タピオカミルクティー
タピオカ粉って芋らしい。
インスタ映え間違いなしのげきえもドリンクだ。
芋もずいぶん出世したものだ。
遠い目をしている干し芋が目に浮かぶ。
同じ芋でも見せ方が違うだけでこんなに変わってくるとは。
胃に入れば同じくなのに、芋という見た目がダメなのだろうか。
同じようなことが麦でも言えるかもしれない。
小麦粉になってパンになれば煌びやかな姿を取れるが、そのままならば雑穀。
戦時中の匂いすら感じる。
そんなこと言えば干し芋はさらにそう。
生まれたままの姿では尖ったものも、一度細かくなって再構成すると一気に変わってくると言える。
これは人も同じで、生まれたままの姿では通用しなくても一度細かくなって再構成することで、元の人の素質のまま美味しい人になれるのかなと思った。