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UbuntuでゲーミングPCを構築できるのか #7

UbuntuでゲーミングPCになるのか検証の番外編です。今回は、気になった事を検証していきます。前回は、↓から


気になることがあったので番外編

いくつかのゲームタイトルをプレイして、まとめようと当初考えていたのですが、プレイした中で気になることがあったので、調べようと思います。

メモリー喰いゲームは、OSを変えても同じなのか

Cities: Skylinesのプレイでメモリーを相当喰っていました。俗にいうメモリー喰いゲームは、OSを変更したら、どんな変化があるのかを調べます。

Cities: Skylinesプレイ中のメモリー消費

手持ちのゲームタイトルでメモリー喰いするタイトルは、これかなと。
マップ拡大する分、メモリーを消費していく。
車両を追加する分、メモリーを消費していく。
メモリー消費検証には、うってつけのゲームタイトルかもしれません。

メモリー消費ゲームタイトルは、Transport Fever 2です。
好きなゲームタイトルでありますが、Windows環境でのメモリー消費が…
推奨環境が今のUbuntu PCでギリギリな環境です。推奨環境は、↓です。

OS : Ubuntu 16.04 以上
CPU : Intel Core i7 4770K もしくは AMD Ryzen 5 1600
RAM : 16GB以上
GPU : NVIDIA Geforce GTX 1060 もしくは AMD Radeon RX580 4GB VRAM

まずは、ディスク容量確保

このUbuntu PCには、M.2 SSD 128GBとSATA SSD 500GBが接続されています。さすがに128GBでは、ディスク容量が厳しいので、SATA SSDにSteamのゲームタイトルを収納するようにします。

手順は、Windowsと変わらないと思います。まずは、Ubuntu側でSATA SSDをマウントしておきます。マウントが終わったら、以下の順番で進めます。

ダウンロード画面右上付近にある設定マークをクリック
STEAM設定のストレージをクリックします。
ストレージ右側のプルダウンメニューで追加したドライブを選択します
ドライブ選択後にドライブ設定で、このドライブをデフォルト設定にします。

デフォルト設定が終わると、ダウンロードされるファイルは、設定したドライブにインストールされます。既にインストール済タイトルを移行することもできます。

Windowsと異なる点は、起動すると、Steamのストレージ情報が消えてしまうので、Steam起動後に再度、ドライブを追加しなければならない点です。Steamのストレージ設定を再度、行えば、問題無いですが、手間です。
(デフォルト設定しても、シャットダウンすると、戻る)

プレイセット からゲーム起動まで

まずは、メモリー消費が大きいマップサイズ最大を選択。経営モードより、マップの重さを作成したいため、費用なしScript Modを選択しました。
他は、バニラでゲームをしてみます。

まずは、ゲームの読込からです。推奨許容範囲ですが、それなりにメモリー消費しています。どちらかというとCPU処理の方が気になりますが、起動時なので、問題ありません。
スクリーンショットを撮るためにウインドウモードでプレイしています。

メモリー使用量は、Ubuntu自体でだいたい4.7GB程度使用しています。ゲーム起動直後と同様位です。

ゲーム起動直後のシステムモニター

ゲームがロードされるにしたがってメモリー使用量は、当たり前ですが、増えていきます。ちなみにこの状態でMODを使用していません。ほぼバニラです。(資金無限のMODだけ適用)

ゲームロード完了直前のシステムモニター

ゲームがロードされると、ほぼバニラ状態で8GB程度メモリーを使用します。ゲームが進行すれば、多少、メモリー使用量が増えると思いますが、思ったより消費が控えめです。

MODを追加してみる

ここからは、MODを追加していき、メモリー使用量の変化を見ていくことにします。先に書いておきますが、こちらのMODも適合を厳密にチェックされます。Windowsで大丈夫だったMODでも、エラー、ゲームシャットダウンされる場合がありますので、ご注意を。

MOD数をどれくらい増やすとメモリー使用量が上がるのかを確認していきます。主に車両やホーム等の設備系MODを中心に足していきます。
最初は、MOD数30からです。

MODを30追加した時のシステムモニター

30追加した時点で、メモリー使用量が1GB上がりました。使用量が増える予想は、していましたが、いきなり増えるものなのかと。
次にMOD数を合計100にします。(70 MOD追加)

MODを100追加した時のシステムモニター

1GBくらい使用量が増えました。同様にMODを200にした場合と300にした場合、メモリー使用量の変化を見てみます。

MODを200追加した時のシステムモニター
MODを300追加した時のシステムモニター

それぞれメモリー使用量が増えています。MODにもよりますが、それなりにメモリーを消費します。

結論(?)

記事を書くペースとゲーム進行のペースがあっていないので、中間的な結果になってしまいますが、一旦、まとめます。
(このゲームは、進行していく中、特に街や地域が拡大するとメモリーを消費する)
メモリー喰いゲームの基本的な振る舞いは、OSを変更しても変わらないと思います。今のところ、思ったよりメモリー使用量が少ないなという印象です。これは、もう少し、ゲーム進行した中で変わってくるかもしれません。

もうひとつ思ったのは、PCスペック的に厳しいかもと思っていたのですが、殊の外、どのゲームタイトルでも動作に不満を持つこともありませんでした。ちょっと古いPCでもUbuntuなら、あとひと頑張りできるかもと。

PCスペック的に強いて言うなら、さすがにCPUクーラーがリテールというのは、厳しいかもしれないと感じています。(ゲーム起動時のCPU温度が80℃を一瞬超えました)

やっぱりゲーミングでのリテールクーラーは、厳しいかも

ゲームプレイは、しばらく継続してみようと思います。もし、変化等があれば、こちらに追記していきたいと思います。


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