クリニックを高く売却するためには
先日、M&A会社の経営者さんとお会いしたときに、クリニック売却について伺いました。
【自分が産み出したクリニックの終わりは、やはり自分で決めたい】
という思いは誰しもあるのではないでしょうか。
私が売りたいと思う時は、人が辞めるときと、業務に飽きたとき。
でも売却するに当たって大事なのは、
【売却してどうするか】を決めることだそうです。
私は特にやりたいことはまだ見つかっていませんが、手術に使う鋼製小物などを開発する仕事なんかやりたいですね。
そして、いずれ売却を視野にいれるなら、2007年以前に設立された「持ち分あり医療法人」の法人格を買い取り、そこに資産を蓄えていくことがポイントです。
なぜなら、2007年以降に設立された「持ち分なし医療法人」では、譲渡益に対し、55%課税になるが、「持ち分あり医療法人」なら譲渡益に対し約20%課税と低くなるというのが理由です。
持ち分なしの場合、退職金をうまく活用していくのがベストかもしれません。
出口を意識して計画的に経営していくことの大切さを知りました。
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