりレベルが高いので、そのレベルを自分の中での当たり前にしたのがすごく良かったです。
それゆえ模試や本試験であまりできなかったけど手応え以上に跳ねているみたいな現象は母集団を無意識にツイ校レベルと思ってしまっていることが原因と思います。
実際の母集団よりちょっと上ぐらいの環境でやっていたことが丁度良かったです。
あと、直前期に勉強時間を増やすという理由でTwitterをログアウトする人が多いですが、周りの受講生のレベルや答練の感想をリアルタイムで知ることができる唯一の手段なので勿体無い気がします。
相対試験なので。
・手応えとの乖離
手応えより思っている以上に点数がきていた分には大丈夫です。
できたと思ったのに全然点数がきていなかったという現象になったことはありませんか?
個人的には理解不足のサインだと思います。
求められている記述レベルより低いから点数が来ないのであって、できていないのにできたと思っていることになります。
自分も上級期はそういうことが多々あったのですが、手応えより下ブレがなくなってからは点数が安定しました。
他校模試で手応えより点数がこなかったことは予備校による採点基準の違いとして無視してました。
・成績優秀者のスペースを聴いてみる
自分は普段スペースは聴かないタイプなのですが、勉強法に関するスペースを成績優秀な方がしていました。
最終的に得意科目は租税法と企業法だったのですが、元々全然得意じゃなくて判定も良くなかったです。
スペースの中で色々有益な情報を教えてくださったので成績が一気に上がりました。
スペースに限らず、優秀な受講生目線の考えを聞くことって知らない世界を知ることができて大事だと思いました。
・勉強時間を増やす工夫
睡眠時間や予備校から帰宅してゆっくりする時間は大事ですよね。
なので、予備校に滞在している時に自分がしていた勉強時間を極力作り出す工夫を「3つ」紹介します。
自分は基本的に自習室に12時間半ほど滞在していました。
①昼ごはんを食べない
そもそも自分は眠たくなったらすぐに寝るタイプです。
昼ごはんを食べるとその直後に眠たくなりますよね。
それでご飯と昼寝で1時間ぐらい一気にかかるので勉強時間が減ってしまうのが嫌でした。
普段の勉強の合間に寝る時間+食後の寝る時間となるからです。
はじめは慣れませんでしたが、2週間ぐらいやってたらお腹が空かなくなりました。
お腹が鳴りすぎると周りに迷惑なのでその時は諦めて昼ごはんを食べてました。
②スマホをロッカーに封印する
これは自習室で近くの席に座っている人の真似をしました。
教材をロッカーに取りに行く時以外はスマホを触ることがないので、「スマホを触っていて気付いたら30分経ってた…」なんてことはなかったです。
情熱タイマーなど勉強アプリは昔使ってた端末やタブレットにインストールして自習室に持ち込めば勉強時間も測ることができます。
(CPAには無料Wi-Fiがあるので)
③エナジードリンクを飲む
シンプルに覚醒します。
お金はかかりますが飲まなかったら1日10h勉強できないので仕方なく飲んでました。
4月~8月まで毎日飲んでました。体には悪いそうです。
・答練と本試験の違い・成功要因
全体として良かったこととしては出なさそうな論点はABでも切っていたことです。
過年度になるとカバーする知識の範囲が広くなります。
特に過年度免除なしだとAB論点だけでもかなり負担が大きいと思います。
自分は特に財理とか監査は暗記全て暗記できそうになかったので、出題傾向を分析して覚えないところを決めてました。
以下に各科目について主観で書いていきます。
財務会計論
計算は答練と似たような感じだったのでいつも通り解きました。
第3問のCFが簡単なのに6/10しかできなくて偏差値が凹んだので典型論点を取り切ることがどれだけ大事か実感しました。
一方で理論の量が答練よりかなり多くて時間配分が難しかったです。
大問〇〇から順番に解くみたいなのを各々決めていると思いますが、それ通りにやると時間がなくて典型論点を空欄にしてしまうという状況になりそうな出題でした。
問題の難易度を見て、解く順番を決めたほうがいいのでは?と思いました。
おそらく財理でキーワードを意識した答案が点数を引っ張ってくれてるので、1番時間を費やして良かったです。
管理会計論
覚えた理論を書くところがあまりなかったです。
管理会計分野の計算も予想通り典型問題ではなかったので対策しなくて良かったなと思いました。
原価計算分野は典型かつ答練でも見たことあるような出題だったので普段の学習がそのまま点数に反映されるような出題でした。
論対レジュメをしっかり回転させていたので典型では負けなかったです。
第2問が跳ねている理由は開示答案見るまでわからないのですみません。
監査論
レジュメや答練で見たことあるものからの出題が多かったです。
自分が監査論が苦手なのは応用が効かないからです。
苦手なりに典型論点の精度は高めていたので、そこで書き負けなかったです。
たまたま問題との相性が良かったのはありますが、最後まで諦めずに詰め込んでいた成果が出ました。
企業法
