Mac miniをUbuntuサーバー化する #5
サーバー化するにあたって、躓いたり、困った事などを書いていきます。
今回は、Ubuntu Serverをインストールし、設定までのお話です。
Ubuntu Serverインストールでの出来事
OSのインストールは、何度も行っているので、そう難しいと感じませんでしたが、結構、躓きがありました。
ブートディスク選択を
Mac miniにUbuntu Serverをインストールするにあたって、ブートディスクを選択しなければなりませんが、前回、Ubuntu Desktopをインストールする時は、空のSSDにインストールをしたので、最初からブートディスク選択画面から始まりました。今回は、既にUbuntu Desktopが入っているので、この選択画面を出さなければいけません。
通常のMacであれば、以下の動作で入れるのですが…
困ったことに、Apple用は、ワイヤレスキーボードA1314 日本語しかなく、起動時に認識しないので、メニューにたどり着けません。
早速、積んだ状態になりつつありますが、Macサポート記事をよく読んでみると、Altキーでも可能な記述があり、普通にUSBキーボードを接続して、無事メニューを呼び出すことができました。
Ubuntu Serverのインストール
インストール自体は、WindowsやMac等とそう変わらないです。ただ、デスクトップ環境が無いので、ひたすら文字列を読む必要がありますが。
インストールは、無事終了しますが、デバイスが認識していなかったりしますので、アップデート完了まで行います。場合によっては、ネットワークが認識しない場合もありますので、USB LANアタブターもあった方が良いかもしれません。
アップデート関連のコマンドは、↓から。忘備録は、このためにまとめておいたものです。
ここまで実行完了すれば、SSH接続でも問題なくできると思います。
ポート設定の考え方について
ファイアウォール設定を色々と参考にさせていただいたのですが、個々の考え方があり、どのように設定しようか悩んだ部分でした。
特にポート設定については、デフォルト設定にするしないという部分は、非常に興味深いものでした。(両方の意見に一理あるので)
ただ、自分の知識と使用するシーンを考えた時、あまり複雑すぎても、メンテナンスする時に忘れている可能性もあることと、基本、公開するが、使途限定の公開なので、シンプルな形にしたいという考えにまとまりました。
開放するポートは、Group Officeを外部から使用できるように80のみ開放し、SSH接続は、基本LANから行うこととしました。
ファイアウォールの自動更新設定などは、前回紹介した記事を参考に設定を行い、最小限の設定で済ますことにしました。
様々な設定は、素人には、複雑すぎてめげてしまうので、必要な機能のみに絞り、知識レベルが上がったところで、再度、設定変更を行う方が良いかもしれません。