ケツメイシの歌みたいな夏はどこ
9月突入!さちこです。前回のnoteを書いていて、ああ、今日は8月31日かー。小学生の時は夏休み最終日だったんだなー、と思いを馳せてしまいました。なので今回のテーマは「夏休みの思い出」。本当は惚気話を書きたいんですが、はいるに「ラジオのネタにとっとけ!」と言われたのでね。
ぐーたら最高
小学生の頃の夏休み、みなさん何をして過ごしていましたか。わたしはというと、ラジオ体操など一度も行かず、学校で開放されていたプールにも一度も行かず、思う存分ぐーたらしていた記憶しかない。共働きだった両親がいない家が最高に好きで、兄や友達と遊んで、お菓子食べて、ひたすらぐーたら。午前中は再放送の「スラムダンク」のアニメ、お昼は「大好き五つ子」、「キッズ・ウォー」を見ていた。
両親の実家も東京だったから田舎に帰るとかいうイベントもなし。旅行も行った記憶なし。当時もコロナ禍だったのか…?という過ごし方。
もちろん夏休みの宿題なんて計画的にできたことはない。小学生の頃は歯磨きカレンダー(歯を磨いたらその日のマスに色を塗る、みたいなやつ)を最終日に塗り絵のごとく一気に塗り、計算ドリルは答えを見てとりあえず埋め(たまに間違えておく)、自由研究はほぼ親の力で完成させる。朝顔も親に育ててもらっていたな…。そんな中で毎年めちゃくちゃ楽しみにしていたイベントがある。
生きててよかった
8月の終わり頃、わたしが通っていた小学校では夏祭りが開かれる。PTAやら地域の人たちが焼きそばとかかき氷とかいろいろな屋台を出して、校庭の真ん中にはやぐらができて、盆踊り。輪投げとかヨーヨー釣りももちろんある。しばらく会っていない友達に会えたり、ちょっと気になるあの人に会えたり。
ある年。母と、友達と、友達のお母さんの4人でお祭りへ。わたしは当時から好きだった焼き鳥(皮)を買ってベンチに座って食べていた。
あれっ。どうしよう。
と思って自分でどうにかしようとしたけど、どうにもできない。
どうしよう、どうしよう。声が出ない。息ができない。やっべー。やばい。死ぬ。死ぬの???いやだ!!!わたしは皮に殺されるの!!!???
なんとPTAのおっちゃんが焼いた皮は生焼けで、うまく噛みきれなかったわたしは喉に詰まらせて瀕死状態に。
さすがにもうだめだと思ったわたしは(どうやったか覚えてないけど)ヘルプを求めることができたらしい。
そしてここで友達のお母さんがわたしを逆さまにして、ぶんぶん上下に振って、皮を吐き出させてくれて、ことなきを得ました。超ファインプレー。(わたしの母はなにしてたんだろうか…)
本当に命の恩人で、友達のお母さんがいなかったらわたしは今これを書いていないかもしれない…。
惚気話がしたかったはずのわたしが提案した今回のテーマ「夏休みの思い出」、甘酸っぱい恋の話の一つや二つ繰り出すかと思いきや、まさかの皮を詰まらせて瀕死になった話。
でも間違いなくわたしの人生の中で1番の強烈な夏休みの思い出はこれ。
みなさんも皮を食べるときは心から気をつけてください。まじで。はいるの息子も。
ちなみに、それからというものの、今でも皮は苦手で自分では絶対に注文しない。完全にトラウマ。
おわりに
社会人になってからは夏休みなんてあってないようなもんだし、中学・高校は部活しかしてなかったし、大学はバイトしかしてなかったなあ。
はいるは「夏休みの思い出なんてねえ」と言っていたけどわたしの代わりに甘酸っぱいエピソードあればぜひ聞かせてください。