脱資本主義
ふと哲学的なことを考える。
最近はそういう本を読むことが多いからだ。
経済的に豊かになって、ものが溢れた先進国では、少子化が起こる。
そして日本ではさらに、若者の死因の1位は自殺という異常な事態となっている。
資本主義を突き詰めるということは、お金が絶対の価値をもってしまっているということ。
お金を持つ人が正しくて、持たない人が間違ってる。
もしくは、
お金を持てば幸せで、持たない人が不幸。
そういう極端な価値観を持ってしまっている。
産まれたときからそんなルールだから。
しかしお金がいくらあっても幸せにはたどり着けないのが現実。
これが資本主義の限界。
それではお金に頼らず、幸せを手に入れるためにはどうすればいいのか。
それは、
原点に戻り、物々交換で暮らすこと
価値は金額ではからず、そして見返りも期待しないで、良心に従って施すのだ。
そうすることで、アイデンティティやセルフエフィカシーの向上、繋がりの強化が起こる。
何よりも資本主義を支配している上の層に税金を払う必要がない。
国民負担率50%は、自分の労働時間の半分を使途不明金として奪われていることと同じ。
それならば、提供者と消費者が目に見える形で喜びを伝えあえるほうがよっぽどいい。
むしろそれしか生き残る道はないだろう。
気づく人が増えても、こういう動きはマスコミには取り上げられないだろうけど。