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職業病って美学じゃん

 こんにちは、はいるです。さちこの記事を読んで、二度と「こんにちわ」とは書かないと思うよ!今までも書いたことないけどね!
 今回のテーマは「職業病」。わたしの仕事についてはこの記事で書いたが、人事部としてあらゆる仕事をやる機会があるので、逆にこれといった職業病がないような気がしている。全然書ける気がしない。さちこのnoteを読めば、noteを開けば、noteの神様が降りてくるっしょ~!とか思ったけど全然降りてこない。降りてこないが締切は今週中。さて、書いてみよう。

余計な声が気になる

 仕事柄、人前に立って喋ることが多い。人前に立って喋るための研修も行った。その時に「あー」とか「えーっと」とかはなるべく言わないように、と習った。聞き手にとって邪魔な音を入れない、というのは地味だが大切だ。言いたくなったら黙る。黙ってる時間は良い間になる。

 だからなのか、喋っている時に、そういう口癖の人に出会うととにかく気になってしょうがない。「あっ、また『えー』って言った」と思ってしまう。話の内容より『えー』の回数を数えてしまう。

 同じような理由で「~だと思いますので、~してみてください」みたいな言い回しも気になる。前に立って喋るときは、自信を持って言い切り!が鉄則。
 だと思う、という自信のない言い回し。してみてください、という「一回くらいやってみてくれたらいいよ」みたいなニュアンス。本当に相手にそれをやらせたいのであれば、「~ですので、~しましょう!」って言い切ってくれないと気持ち悪い。

エネルギーの出しどころ

 人前に立って喋るとき。それは、相手に理解して、行動してもらわなきゃいけないときが大半だ。何か提案をするから、承認して欲しい。教育するから、理解して実践して欲しい。
 その時に大事なこと。覇気・抑揚・強調。エネルギーを出して喋ることだ。どこでそれをやれば、説得力が増すのか、考えながら喋っている。

 そういう場面で、「エネルギー皆無」で喋るひと。気になる。伝える気が???あるか?????本当にそんなんで動いてもらえると???思うか?????
 ......いやいや、こういうのが無くてもよい場面ももちろんある。受付対応とか、あんまりエネルギッシュだと怖い。穏やかに、滔々と喋るほうが良い。
 でも、曲りなりにもこの説明をする代表の人として前に立っているんだから、ね?もうちょっとエネルギー出そう?

 そういう人に、「もう少し抑揚や強調を......」と伝える場面もあるのだが、なかなか、難しいんだよね。出来ないひとは本当に出来ない。やる必要がないと思っているわけではなく、本当に「どうすればいいか」がわからない人も多い。そういう人に伝えれば伝えるほどうまく喋れなくなっちゃうので、最近はもうあえて気にしないぞ、と念じながら聞いてる。

 こういうことってどうやったら身につくのか?訓練すればそれなりに出来るようになると思うけど、もっと前の、子供の段階から、ある程度なにか決まってたりしないのだろうか。我が家の4歳の息子は現時点でめちゃくちゃエネルギッシュに喋る。これが成長過程で消えゆくこともあるのかな?

日常では気にならない

 日常会話で「えー」とか「あー」とか言われても全然気にならない。エネルギッシュじゃない喋り方する男の子とかむしろちょっと好き。
 それよりも、どちらかというと、仕事の場面のほうがむちゃくちゃ気になりますね。他社の営業の人とか、自社の他職種の人とか。え、この人本当に伝える気あるかな?とか。なに言ってるかまじでわからない......とか。そんなのわたしの仕事でやったら一発アウトだで?!って思うことが多い。余計なお世話だよね。

 でも他の仕事をしている人の、そういう職業病も、確かに聞いてみたい。それって癖もあるけど、その人なりの仕事の「美学」みたいなものだと思うので。皆さんの職業病はなんですか?もしよければ教えてください。


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はいるとさちこの交換エッセイ
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