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[USBメモリー比較] USBメモリー最速モデル 2024
以前にTranscendの最速モデル比較記事を出しましたが、どうしてもサンディスク最速モデルとの比較をしてみたく、今回の記事になります。
USBメモリー最速モデルとは
最速モデルを突き詰めていくと、ポータブルSSDとの境目が正直、わからなくなってしまいますが、フラッシュドライブと謳っているモデルで最速を比較することにします。
SanDisk Extreme Pro 128GB
最初に取り上げるのは、サンディスクのExtreme Proです。128GBから1TBまで容量ラインアップがあり、読出速度最大420MB/s、書込速度最大380MB/sのサンディスクUSBメモリートップグレードです。
SanDisk Extreme Go 64GB
同じくサンディスクのExtreme Goです。容量ラインアップが64GBがあるというのは、他モデルと異なるところです。読出速度最大395MB/s、書込速度最大100MB/sの上位モデルです。
Transcend JetFlash 920 128GB
USBメモリースペックでは、最強と思われるトランセンド JetFlash 920です。読出速度最大420MB/s、書込速度最大400MB/sのトランセンドUSBメモリーのトップグレードです。
3モデル比較
3モデルの性能比較をするのですが、前提として、どれも速いという認識をお忘れなく見ていただきたいです。
3モデル性能比較
![](https://assets.st-note.com/img/1720919074040-WyXcPq9pFA.jpg?width=1200)
性能面で見ると、Extreme Goが劣っているように見えますが、検証では、ほぼカタログスペックに近い数値を出しています。一方、他2モデルは、読出速度は、カタログスペック通りなのですが、書込速度については、条件が異なるせいか、カタログスペックには、ちょっと届かない結果です。
とはいえ、トップグレードの2モデルは、SATA接続SSDに近い性能を持っており、使用していても、性能で不満に思う事は、無いと思います。
甲乙つけがた性能をExtreme ProとJetFlash 920は、持っています。
3モデル外観比較
サンディスクは、スライド式、トランセンドは、キャップ式です。
ここは、好みかなと思います。サイズが大きいのは、Extreme Proです。
ボディは、メタル素材を使用しており、高速モデルならではの、放熱対策がされています。使用後に本体が熱くなりますが、その時に触って、熱く感じないように配慮されているのは、サンディスクExtreme Goかなと思います。
この3モデルの中で、サンディスクExtreme Proのみがアクセスランプを装備しています。
3モデル価格比較
2024/7/14時点でのAmazon販売価格を基に算出します。
SanDisk Extreme Pro 128GB
販売価格 : 5,544円
1GBあたり : 43.31円/GB
SanDisk Extreme Go 64GB
販売価格 : 2,559円
1GBあたり : 39.98円/GB
Transcend JetFlash 920 128GB
販売価格 : 4,980円
1GBあたり : 38.91円/GB
購入しやすさでは、Extreme Go。1GBあたりの単価が安いのは、JetFlash 920となります。ただし、Extreme Goの容量を128GBにして比較すると、Extreme Goが1GBあたりの単価が安くなります。
まとめ
どのモデルも性能については、文句なく良いです。このクラスになると、ポータブルSSDとの比較になってしまうので、どうしてもSSDに対して、劣る面が見えてきてしまいます。しかし、ブートドライブで使用できる等のメリットもあるもの事実です。
USBメモリーは、速度が遅いという、概念を無くしてくれる性能を持ち合わせているという印象を持ちました。一方では、ポータブルSSDとの差別化という点では、ちょっと難しいなとも感じました。
性能と価格のバランスがとれているお買い得なモデルは、SanDisk Extreme Goかなと。性能は、トップモデルよりは、やや劣りますが、USBメモリーの中では、最速部類。価格も3モデルの中では、より低価格。
そういう結論になりそうです。