どうしようもないPCを使えるPCにしたい~その後 #8
前回の続きです。前回は、↓から
トラブルシューティング
デスクトップ環境が異なるUbuntu系OSでは、OS毎に違うトラブルが発生しました。そのあたりを自分の忘備録としてまとめていきます。
Wi-Fiを認識しない
症状の出たフレーバー : Zorin OS Core, Lubuntu, Xubuntu
解決策 : 有線LAN接続で解決。(Wi-Fi認識も含めて)
インストール時にネットワーク選択画面が出てこなった場合、有線LANを繋げましょう。インストール後、アップデートが済むまでは、有線LANで作業し、Firmwareをあて、その後、Wi-Fiネットワークに接続できるかを確認。
ログインパスワードを入力すると文字化けする
症状の出たフレーバー : Xubuntu, Zorin OS Lite (Xfce系)
解決策 : 一時対処として、テンキー付きキーボード接続
Xfce系のデスクトップ環境で発生しました。意味が分からず、あきらめたOSもありました。テンキーレスキーボードは、問題解消にひと手間必要です。
一時的な対処は、
1. テンキー付キーボードをPCに接続します。
2. NUM LOCKキーがオンになっていたら、オフにする
3. キー入力して、正常にタイプできているかを確認
ただ、毎回こうなってしまうため、設定変更する必要があります。
(設定変更は、個人の責任で行ってください。)
こちらのサイトを参考にさせていただき、設定を変更しました。(Xubuntu)
インストールしたバージョンは、Xubuntu 22.04でしたが、手順通りに作業して、NUM LOCKキーをデフォルトでオフすることができました。
内蔵カメラが認識しない - Intel AVSteram Camera 2500
症状の出たフレーバー : 全て
解決策 : 今のところ無し
Windowsタブレット用の内蔵カメラは、Linuxでは、残念ながらサポートされていません。有志の方が作成したFirmwareもありますが、今のところ、抜本的な解決に至っていないようです。
ソフトインストールTips
インストールメディアの作成 (Windows)
1 - Ubuntuフレーバーの配布サイトからisoファイルをダウンロードする
お好みのOSをダウンロードします。末尾にLTSのついた最新版が良いです。
2 - メディア書込ソフトをダウンロードする
isoファイルをUSBメモリーに書き込むためのソフトをダウンロードします。
著名なソフトウエアのリンクを2つ下に置いておきます。
一つ目は、Rufusです。Windowsのインストールメディア作成時に多く紹介されています。Ubuntuフレーバーでも使用可能です。
二つ目は、Universal USB Installer (UUI)です。Linux系のインストールメディア作成時に多く紹介されているソフトウエアです。ダウンロードリンクは、ページ中ほどにあります。
3 - USBメモリーを用意する (16GB以上あれば、OK)
ブランクもしくは、中のデータを消してしまっても良いUSBメモリーを用意します。容量は、16GB以上あれば、大丈夫です。無い場合は、少し容量に余裕があると、後々、使いまわしができたりします。
4 - インストールメディアの作成する
USBメモリーをPCにセットし、2で用意した書込みソフトを起動させます。ソフト起動後、書き込み先 = USBメモリー、書き込むファイル = 1でダウンロードしたファイルを選択し、書き込みを開始します。
しばらくすると、書き込みが終了し、インストールメディアが完成します。
Google Chromeインストール
インストール手順の記載がなかったり、調べるとコマンドを打ったりと面倒に思えますが、Ubuntuフレーバーには、大抵、標準のインストラーソフトがあるので、それを使用すると、楽にできます。
1 - インストールしたい.debファイルを右クリック
2 - "その他のアプリケーション"を選択 (最初から3が出る場合もあります)
3 - "ソフトウェアのインストール"を選択
4 - インストール開始
設定変更エディター (NANO)インストール
上の項目で文字化けの対応について書きましたが、その際に設定変更エディターソフトを使用しないと設定変更できません。標準では、インストールされていないので、インストール作業が必要です。下は、NANOのインストール手順です。
sudo apt-get install nano