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相手も同じ人間なんだから

よくスポーツ漫画だとこのセリフの後に弱小校は惨敗を喫する。

そもそも相手も同じ人間なんだから、という時点で相手は自分らと全く違う生き物だと思っているのは疑いない。

10代の頃には感じたことがあるだろう。
テレビで活躍する同年代の人間を見た瞬間に。

甲子園で活躍するエースは同じ人間でなく、テレビの子役も同じ人間でもなく、学年一位の彼彼女も同じ人間ではない。

世の中同じ人間でないものばかり。



んなわけない。
それはもはやこんなこと考えてる本人が1番人間ではないのではないか?


という疑いをちゃんと忘れないようにしたい。



これが大人になると極めて近い人間にいだくようになる。

相手を自分とは違う何か大きな存在、と見るようになことは卒業したい。

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