ケータイ業界(法人)はどこへ行く?⑨
みなさん こんにちは 4DL Technologies株式会社 CCOの荒巻順です。
今日は、4DLの名刺を持って初めてお客様先に伺っています。なかなか好感触で幸先いい感じです。HRC部門はとにかく銭を稼ぐコトを急がねばなりません。
抽象的な言い方ですが、答えが無い時代に「線形関数」で仮説を立てるほど危ないことはありません。
過去から現在の延長線上に答えは無いってことです。
と言うことは認定制度を、線形関数の考え方でスキルセットを設計して松竹梅、上中下と並べることに価値は薄くなってと思わざるを得ません。
もちろん、その受験をするための努力に価値はないと言う意味ではありません。そして、認定制度に価値がないと言う意味でもありません。
形式的な継続性そのままの制度ではダメだという話。そして、線形関数的な位置づけを続ける意味が本当にあるのかどうか検討しないとダメではないかと思っています。
そして、このあとの記事何回ほど後になるか判りませんが、通信キャリア側のルートマネージャーとの関わりも含め、スキルセットのみならずデザインコンセプトから設計を全面的にしないとダメでしょう。
この2つ(代理店法人スタッフと通信キャリアルートマネージャー)を同時に図面の上に並べて、コンパス回した全体最適の設計が必須だと本当に思います。
答えが無い時代ということは、一見「複雑系の時代」に突入したように思いますが、そんな難しい時代ととらえる必要はないでしょう。特に営業という営みでは。
まず、基本的なセオリーはあります。言い換えれば、答えの近似値はあるはずなんです。ただ、昔のやり方を知っているから、昔の考え方に慣れているから、新しい導き出し方がどうしても思いつかないとか、前例踏襲で安心してしまう。
それは、資格認定制度のどこに重きというか焦点を当てているかなんだと思います。。
制度を継続することや提供し続けること自体は間違ってはいないと思いますが、制度の根本的な設計思想が疲労を起こしているんですから、結果的に資格制度のスキルセットがズレている。その結果、実効性が薄れ目的がすり替わっていると言うことだと思います。
というような様々な角度や視点で仮説をもちより、議論をすべきではないかと言うはなしです。
それこそ、研修や認定で「仮説検証型の商談を身につけ、お客様の課題を探り当てていく。これが大事です」と言う話をしているが、制度そのものには新たな仮説をもち、検証をして改善に取り組まないのは本末転倒というか、紺屋の白袴は言いすぎでしょうか?
例えば、例えばですよ。仮説としてdocomo businessの代理店法人のコンペティターを3C分析のどこに置くかです。
中小企業をターゲットにするソリューションというお題目で活動している販社をどこに設定するかという話です。
有名どころではO商会さんなどです。もしくは根っこが似ているという意味ではKMOさんとかです。
そして、暴論のつもりではないのですがN東西も、間違いなくライバルでしょうdocomo businessの。ここに目をつむってはいけないことだと思います。
ホントは、ここを2024年に向かって、今年は通信キャリアさんと詰めていきたかったんですけど、残念ながらその土俵から私は降りてしまった。なので、違う形でいままでのお客様に貢献していくかを考えている次第。
では、どうすべきか。
スキルアップすれば、営業力があがるという単純な幻想は捨てる。昔の相関関係が成立していた状況が今もあるという認識から変えるべきでしょう。
たぶん、この辺は通信キャリアの方に、色々な営業データがありそのデータと資格認定時の様々なデータをつき合わせて分析はされているんだと思います。
データを前提に様々な打ち手を考えるのは間違いなくロジカルな進め方で、誰も否定はできない結論になると思います。
ただ、データで先が読めるのは「線形関数の時代」だけです。言い方を変えると右肩上がりの平時だけでしょう。
いまを平時と捉えるなら、相関関係の中で方向性を考えれば間違いがない。
通信キャリアと代理店の状況を見て、今は平時であると言える人はいますか?
どう考えても平時では無いですよね? 代理店のみならず、通信キャリアも。
ということで、長いけど、まだ書き散らかさせてください。
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