ストレスを極限まで減らしたクリニック開業
開業医の3大ストレスは、
売上
雇用
患者トラブル
ではないでしょうか?
これらを最小限にすれば、理論上ストレスフリーな経営スタイルが実現しやすくなります。
実際にそのような開業形態をとる先生が私の周りでも何人かおられます。
今回は、もし私がストレスフリー開業するとしたら…という視点で考えてみます。
まず広いスペースは要らないので、月に25万ほどのテナントを借ります。
受付、診察室、手術室があればOKです。
スタッフは雇わないか、雇うとしても親族のみで構成します。
予約は1ヶ月先までしか受けないようにします。
診療時間や週休何日にするかは自由に決めます。
まず売上は、自分の分を稼げればOK。
雇用の悩みなし。
患者さんとのトラブルは、完全予約制で待ち時間を減らし、「価格帯」や「地域」である程度客層を絞ることで調整します。
この方法のデメリットは、
スケールしない
スタッフからの超過利潤が得られない
さらに孤独になる
影響力が低い
等でしょうか。
あと。知名度の低い先生なら、集客が難しいかもしれません。
ということで、
まずは5年ほど普通に開業して、そのあと、ファンがついたら間口を絞って、予約のとれない寿司屋みたいに、ブランド感だすのも良いのかなと思ったり…。
完全に私見ですが、
Z世代の多くは
仕事で注意されたら、突然休み
2人に注意されたら、その翌日に退職するほどレジリエンスが低いです。
モチベーションや仕事の質も期待できません。
これからその世代が中堅になってくれば、私は雇用を維持できる自信がありません。
急に退職されて業務がまわらなくなるリスク
グッとこらえて優しく指導するストレス
自分以外の人件費を稼ぐ必要性
要は「人と金」のリスクを極限まで減らしたクリニックや他事業が主流になる日はそう遠くないと考えています。
今はもう少し、若者を育てて、業者主催のセミナー講師や技術指導医を引き受けて、地域に貢献します。
Xデーは次のパンデミックの時と考えてます。
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