![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148982277/rectangle_large_type_2_93721c26fac72a0bbd2494594225410a.jpeg?width=1200)
[USBメモリー比較] ショートタイプUSBメモリー 4モデル比較してみた
あまり取り上げてこなかったショートタイプ (トングル型)のUSBメモリー4モデルを比較していきます。出っ張りが少なく、挿したままでもOKなUSBメモリーの実力を比較していきます。
今回比較するUSBメモリー
今回、比較するモデルは、以前にレビューしたサンディスクのUltra Fitと国内ブランド2モデルと台湾ブランド1モデルの計4モデルとなります。
SanDisk Ultra Fit 32GB
サンディスクのUltra Fitは、Ultraシリーズの流れを組む、読出速度に優れた特徴のあるモデルです。2024年7月性能ランキングでは、19位と中間的な性能です。今回の比較では、このモデルがベンチマークになります。
BUFFALO RUF3-PS32G-BK 32GB
国内ブランド1つ目は、バッファローのRUF-PS32Gです。スペックについては、未公表です。今回比較したモデルで一番最小サイズになります。
ELECOM MF-USB3032GBK 32GB
続く国内ブランド2つ目は、エレコムのMF-USBです。プラグキャップがついてます。スペックについては、読出速度約110MB/sとなっています。
Silicon Power Jewel J06 64GB
台湾ブランドからは、シリコンパワーのJewel J06です。こちらもエレコム同様にプラグキャップがついています。スペックは、未公表です。
4モデル比較
3モデルの性能比較をするのですが、前提として、どれも速いという認識をお忘れなく見ていただきたいです。
4モデル性能比較
![](https://assets.st-note.com/img/1722092909925-3xhLeGPUef.jpg?width=1200)
読出速度で見ると、国内ブランド2モデル バッファロー、エレコムが速いです。ハイエンドクラスには、届かないものの、その下のクラス200MB/sグループに入る性能です。正直、ここまでの性能を持っているとは、想像していませんでした。
シリコンパワーは、シーケンシャル読出速度こそ、3モデルには、敵いませんが、ランダム速度性能を重視しているようで、ランダム速度に関しては、他より良いを結果を出しています。
サンディスクは、ベンチマークとして比較的バランスの取れた性能結果を有していると思います。
何を基準にして選ぶかで、選択肢が変わるなと感じ、甲乙つけがたい結果となりました。
ちょっと気になったのは、国内ブランド2モデル。検証結果がほぼ同一に近い数値だったこと。想像するにOEM先が同じなのかなと感じました。
4モデル外観比較
最初に気になるのは、ボディサイズだと思います。サイズは、小さい順からBUFFALO < ELECOM < Silicon Power < SanDiskとなります。
ボディは、4モデル共に基本的にプラ素材です。
ストラップホールは、バッファロー以外は、全てあります。
エレコム
ホールサイズが小さく、取付できるストラップがないのでは?
シリコンパワー
ちょっとストラップを選びそうなホールサイズです。
サンディスク
実用的なホールサイズかなと思います。
ここは、ボディサイズに影響しています。
あとは、特徴的だなと思った点。
エレコムとシリコンパワーには、プラグキャップがついています。
サンディスクは、キャップレスですが、それを前提としたデザインが施されており、マウス等のUSBレシーバーと明確に違いを出しています。
ここは、完全に好みだと思います。
つけっぱなしにしたい人には、キャップは、不要でしょうし、同様にストラップホールの有無も気にしないかもしれません。
4モデル価格比較
2024/7/27時点でのAmazon販売価格を基に算出します。
SanDisk Ultra Fit 32GB
販売価格 : 1,148円
1GBあたり : 35.88円/GB
BUFFALO RUF3-PS32G-BK 32GB
販売価格 : 1,455円
1GBあたり : 45.47円/GB
ELECOM MF-USB3032GBK 32GB
販売価格 : 1,264円
1GBあたり : 39.50円/GB
Silicon Power Jewel J06 64GB
販売価格 : 1,350円
1GBあたり : 21.09円/GB
購入しやすさでは、Ultra Fit。1GBあたりの単価が安いのは、Jewel J06となります。容量で考えるとJewel J06に軍配が上がるかと思います。
まとめ
邪魔にならないコンパクトなUSBメモリーを比較しましたが、思ったよりも性能が高いなと感じました。特に国内ブランド2機種は、上位グレードに匹敵するような性能も持ち合わせており、侮れない性能だと思います。
特にスティックOS (Linux等)にしたり、ブートドライブ (Clover EFI等)にしたりする時には、コンパクトなUSBメモリーは、良いかなと感じました。
反面、USBメモリー脱着が多い活用方法だと、小さすぎて脱着しづらいケースも想定されます。もうひとつは、小さすぎるが故の紛失リスクですね。
挿したままで活用したいという人には、4モデルどれをチョイスしても良いと思います。