どうしようもないPCを使えるPCにしたい ~その後 #2
前回の続きです。時系列に試していったことを書いていきます。
前回は、↓に
Zorin OSを試してみる
前回、Zorin OSを断念したのですが、その後、Zorin OS Coreがアップグレードして、最小メモリー1.5GBとなったため、Zorin OS Coreを試すことにしました。
システム要件は、こちら。最小メモリー 1.5GBは、魅力的に映ります。
インストール~起動
インストールは、Ubuntu系ですので、UbuntuやKubuntuとそう違いは、ありません。起動してみたのですが、どうも動作がKubuntuよりもっさりしているように感じます。
しばらく使用してみて、いくつかのアップデートを行いましたが、基本動作は、もっさりです。システムモニターを確認すると、↓のような感じです。
確かにメモリーは、1.1GB程度の使用ですが、CPU負荷が意外と大きいことがわかります。もっさりしている原因もCPU負荷率が高いことに起因しているのだと思います。
MUSTとWANTは、どうなのか?
MUST検証
ウェブブラウジングができること / 結論 : 〇
Google Chromeをインストールして確認しました。こちらは、特に問題になく起動しますが、やはり、もっさり感が…。
タブレットとして活用できること / 結論 : 〇
タッチパネルは、問題なく使用できます。日本語入力については、Kubuntu同様ですが、スクリーンキーボードは、Ubuntuのものが使用できるようで、その点は、Kubuntuより良いです。
Kubuntuでは、画面の自動回転ができませんでしたが、Zorin OSでは、対応しており、回転動作も良いと思います。
マルチタスクができること / 結論 : △ or ×
Libre Office起動時、フリーズを起こします。(待機していれば復帰します)
また、マルチタスクになった時、動作のもっさり感が増しますので、ちょっと難しいなと感じます。
WANT検証
YouTubeが見れること / 結論 : ×
メモリー起因ではないように見えましたが、動画1本全て視聴することは、できませんでした。
ゲームは、ブラウザゲーム程度ができること / 結論 : ×
ブラウザゲームは、Kubuntuの時と同様にソ連ゲームで検証しました。
結論から言うと、プレイ途中でブラックアウトして、OSが落ちました…。
OSが落ちたので、使えない判定です。
動作が軽いこと / 結論 : ×
正直なところ、全体的にもっさり動作するので、好感度は、下がります。
すでにKubuntuを試している状況なので、お世辞にも軽いとは、言えません。それでもWindowsよりは、やや軽いです。
画面が自動回転すること / 結論 : 〇
自動回転できないものと思っていましたが、すんなりと自動回転しました。
後でわかるのですが、デスクトップ環境の違いで、この辺りの仕様が異なるようです。
再起動時の動作が安定すること / 結論 : ×
ほぼ再起動をかけた時にフリーズ(?)しました。シャットダウン→起動についても、たまに立ち上がらない事もありましたので、判定は、×としました。
カメラが認識すること / 結論 : ×
この時点では、原因がわかっていない状態でした。ただ、Kubuntuでまぐれで認識してしまったという事実も有、×評価
Zorin OS Coreの結論
Kubuntuより良い部分 (画面の自動回転)もありましたが、正直、うーんという印象です。上記のMUST検証やWANT検証もそうですが、Zorin OSでは、カメラが全く認識しないという問題(後に原因がわかる)もありました。
そんな理由で自分的には、Zorin OSを使い続けるという結論になりませんでしたが、ちょっと試してみたいと思うことがでてきました。(続く)