どっちに転んでも大丈夫
まずは懺悔からさせてほしい。締め切りを大幅に過ぎてから更新します。はいるです。これには訳があってだな。聞いて。言い訳だけ。聞いて。
師走が近づくに連れてわたしとさちこの仕事も忙しくなってきて、更新をはいる→さちこ→さちこ→はいる、の順にしてたらここまで3週間近く空いてるわけ。3週間ぶりに文章書くの、腰が重くてしんどいよ!(知らんがな)
ということで、しばらくはテーマを決めず、はいるとさちこが隔週で更新することにしました。いや、何事もトライアンドエラーだから。やってみて、改善していこうね。
前置きが長くなりました。ということでテーマなんてガン無視で、さちこと彼氏に会った報告を思い出がてら書き記すね。
さちこの彼氏に会うのなんて大学生ぶり。留学先の彼氏を紹介してもらった三軒茶屋。今でも覚えてる。さちこがトイレに行ってるときに「どこが好きなんですか?」って聞いたこと。なんて返ってきたかは忘れました。
世の中的に、親友の彼氏に会うってイベントはメジャーなのだろうか。少なくとも私は、さちこ以外に彼氏を結婚する以外で紹介された経験はない。紹介するほうは両方のことを知っているから良いとして、紹介されるほう?とくにポッと出の彼氏は、彼女とその15年来の親友に会う、ということをどういう心持ちで捉えているのか。わたしなら会いたくない。絶対値踏みされるじゃん。
結論からいうと、彼氏は普通にめちゃ人当りが良い普通に良い社会人だった。男の人と初対面で喋るとき、「嫌悪感を一度も感じることなく」対話が成立する、というのは、最低限のようでめちゃくちゃ高いハードルだと思っている。プライベートを詮索したり、自分の価値観に照らして意見を言ったり、美醜を判断したり。30年の人生の中で数多繰り返されてきた初対面の男性との出会い。身構えるように訓練された(そうせざるを得なかった)中で、さちこの彼氏は、それをしなかった。
さちこにとってわたしのお墨付きは不要だと思う、っていうか100%不要なのだが、まずそういう人がきた、という事実はわたしを安心させた。
付き合って3ヶ月の30過ぎのカップルを目の前にしたのは本当に初めてのことだったので、当たり前のようにお揃いの指輪をつけてデレデレ現れたときは頭叩いちゃおうかと思ったけどね。
でも、「恋をする」というのは、溢れ出てしまうものなのだ、とはっきり実感するには十分だった。彼氏がさちこのことを本当に大事そうに可愛くて仕方ないという目で見ている様子も、まだ本性出し切れてなくて口元押さえて控えめに笑うさちこのことも、これを恋と呼ばずしてなんと呼ぶのだろう、と思った。
決めることや譲ること、約束することや許すこと。
長く付き合う道のりには様々なことがあり、それを超えられるのか、いまのわたしが二人を見たところでなにもわからないけど。確かに二人が恋をしている様子はこの目でとらえたので。それこそが今回紹介してもらった意義のように思います。その後の様々は、いったんそのへんにポイって置いておこうね★そういえるお気楽さが、付き合って3ヶ月にはある。いまを大切に、絶対楽しんで欲しい。
結局この日は慣れない環境にさちこもわたしも緊張したのか、さちこは帰りに彼氏と離れ自分の家に帰ることになって号泣&記憶喪失、わたしはさちこをなんとかタクシーで家まで送り届けたあとアルコール中毒一歩手前で三連休の最終日のほとんどを過呼吸と嘔吐で終える、という超絶格好悪い形で幕を閉じました。30歳でこんなことやってるってどうかしてる。でもそれも思い出です。
二人がもし結婚したらこのことをスピーチで話すからね~!
もし別れたら、別れのnoteにこのリンク貼って振り返りしようね~!
だからさちこ、どっちに転んでもだいじょうぶだからね~!