【四柱推命】通変は簡単なようで奥が深い
四柱推命を少しでもやったことがある人であれば、
一度は聞いたことがあるのが通変です。
(通変星、変通星ともいう)
食神、劫財、正財、比肩などなど見聞きしたことありますか?
食神は持っていると、食に困らないって聞いたけど本当?
とかよく聞かれます。。。
そんなことないですけどねw
通変っていったい何モノ?
通変というのは、
日干(自分を示す十干のこと)から見た十干との関係性を示します。
十干と同じく10個あります。
(十干の関係性をみるんだから同然だろーw)
日干と同じ五行:比肩、劫財
日干が生じる五行:食神、傷官
日干が剋す五行:偏財、正財
日干を剋す五行:偏官、正官
日干を生じる五行:偏印、印綬
2つずつあるのは陰陽の違いです。
例えば、日干が甲の人からみて、甲は比肩、乙は劫財
といった感じで通変を表します。
う〜ん。簡単だと信じたい。。。
この通変にそれぞれどういった意味があるか
説明していきたいところですが、、、、
ゴールが見えなくなるのでいくつかご紹介します。
全部だとマラソン並みに長くなりますからね。
今回は財星(正財、偏財を合わせた呼び方)について
ご紹介いたします。
財星は、日干(自分)が剋す十干のことです。
(剋す・・・制御する、攻撃する、倒す)
つまり、自分が制御する存在が全て財星なのです。
名前に引っ張られてお金だけだと思っている人もいますが、
そんなことはありません。
四柱推命は男性社会で作られた学問ですので、
男性が女性を制することから、財星は従来から「妻」を示されてきました。
もちろんお金も自分が制御するモノですので、
含まれていると考えられます。
ただ、現代に示すと、果たして妻なのだろうか。。。
男性を尻に引いている女性も果たして、妻なのだろうか。。。
そんなことを考えていると1日が終わりますのでご注意ください。
通変の吉凶(良い要素と良くない要素)
四柱推命は陰陽思想を取り入れておりますので、
財星といってもお金が入ってくるだけではありません。
なんなら出ていくことも考えられるのです。
常に裏表があります。
財星はありすぎると制御できなくなり、
お金に振り回されてしまいます。
また財星を剋す日干が強い場合は、
使いすぎてしまうこともあるのです。
さらに五行ごとにも作用が変わってきます。
日干と財星の五行が異なる場合も作用は変わってくるのです。
奥が深いったらありゃしない。。。
そこまで話すと、あと3000文字は必要となるので、
今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
(なんか、ほぼ財の話しかしていませんが。。。)
ではでは、今回はこの辺りで終わりにします。
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