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AI用PCを自作する

AIツールに適したPCを組み上げていくお話です。
新たにパーツ類を購入してというより、ストックしているパーツ類でAI用PCを仕立てていきます。

どのくらいのPCスペックがあればよいのか

今回、Chat RTXとStable Diffusionを試したいと考えているので、この2つが動くスペックを目指すことにします。

Chat RTX (Chat with RTX)

システム要件は、Windows 11でRAM 16GB以上、GPUは、RTX 30シリーズもしくは、40シリーズのVRAM 8GB以上です。公式のシステム要件は、↓

Stable Diffusion WebUI

適用範囲がだいぶ広い印象です。OSもWindows以外にもLinuxだったり、GPUもNVIDIAだけでなく、AMDやIntelも対象になっているようです。

調べてみると、Windows、NVIDIA GPUが動作環境としては、良さそうに見えます。 Chat RTXがこの組み合わせなので、こちらもその組み合わせで行こうと思います。

選択したPCパーツ

使用頻度の少ないパーツや遊休パーツを使用しますので、パーツの世代的には、ちょっと古いものを選択することになります。古いといってもきちんとAI用PCとして動作することが前提ですが。

ベースとなるPCは、Windows 11に対応している使用頻度が低いPCをAI専用PCにしていきます。

CPU : Intel Core i5 11400F

内蔵グラフィック無ですが、PL解除すると、結構、性能が良いと感じます。
10世代位からこのクラスのCPUは、良い性能だなと思います。

M/B : ASRock Z590 Pro4

RGB制御が…を除けば、何の不満ないM/Bです。Wi-FiとBluetoothは、別に取り付けします。↓リンクは、Z490ですが、ASRock Z590 Pro4です。

RAM : XPG SPECTRIX D80 8GB×4

今となっては、液冷とかいう変態?メモリーかも。2セット使用して 8GB×4の32GBで使用します。メモリーは、できるだけ積みたい派です。

SSD : Crucial CT500P1SSD8

ちょっと容量的に厳しいかもしれませんが、お試しの意味で500GB。
将来的に足りなくなったら、アップグレートします。

CPUクーラー : DeepCool GAMMAXX GT A-RGB

CPUは、あまり使用しないということで、クーラーもそれなりのものを。
元々、使用していたものを流用する形です。

PSU : CoolerMaster V1200 80Plus Platinum 1200W

タイムセールで購入し、ちょっとだけ使用して、ストックされていたものです。今回、GPU構成で再登板に至った次第です。

PCケース : NZXT H710

でかくて、重いケースですが、通気性は、以外といいかなと思うケースです。ただ、将来的に処分に困りそうなケースではある。

GPU1 : NVIDIA RTX 3090 24GB (MSI GAMING X TRIO)

元々、ディープラーニングやマシンラーニングがしたくて買ったものですが、購入時には、機械学習でGPUは、不要になりつつあったので、ストック行になったGPUです。

GPU2 : NVIDIA RTX 3090 24GB (Palit GameRock)

こちらも同様です。デュアルGPUにした時にどう変わるかを感じるためにつけていきます。↓リンクは、4090ですが、Palit RTX3090 Game Rockです。

OS : Windows 11 Home

OSも元々の構成であったWindows 11 Homeを継続使用します。Pro版でないといけなくなった場合は、アップグレードすればよいかな程度です。

Wi-Fi, Bluetooth : Intel AX200PCI-eカード

こちらも元々の構成です。M/BにWi-FiやBluetoothがないので、カードを追加しています。ATXマザーなので、何とか装着できます。

構成は、自作PCですし、特に何かを用意する必要は、なさそうです。
Stable Diffusionであれば、GPUもRTX 3060 12GBでも十分との事です。

組立工程は、丁寧な説明が出来そうにないので、省略します。
(自作PCで検索してみてください。)

まずは、この構成でインストールし、シングルGPUでの機能確認をしていこうと思います。

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