答練のような典型問題が本試験でそのまま出題されることはないですが、CPAの答練は質が高く感じました。
本試験で出題されそうな問い方をしてくるものも答練でありました。
第1問は青木先生が講義で言っている流れの問題だったので講義で習った流れで書けば点数が取れました。
第2問は民法を切ってたので全くわからなかったです。
それでも足切りにならなかったので、わからないなりに点数になりそうなことを書いてみる事も大事だなと思いました。
企業法は加点方式で採点されてるイメージで答案を書くといいらしいので、点数になりそうなポイントを普段から意識していて良かったです。
わかっているとは思いますが、さすがに答練の模範解答を丸暗記しても意味ないです。
租税法
理論は答練で出題されたものがほとんどなかったので現場対応でした。
計算も普段やってることがあまり出なかったので報われなかったです。
逆に、報われないなりに典型をしっかり取り切れば大丈夫だという事もわかりました。
これは個人的にずっと思っていた事で、どの講師か忘れましたが理論40分で書けるところを書いて計算を残り時間で解けと教わりました。
理論は初見問題の方が多く、いかにその場で条文を探せるかにかかっています。
それに計算もそれなりに演習していれば80分もかからないですよね。
なので、計算を60分で終わらせて理論に60分割くのがいいと思いました。
答練の理論を40分で終わらせることは可能ですが、本試験の最近の傾向では無理だと思います。
経営学
経営管理は答練と同じような出題だったのでいつも通りやりました。
記述も全部覚えるのは無理そうだったので、直近で出題されたものは切ってました。
昨年同様、速習レジュメでボーダーちょい上ぐらいでした。
コスパは良かったです。
財務管理は計算じゃなくて理論が多かったので難しかったです。
答練とは違う感じで手応えも感じられなかったです。
それでも例年通り一部は典型の計算が出てたのでそこを取り切れば守れそうな感じもしました。
個別問題集の回転よりはテキストの読み込みや答練を繰り返し解いて良かったなと思いました。
過年度・既卒専念のメンタル・モチベ維持方法
まずは自身の経験をお話しします。
過年度で1度学習したことがある論点をしたり、周りが働いているのに自分だけニートしていたり、色々しんどいですよね。
自分も1月2月はメンタルがぶっ壊れていました。
普段はポジティブ思考なんですけど、ずっとネガティブになっていて周りからも心配されるほどでした。
周りが卒業旅行に行く時期なんて本当に辛かったです。
新卒を捨てて本当に良かったのか、色々考え込む時期もありましたが自分が決めた道なので頑張るしかないです。
いつまでも落ち込んでいても仕方ないので色々作戦を考えてみました。
・同じような境遇の人の話を聞く
自分と同じく大学4年生で論文に落ちた人や、逆に過年度専念で合格した方にDMで色々お話ししました。
周りの友達が順調にキャリアを進めているのに自分だけ何も進んでいない事実が病む原因の1つでした。
同じような境遇の人とDMしたりするとしんどいのは自分だけではないと思えることができました。
合格者の話を聞くことで「この人のように頑張っていれば自分も合格できるのでは?」と思うと気持ちが楽になりました。
・時間のあまりかからない息抜き
何か自分にご褒美を設ける方が勉強のモチベが保てると思います。
だからといってご褒美を設けすぎても勉強時間が少なくなってしまうためバランスが難しいですよね。
自分は直前期でも月に1回だけ友達と焼肉を食べに行くことにしていました。
3月までは一応学生だったので半日だけ週1回遊んでいいことにしてました。
専念で自分は予備校に知り合いがいなかったので話すのは家族とか予備校の受付の人ぐらいでした。
友達と話す時間ってすごく貴重で楽しかったので、定期的に設けることでモチベを維持していました。
・簿記1級を取る
仮に会計士試験を撤退してしまうと何も残らないと思っていました。
しかし簿記1級を取ればそれなりに勉強した証明にもなるのと、撤退しても経理で雇ってくれそうですよね。
「最悪会計士試験が無理でも就職できるしいいや〜」って思うことができました。
もちろん本気で思っているわけではなく、将来の不安のことを考えないようにするためです。
実際に6月の簿記1級を受けて合格しましたが、気持ちは楽になりました。
・答練や模試で良い判定を取る
答練や模試で良い点数が取れたからと言って本試験で同じような点数が取れるかと言えばそうではないと思います。
しかし、答練で点数を取れているということは少なくとも典型論点では書き負けないという証拠になります。
少なくともそれは自信になるので良い判定を取ることに越したことはないです。
【最後に】
勉強期間が長引いているけれどもどうしても会計士試験に合格したい。
そんな方の精神的な助けに少しでもなればなという想いで書かせて頂きました。
勉強法はノートで伝えるのが難しそうなので発信してませんが、気になれば個別で聞いてください!
頑張って書いたのでよければ感想をDMで頂けると嬉しいです!!