ひな祭りと出生の秘密 なぜ私はこの日を選んだのか?
今日は、私の誕生日です。
私は子供の頃、4月3日という早い誕生日がとても嫌でした。
予定日は3月だったのに、この世に来たのは4月。
3月が良かったとよく母に言っていました。
私の生まれた故郷では、ひな祭りを旧暦でおこなうので、私の生まれた日4月3日はひな祭りです。
だから私はその日を選んだのでしょうか。
嫌だった理由は色々あり、当時は、整列する時には「生まれ順に並ぶ」ということがよくあり、私はいつも1番前でした。
「背の順」というのもありましたが、それでも1番前でした。
その日が入学式だったり、春休みで誕生日を皆に祝ってもらえないことも大きく関係していましたし、同学年の男子は皆、年下ということも気になりました。
せめて6月生まれとか、「普通がいい」と思っていました。高校生になって、4月2日生まれの友達ができ、ようやく私は2番になりました。
1番になることが嫌だったのかというとそうでもありません。
かけっこでは1番が良いと思っていましたし、勝負事には勝ちたい負けず嫌いです。
なのに誕生日で1番は嫌です。
今はどうかというと、やはり3月生まれへの憧れがあります。
誕生日占いなどを見ても、自分に当たっていない気がして、もしかしたら出生の秘密があって私は4月1日に生まれたので、可哀そうだから3日にしておいたのではないか?とずっと思っていました。
そういうことをやりかねない母だったので、母子手帳見せてと聞いたことがありますが、そんなのとっくにどっか行っちゃったと言います。
私がいつも1番前に立たされたことは、もしかするとリーダーシップを発揮しなさいというメッセージだったのかもしれません。
そして、その日がひな祭りであることは、女性として強く、優しく生きていくことを意味しているのかもしれません。
今日、私は自分に「おめでとう」と言い、これからの一年がさらに輝かしいものになるように願います。
今日もお聴きくださり有難うございました。
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